HiPOD 2019年10月14日:火星のゲームボード(ESP_060791_2550)
HiPOD 2019年10月14日:火星のゲームボード(ESP_060791_2550)
(Fig.0) ESP_060791_2550 WALLPAPER クレジットNASA/JPL/UArizona
MROが最近とらえた写真です。わずか43秒ですが解説ビデオが作られています。とても関心が高いことがわかります。
(0:43) 2019/10/14
- 【ビデオの説明】
この画像は、火星の北極で、氷に富む層状堆積物を取り巻く砂海の近くの地域を示しています。
火星の北半球の春です
極地はまだ季節の二酸化炭素の霜(ドライアイス)で覆われています
この画像は、水が豊富な氷の層状堆積物を取り囲んでいる砂の海の近くの領域を示しています
この多くのバンプ[こぶ]は、直径100メートル未満の砂丘です
ほとんどが季節的な霜で覆われています
人工的に見える方法で現れます
ですが、この地域の風パターンの自然な結果です
小さくて暗いスポットは、季節的な霜が降りる場所です
霜は昇華して、下の暗い表面を露出させます
これらの機能の組み合わせは、不気味なシーンになります!
(Fig.1) ESP_060791_2550_RED.browse クレジットNASA/JPL/UArizona
グーグルアースの火星モードでこの周辺を見ることができます。違和感のある多数のつぶつぶが集合的にあることが分かります。
(図 GoogleEarth-Mars 18°23'52.80"E 74°51'57.60"N) CTX画像
----- 出典 -----
uahirise.org(関連記事)
(ハイライズのビデオ・チャンネル)
----- 2019/10/14公開の記事を読んで -----
それにしても凄い光景です。MROからの火星の地表の衛星写真が、これだけ貫けて撮れるのは、大気がほぼ真空で大気中の水蒸気や雲のような障害物がないからです。
- マーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter、MRO)に搭載されているのが、ボール・エアロスペース&テクノロジーズ社のハイライズ(High Resolution Imaging Science Experiment、HiRISE)カメラです。
ESP_060791_2550で撮影されたものは、以前にピックアップした火星の樹木? にとても似ている印象です。(下記パズルのピース)
NASAの説明では、二酸化炭素の霜、つまりドライアイスとなっていますが、どうなのでしょうか。
①ドライアイスの霜が降りるようなら、地面は砂ではあるが永久凍土状に固まっていると想定できます。永久凍土のような地表に、ほぼ真空の薄い大気の風が吹いたとして、バンプ[こぶ]のような地形ができるのでしょうか。
②以前の樹木のようなものも、二酸化炭素の霜だとするならば、樹氷状に地球の樹木のような姿になるのでしようか。バンプ状の砂丘ができるほど風が吹く環境下で…
どうなのでしょうか。二酸化炭素の霜と言われても、合点が行かず、鵜呑みにはしにくいです。
どのように思われますか ?
MRO: マーズ・リコネッサンス・オービター - Wikipedia
HiRISE: ボール・エアロスペース&テクノロジーズ - Wikipedia
----- パズルのピース -----
zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp