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上手くゆきます:新研究は瞑想、ヨガ、祈りが人の身体にできることを概説


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上手くゆきます:新研究は瞑想、ヨガ、祈りが人の身体にできることを概説

(図 Bryce Canyon Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

瞑想とヨガの医学的な効能は、今や科学文献でしっかりと確立されています。ハーバード大学(Harvard)の研究者からもたらされた問題で、浮上する最新の研究の1つは、マサチューセッツ総合病院(Massachusetts General Hospital、MGH)で働いています。彼らは、たった8週間で、瞑想が文字通り脳の灰白質を再構築すると判断しました。それは次のことを記録した最初の研究です。瞑想は、時間の経過とともに脳の灰白質に変化をもたらします。(1)

別の有望な研究が、最近、マサチューセッツ総合病院(MGH)や、ベス・イスラエル・ディーコネス・メディカル・センター(Beth Israel Deaconess Medical Center、BIDMC)のベンソン=ヘンリー心身医学研究所(Benson-Henry Institute for Mind Body Medicine)から出てきました。これらの研究者達は、過敏性腸症候群(Irritable Bowel Syndrome、IBS)および炎症性腸疾患(Inflammatory Bowel Disease、IBD)の患者で「弛緩反応(relaxation response)」の使用を検討した最初の研究を実施し、そしてあらゆる障害のある個人の弛緩反応のゲノム効果を最初に調査しました。レポートは、PLOS-ONE誌に掲載されました。(source)

「祈り」や「遠隔ヒーリング」に関しては、- 身体のシステムに人間の注意を向けます - 、さらなる調査が必要な重要な結果が得られました。心因性の(psychic)現象の研究を報告する査読付きジャーナル記事の、ダウンロード可能な選択されたリストについて、主に21世紀に公開されたものは、コチラをクリックしてください。

ハートマス研究所(HeartMath Institute)の科学者達は、次のことを実証しています。人が本当に気分が良く、愛、謝意と感謝のような肯定的な感情に満ちているとき、彼らの心臓は、電磁場で暗号に書き直された別のメッセージを打ち、それが身体全体での健康に良い影響を与えます。詳細については、コチラをご覧ください。

人間の意識(思考、感覚、情緒、知覚、意図)に関連する要因は、肉体的な世界にどのように影響しそして相互作用するかを理解するために、長い間研究されてきました。詳細については、コチラをご覧ください。

 

人間の健康について瞑想、ヨガ、祈りの力

瞑想、ヨガ、祈りは総て(医学用語で)「弛緩反応テクニック」と呼ばれるカテゴリーにグループ化されます。これらのテクニックは、次のことを明確に示すいくつかの研究の対象となっています。正規の実践は、心拍数、血圧、ストレス、不安、酸素消費量などの生理学的(physiologic)要因に直接影響します。これは、40年以上前に、ベンソン=ヘンリー研究所(Benson-Henry Institute)の名誉教授で、この記事で紹介した論文の共著者のハーバート・ベンソン(Herbert Benson)氏により最初に説明されました。

心身医学のための、技術評価研究所(Institute for Technology Assessment)とベンソン=ヘンリー研究所(BHI)からの、ハーバード大学所属のマサチューセッツ総合病院の新しい研究は、次のことを発見しました。「弛緩反応プログラム」に参加している人々は、彼らが前年に使用した数と比較して、参加した翌年に、実際により少ない医療サービス(health care services)を利用しました。

ハーバード公報は、瞑想、ヨガ、祈りなどの弛緩反応テクニックにより、医療サービスの必要性を43%削減できると報告しています。

「私達の研究の主な発見は、次のことです。弛緩反応を引き出すように患者を訓練する 特にBHIで教えられたプログラムは、また、医療の利用を劇的に減らすことができます…. これらのプログラムは健康を促進し、私達の環境が限られた医療資源の中で、最小限のコストかつ実際のリスクなしに健康のデリバリー・システムの負担を軽減する可能性があります。」 - ジェームズE.スタール(James E. Stahl)、この研究の主著者

