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NASAは、エイリアン生命体が既に地球を訪れたのかもしれないと言う


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NASAは、エイリアン生命体が既に地球を訪れたのかもしれないと言う

(図 Fantasy Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

それで、エイリアンは私達の中を歩いているのでしょうか。おそらく。NASAの知能システム事業部(Intelligent Systems Division)で働いているシルバノP.コロンバノ(Silvano P. Colombano)氏によれば、地球外生命体は既に私達の惑星を訪れたことがあるかもしれませんが、私達が気付かなかっただけです、とのことです。

 

コロンバノ氏によれば、宇宙からの訪問者受け入れの背後にある現在の考え方は、狭すぎます。他の非炭素ベースの生命体がすでに地球に行ったことがあるかもしれないと、彼は提示しました。私達は、炭素ベースのものを探すのに忙しすぎたので、気付かなかっただけです、とのことです。

「デコーディング・エイリアン知的生命体のワークショップ(Decoding Alien Intelligence Workshop)」で発表された論文の中で、コロンバノ氏は次のように書いています:

宇宙全体の生命の起源に関わっているかもしれない要素の、かなり一般的な存在を考えると、「私達が知っているように」生命が少なくとも共通の出発点だったことは合理的な仮定ですが、しかし、しかし私達の生命の形と知性は、進化を続ける上での小さな第一歩に過ぎないかもしれません。それは、私達のものよりはるかに優れていて、もはや炭素の「機械」に基づいていない知性の形を、生み出すかもしれません。

 

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(図 VLA Pixabay)  (Fig.1) パラボラ

 

彼は付加えました:

私は、次の事実を指摘したいだけです。私達が見つけるかもしれない知性、そしてそれは私達を見つけることを選択するかもしれません、(それがまだないのならば) 私達のような炭素ベースの生物によって全く作られないのかもしれません。

コロンバノ氏、次のように提示しています。人間がコンピュータで「超知性(super-intelligence)」を開発し、それらと共生するようになったのと同じように、エイリアン生命体もまた、彼らの元々の姿形を過ぎたところまで進化したのかもしれません。

彼はまた次のように提示します。星間旅行の知識があれば、典型的な寿命はもはや制限とはならず、そしてすでに地球を訪れたかもしれない「探検家」のサイズは、「極めて小さな超知能の実態(entity)のことかもしれません。」

コロンバノ氏はまた、次のように考えています。私達自身のもの(炭素ベースのもの)に似たエイリアン生命体を探している間、「私達は、自分達の仮定にもっと柔軟になる必要があります。」

 

彼は言います:

その理由は、生命が私達のものと同じ条件で発生した可能性が最も高い、と仮定することは依然として合理的で保守的ですが、潜在的な進化における大きな時間差は、「マッチング(matching)する」テクノロジーの可能性をとても低くします。

NASAの科学者は、将来の宇宙と宇宙探査の研究に、人々がどのようにして取り組むのか再考を求めました。

例えば、物理学者達は現在の理論に基づいたまま、「思索的な物理学」に従事することができます。それは「時空とエネルギーの性質について可能性を伸ばす」ことを目的とするでしょう。

彼はまた、テクノロジー、特に人工知能(Artificial Intelligence)の進化、そして「生物と機械の共生」の探求の必要を示しています。科学者はまた、コミュニケーションをとる方法を含めてエイリアンの生命体の仮定された理解を、私達は再考する必要があることを提案します。例えば、電波は、地球外の社会にとって時代遅れになっているかもしれません。

それはあるかもしれません。エイリアンは既に地球を訪れ、私達を一目見てまた空に向けて出発しました。あるいは、彼らはまだここに居り、私達は彼らとコミュニケーションをとる能力やテクノロジーがないだけです…いまだ。

 

 

----- 出典 -----

NASA SAYS ALIEN LIFE MAY HAVE ALREADY VISITED EARTH」は、掲載終了しております。

(参考記事)

www.nzherald.co.nzwww.standard.co.ukwww.news.com.auwww.dnaindia.com

 

----- 2018/12公開の記事を読んで -----

恒星間を駆け巡る文明になったとき、人類はどのような姿になっているのでしょうか。エイリアンと呼んでいるものが、既に恒星間旅行をしている存在ならば、どうでしょうか。

それはカーボン・ベースの有機物の生命でしょうか、それともシリコン・ベースの生命? (アンドロイド)でしょうか。それとも、これらの中間のサイボーグとか、バイオ素材のロボットでしょうか。ヒューマノイドなのか、そうではないのか、科学的にさまざまな発想ができそうです。

今でこそペンタゴンが認めたUAP/UFOですが、その運動Gにまとも耐えられる動物は地球上にいるのでしょうか。このことだけでも、私達の知り得ない技術が必要そうです。

私達にはサイエンス・フィクションでしかあり得ない事が、既に現実なのかもしれません。

 

----- パズルのピース -----

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