トランプ、トランプ、バイデンの議会スピーチ評価が低い－ 2021

(図 Biden rally at Bowie State University (52485660899) ウィキメディア経由CC2.0 クレジットElvert Barnes)

ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領は、水曜日(2021/04/28)の夜、公式には一般教書演説(State of the Union address)ではなかった合同会議(Joint Session of Congress)での最初の演説を行いました。そこで彼は、米国の将来について構想している政治的議題を明らかにしました。しかし、大統領の演説の評価は 28年ぶりの低水準に達し、ドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の以前の議会演説を見た視聴者の数と比較して、パフォーマンスは大幅に低下した、とフォクス・ニュース(Fox News)紙の数字は言っています。

伝えられるところによれば、16局のネットワークで決定されたニールセン視聴率(Nielsen ratings)によれば、バイデン氏は議会での最初の演説で2,690万人だけの視聴者獲得でした。

それに引き換え、トランプ氏は、2016年に最初に大統領に選出された後に、初めて行った一般教書演説で4,800万人以上の視聴者を集めました。2020年の議会での彼の最も視聴されていない共同演説の間でさえ、前大統領は依然として3,700万人の視聴者を獲得しています。これはバイデン氏が見たよりも1,000万人多いです。

(Fig.1) ドナルド・トランプ前大統領は、2019 年の一般教書演説を議会に提出します

バイデン氏は議会合同会議で次のように伝えました。彼の今後4年間の政治目標の1つは、1.8兆ドルの「アメリカン・ファミリー・プラン」で、無料のコミュニティカレッジ、ユニバーサルPre-K、無料の育児、それとその他の数十の関連する変更を承諾しています。

バイデン氏は、最新の大規模な支出提案に加えて、2 兆ドル規模の「アメリカン・ジョブズ・プラン」というインフラ計画を推進する機会を得ました。これは、建設、輸送、メディケアの拡大、製造、最低賃金を時給 15 ドルに引き上げることなど、いくつかの行動項目を優先しています。皮肉なことに、製造を増やすというバイデンの決定は、キーストーンXLパイプライン(Keystone XL pipeline)の建設をキャンセル－ 11,000人以上の雇用が即座に失われました－した後でした。

その総てを支払うために、大統領は、年間100万ドル以上を稼ぐ人に対して、キャピタル・ゲイン税(capital gains taxes)の追加税を含めて43.4％に引き上げることを約束しました。バイデン氏はスピーチの中で、年間40万ドル未満の個人に対するキャピタル・ゲイン税を引き上げる予定はないことを明らかにしました。

「私達は、より良い再建を行うだけでなく、それ以上のことをしなければなりません。私達より良い再建をしなければなりません」と、大統領は、彼の破られた選挙公約について言及することを怠って言いました。

大統領は3月にアメリカ人に送られた1,400ドルの激励小切手を宣伝しましたが、彼は、トランプが最初に提案した2,000ドルという当初の約束について、おとり商法(bait-and-switch)については話しませんでした。

バイデン氏はまた、彼自身の党のメンバーによる批判にもかかわらず、南の国境で進行中の移民危機への対処を怠りました。「私達はこれに対処しなければなりません」と、アリゾナ州(Ariz)民主党の上院議員のマーク・ケリー(Mark Kelly)上院議員は言いました。「そして、現在本当に苦しんでいるアリゾナの町ではありえません」と、彼は木曜日のインタビューで付け加えました。「それは連邦政府(federal government)の問題です。」

大統領は、生涯のほとんどをアメリカで育ち、住んでいた何百万人もの夢想家に恩赦を求めましたが、バイデン氏は国境の[不法入国者が押し寄せる]大波を完全に無視しました。

トランプ氏の議会への以前の演説は、バイデン氏の演説を大幅に上回っていましたが、特に国境警備に関しては、彼のすべての選挙公約について明確でした。前大統領は、不法移民を容認せず、米国(US)とメキシコ(Mexico)の間に壁を築くことでそれを解決することを明らかにしました。

おそらく、トランプ氏の議題に対する大きな熱意が、バイデン氏の投票率の低さに比べ、彼の評価をたいそう高くした理由です。

----- 出典 -----

TRUMP TRUMPS BIDEN’S LOW CONGRESSIONAL SPEECH RATINGS | RSBN

----- 2021/04/29公開の記事を読んで -----

元記事が掲載終了したこともあってのアーカイブの１つです。この頃は、パンデックとこのトピックをピックアップする機会が多かった時期です。なおパンデミック関係はその必要性から先行アーカイブしています。

ご存知の通り、大統領選挙2020は米国民のおおよそ半数に遺恨を残す結果となったのではないでしょうか。バイデンさんの人気の無さをフォーカスするものをよく見ます。

そして、これからどうなるのでしょう ... そうして、結果は宇国VS露国でしたし、これの経済への影響は長引きそうです。

日本では、軍事費増強&増税になりそうだというありさまです。

----- パズルのピース -----

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