 

この研究は先週火曜日にPLOS ONE誌に掲載されました。

 

それで、研究チームは、現代の医療技術で、心身介入の影響をどのように分析したのでしょうか。彼らは、ベンソン=ヘンリー研究所(BHI)の弛緩反応の回復力(Resiliency)プログラムに、過去8年間に参加している人々に関するデータを収集しました。4,000人以上の参加者を分析し、それをほぼ1万4,000人の対照グループと比較した結果で(他の要因も考慮に入れながら - 詳細については研究を読んでください)、リレーションシップ・プログラムに参加している参加者は、プロジェクトへの参加後1年以上で通常の医療サービスを使用するようになったとき、平均43%の削減を示しました。

「私は、このように考えています:健康(wellness)には多くの門がありますが、しかし、誰もが与えられた時間に、特定の門をくぐる準備ができているわけではありません。公衆衛生の観点から、これらのツールを、通常の設定で人々に提供する準備をする方が、彼らがこれらの介入を探すのを待つよりも、より良いです。そのため、心身の介入 - 低コストで、本質的にリスクがない - は、おそらく定期的な予防ケアに組み込まれるべきだと感じています。」- ハーバート・ベンソン(Herbert Benson)、ベンソン=ヘンリー研究所(BHI)の創設者および名誉ディレクターで、この現在の研究の共著者

 

瞑想 / ヨガの祈りのテクニック

個人的に、瞑想についての一般的な誤解は、次のことだと考えています。瞑想は特別な方法で行わなければなりませんし、または、あなたは特定の位置に座らなければなりません。あなたがしなければならないことは、あなたにとって最も快適な位置にあなた自身を置き、あなたは吸ったり吐いたりの呼吸に集中することです。それは、あなたの心を空にしようとすることではなく、「感覚や感情、そして心の状態の非判断認識」を開発することです(source)。あなたの考えや感情を行き来させてから、そうして呼吸に集中を戻します。考えないように自分に言うことは、逆の効果のみを生成するだけですが、しかし、それらの考えのために、あなたは感じ方と応答の仕方を選択することに取り組むことができます。瞑想は心の状態に似ています。それは次の点です。一部の人は、実際に瞑想することのない瞑想者によく見られるのと同じ脳波周波数を、生成する能力を持っているかもしれません。その一方で、瞑想の熱心な学生がたくさんおり、彼らはこの古代の習慣に専念して毎日何時間も過ごしています。

もしも、あなたが瞑想の経験があまりなく、試してみたいのならば、あなたは瞑想に関するアドバイスやヒントを提供するトピックに関する記事の一部をチェックできます。こちらでいくつかのガイド付き瞑想を見つけてください。

ヨガに関する限り、コチラに初心者向けの20分間のヨガのクラスがあります。そして、こちらに、ヨガに関するより多くの指導と情報を提供するために私たちが書いた記事のリストがあります。

 

 

----- 出典 -----

(掲載終了した元記事のウェブ保存版)

It Works: New Study Outlines What Meditation, Yoga, & Prayer Can Do To The Human Body | Collective Evolution

(同様な記事)

awaken.comwww.tundeworld.com

 

----- 2016/01/16公開の記事を読んで -----

意識と呼んでいるものは、何なのか ? ? ?

意識は、機能している肉体への影響も大きく、健康に保つことも、蝕むことにもなるようです。「病は気から...」そのものの様です。

医学的な視点に立って見れば、脳の灰白質の発達と深い関連性があることが分かっているとのことで、その開発の手段としては瞑想や祈り、ヨガなどがクローズアップされています。

多少の練習は必要なのかもしれませんが、それだけで、薬物漬けの医学から解放される日が来るのならば大きな恩恵です。

 

----- パズルのピース -----

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