火星に実在する痕跡はなんだ
クラッシュ・サイトでしょうか
グーグルアース・プロ(Google Earth Pro - PC版)をお使いでしたら、火星のオーバーレイに切り替えられ、座標 6°25'42.88"S 76°53'53.34"W にてどなたでも確認いただけます。
この画像は、NASAのマーズ・リコネッサンス・オービター(Mars Reconnaissance Orbiter)、通称 MRO宇宙探査機に搭載された高解像度画像科学実験(High Resolution Imaging Science Experiment)、通称ハイライズ(HiRISE)により撮影された画像です。
これは超高解像度の衛星写真です。火星がほぼ真空のために、撮影で地表を遮る雲などはありません。衛星から地表がスカッとぬけて見えていることになります。(もし、雲が写り込んだら、それはそれで大発見です。)
画像の詳細は、アリゾナ大学(University of Arizona)のハイライズのサイトで見ることができます。
ハイライズの画像が、直接グーグルアースにオーバーレイされており、クーグルアースの情報公開から、PSP_001984_1735 がオーバーレイされています。
該当するハイライズのサイトは、
Swirls of Rock in Candor Chasma – HiRISE – The University of Arizona
( https://www.uahirise.org/PSP_001984_1735 )
なお、グーグルアース・プロでは、ハイライズのサイトの写真よりも拡大が効きますので、くまなく見て回るには向いています。
グーグルアース・プロをご利用できない場合は、次のギガパン(GigaPan)でご覧いただくこともできます。ギガパン化して下さった Jason Buchheim さん、ありがとう !
ギガパンは、拡大縮小スライドが自由に行える画像サポートで、複数の画像を繋ぎ合わせたパノラマ写真化にも利用されています。
さて、NASAのMROが撮影したことを否定しなければ、間違いなく火星の地表の画像です。アリゾナ大のハイライズの提供する画像に、いたずらや加工修正の疑いをもたなけば、ありのままのモノクロ画像です。
画像でクラッシュ(墜落)しているように見えるものは、隕石なのでしょうか。いったい、いつ頃クラッシュしたものでしょうか。
偶然、ひょんなことからグーグルアースで、この画像の場所を見つけてしいました。それ以来、関心を持たないふりをしたりすることを止めました。
火星は、ほぼ真空の冷凍庫のような場所です。保存状態は良いのでしょう。
火星に行って最終的な確認ができない以上、この画像のものが何かは決め打ちはいたしません。ここに写り込んだものは何でしょうね。。。
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