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驚くべき物理学の事実 - 私たちの住む宇宙がこうなっていること


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驚くべき物理学の事実 - 私たちの住む宇宙がこうなっていること

(図 Bakground Pixabay)

 

物理学と書くと難しそうですが、これは自然現象を理解するための努力です。自然現象や実験で観測されることだけを真実として受け止め、それがどのような仕組みなのかを説明するために仮説を立てて、理論化します。なので、実験事実や観測事実を伴わない理論は、仮説のままです。

理論が上手に自然を説明できると、実験や観測がされていない現象の予測ができたり、応用として科学技術/産業発展にもつながります。

 

この宇宙で起こっていることの一部を、数式を使わないで、言葉で表現されたものがあげられています。

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Reality Beyond Matter さんのフェイスブック・ページへの投稿から

 

驚くべき物理学の事実:

  1. 重力は、光速で伝わります。
  2. 時間は、光速やブラックホールの内側で止まります。
  3. 宇宙の96%は、私達が理解できない何かで構成されています。
  4. 原子は、99.99999999999996%の何もない空っぽの空間でできています。
  5. 電子は反発するために、実際には何も触れません。
  6. 重力があると、光路が曲がります。
  7. 過去、現在、未来は単なる幻想です。 時間は相対的です。
  8. 観測は、現実に影響を及ぼします (量子物理学による)。

 

----- 出典 -----

Reality Beyond Matter さんは、フェイスブック・ページも含めて、残念ながら関連するウエブ・サイトも総て閉鎖されてしまいました。

 

 

----- この投稿を読んで -----

こうしたトピックでは、日常生活での経験と比較できない部分が分かりにくく、だからこそ取り上げられます。

例えば、光については、「電気を点ければ瞬間的に明るくなり、何があるのか見える」日常経験と、宇宙スケールの事情は異なります。 

  • 10光年離れた天体(銀河や、恒星や... )から地球に届く光は、10年前に放たれたものです。私達は10年前の出来事を天文観測して記録していることになります。
  • 火星と地球の間で、電波(電磁波、光と同じ)の交信をすると、約片道3分、往復で約6分かかります。地球から火星を天文観測して記録できることは、約3分前の出来事です。

 

----- パズルのピース -----

関連する/関連しそうな内容のトピックをこれまでに取り上げていますので、そのリンクをざっと挙げておきます。

 

1. 重力は、光速で伝わります - 宇宙の制限速度

 

2. 時間は、光速やブラックホールの内側で止まります - 相対性理論

 

3. 宇宙の96%は、私達が理解できない何かで構成されています - 素粒子論/宇宙物理学

 

4. 原子は、99.99999999999996%の何もない空っぽの空間でできています - 量子力学

 

5. 電子は反発するために、実際には何も触れません - 高エネルギー物理学/素粒子

 

6. 重力があると、光路が曲がります - 相対性理論

 

7. 過去、現在、未来は単なる幻想です。 時間は相対的です - 相対性理論

 

8. 観測は、現実に影響を及ぼします (量子物理学による) - 量子力学