NASAの宇宙探査機は、火星の樹木を記録したのでしょうか
NASAの宇宙探査機は、火星の樹木を記録したのでしょうか
(図 PSP_007962_2635 クレジットNASA/JPL/UArizona)
最近、NASAは火星の表面で撮影された何枚かの写真を公開しました。
これらの写真で、あなたは、木のように見える構造を見ることができます。
この記事であなたが見る画像は、いかなる方法でも変更されていない公式のNASA画像です。
NASAによって公開された写真について、UFO論者のコミュニティでは多くの論争がありますが、しかしこれらの写真では、何本かの樹木をはっきりと見ることができます。
(図 サブ画像 Black and white map projected クレジットNASA/JPL/UArizona)
火星で木が育たないことは明らかですが、しかし、これらの画像は反対のことを見せています。
NASAの公式の説明は、これらの「木」は実際には自然の形成とのことでした。
(図 RGB color non-map projected クレジットNASA/JPL/UArizona)のトリミング
次のビデオを見て、自分の目で確かめてください。
(2:02) 2010/01/14
これらの画像について、あなたのご意見はいかがでしょうか。
----- 出典 -----
「Did the NASA space probe record trees on Mars?」は、掲載終了しております。
(関連記事)
www.space.comwww.nbcnews.comwww.foxnews.com
----- 2019/10/01公開の記事を読んで -----
PSP_007962_2635 の画像は、MRO(マーズ・リコネッサンス・オービター - Wikipedia)に搭載さたHiRISEカメラで、2009-2010年頃に撮影されたものです。それから後10年が過ぎましたが、追加情報はなさそうです。
情報源となっているHiRISEの下記サイトの記述
HiRISE | Falling Material Kicks Up Cloud of Dust on Dunes (PSP_007962_2635)
火星の北緯の高いところに砂丘の広大な地域があります。 冬には、二酸化炭素の氷[ドライアイス]の層が砂丘を覆い、春には、太陽が氷を暖めると、それは蒸発[昇華]します。 これは非常に活発なプロセスであり、砂丘の頂上から[ドライアイスが]取り除かれた砂が流れ落ち、暗い縞を形成します。
サブ画像では、落下する物質が小さな塵(dust)の雲を巻き起こしています。 隣接した物質の縞(streaks)[線/筋]を取り巻く氷の色は次のことを提示しています。同様の出来事の後、ほこりは底の氷の上に落ち着きました。
また、このサブ画像で識別できるのは、砂丘の氷の多角形の亀裂です(氷がなくなると亀裂は消えます)。
執筆:キャンディ・ハンセン(Candy Hansen) (2010年1月6日)
この説明も含めて、暗い色の物質が砂丘を流れ下ったものが、錯覚として樹立している木のように見えているとのことです。... そうだと言われても、微妙に納得しにくいような心境です。
PSP_007962_2635 は、GoogleEarts の 火星モードにレイヤされています。GoogleEarth内の検索で「PSP_007962_2635」を検索して、表示できます。
この図は、GoogleEarthの「レイヤ > Global Map > CTX Mosaic 」を選んだものです。赤枠囲みで表示されているのは、上記のサブ画像の位置です。また、かなり北極に近い場所なことも把握しやすいと思います。
M08-04688 も、火星の地表に植物があるように見える画像です。
上と同様に、GoogleEarth内の検索で位置や情報を見ることができます。画像は下記のサイトでご覧いただけます。
MOC narrow-angle image M08-04688 | Malin Space Science System
Mars Orbiter Camera MOC: M0804688 | MARS-ASU
火星に植物が生息しているかどうかは、今後の火星探索/探検を待たねばならないでしょうが、そこに何か居て欲しいです。
----- パズルのピース -----
zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp