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科学者がUFOビデオについてフリーク・アウトしない理由


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科学者がUFOビデオについてフリーク・アウトしない理由

(図 Abstract Pixabay)

 

もしあなたが最近オンラインにしたのならば、多分これを見たことがあるでしょう。これは、国防総省(Department of Defense、DOD)によってリリースされた2つのクリップの1つです。両方のビデオは、未確認の飛行物体の赤外線画像を見せています。そのビデオは広く共有され、細部まで徹底的に調べられています。多くの人は、これは地球外生物が存在し、地球上で私達を訪問した最初の真の証拠だと考えています。

1つだけあります。 科学界のほとんどの人達が、これらのビデオが何かを証明するとは思わないことが。

人々は、何十年もの間UFOを見ると主張してきました。エイリアンの航空機を見せることを目的とした無数のビデオが、映画の発明以来現れてきました。けれども、このビデオはユニークです。国防総省によって公開され、彼らは、このビデオが研究と公開に十分に注目に値すると判断しました。

2012年まで、DODは秘密の「高度な航空宇宙脅威識別プログラム(Advanced Aerospace Threat Identification Program)」を実行したと述べています。このプログラムは、2200万ドル相当の「闇の資金(black money)」によって資金提供されました。これらは、米国防総省が機密プログラムのために取っておく資金です。

 

デビッド・フレーバー(David Fravor)中佐:「私達の両方とも、どちらの飛行機も水面の乱れと、白い40フィートの長さのチックタック(Tic Tac)型の物体を見ています。」

デビッド・フレーバー中佐です。彼はUFOを発見した海軍パイロットの一人でした。

デビッド・フレーバー中佐:「私が8時の位置に着くと、それは2時の位置にあり、私はそれが何であるかを見に行くことに決めます、それは私より約200フィート下です。そして、私は円をショートカットし、私がそれの約0.5マイルを得ると、約2秒で急速に南に加速し、消えます。」

これはすべて信じられないほどのようで、それで、何故科学者達は気にしないのでしょうか。

カレブ・シャーフ(Caleb Scharf)氏:このようなものを見て、あなたが知っている興味をそそる以外の何かを言うには、科学者としては大変に難しいと思います。けれども、ここで何が起こっているかを本当に理解するためには、私には、さらに多くのドキュメントとコンテキストが必要です。 」

カレブ・シャーフ氏は、天文学者で、コロンビア宇宙生物学センター(Columbia Astrobiology Center)の多くの学問領域にわたるディレクターです。

カレブ・シャーフ氏:「この種の問題の難しさは、あなたがそれを計画できないことです。」

キャロリン・フルエ(Carolin Frueh)氏:「ええ、それはまさにそうだと思うから、ビデオから多くを語ることはできません」

キャロリン・フルエ氏、彼女はパデュー航空宇宙工学学校(Purdue School of Aeronautics and Astronautics.)の助教授です。

キャロリン・フルエ氏:「うん、私は風が何だったかを知りたい...乱気流があったのでしょうか。

彼らが話しているのは、科学的な方法です。基本的に、科学者達が何かを事実として容認する前に、多くの研究とテストが行われなければなりません。そして、それはすべてコントロールされた環境で行われなければなりません。

カレブ・シャーフ氏:「あなたが、それを計画できません。あなたが、適切な科学実験を、徹底的に実際にセットアップすることはできません。それは総て、新発見をする能力のあるデータに依存しています。そして、それは科学で解決する最も難しい種類の問題の1つです。それで、私達が、未だ良い回答が得られていないことは驚くことではありません。」

カレブ・シャーフ氏:「何十年もパイロットは、あらゆる種類の興味深いものを彼らの窓の外で見たのだと、私は思います。だが再び、あなたが見ているものについて話すことは、一部の高度な技術的な宇宙船になるかもしれません。これは大きな飛躍です。」

但し、これらのビデオは米国政府によって公開されました。 何らかの重要性がなければなりません...そうですね。

カレブ・シャーフ氏:「私はそれについてオープンな精神があると思います。もしあなたが、何を見ているのかわからないならば、それを世界に放り出して、言います「これが私達の持っているものだ。 あなたは、さまざまな方法で解釈できます。」

もしも私達が科学的手法を使用しているのならば、確固たる証拠とデータの不協和音は、この現象を説明するために最高のマトリクスです。 しかし、もし自分で見たのならどうでしょうか。 あなたは、それを説明するために依然として実験が必要ですか。

デビッド・フレーバー中佐:「飛行中に視覚的にそれを見た他の人達と同じように、それはこの世界からではないと、私は信じています。」

中佐。一人ではありません。ビデオは、これがエイリアンの航空機であることに同意する多くの人々により、精査され続けています。

DODに関しては、ビデオをリリース以外に、彼らはあまり語っていません。多分、彼らはフライトからや、遭遇直後に作成されたレポートから、より多くのデータにアクセスできるでしょう。詳細情報のリリースは、科学者達の質問に答え始められます。 けれども、最終的にはそれでも十分ではないかもしれません。

カレブ・シャーフ氏:「一方で、私はこのすべてについて本当に冷笑的でしたが、しかし私は次のことが本当に素晴らしいと思います。人々は、彼らが世界で見ている現象に興味を持っています。それは良いことです。それはポジティブなことです、私たちの好奇心はポジティブなことです。正直に言うと、もしも、あちこちに奇妙なものが浮かんでいるのならば、私はそれらが何かを知りたいです。この種の問題の難しさは、あなたがそれを計画できないことです。」

 

Why Scientists Don't Freak Out About UFO Videos

(5:18) 2018/01/20

 

テック・インサイダー(Tech Insider)紙は、テクノロジーについて知っておくべきことを総て伝えます:気の利いた小物(gadgets)、ハウツー、ゲーム、科学、デジタル文化など。

 

 

----- 出典 -----

上記のビデオ

 

----- 2018/01/20公開のビデオを観て -----

ビデオの紹介になります。興味深いのは、科学技術系のトピックを扱うテック・インサイダー(Tech Insider)のチャンネルから、米海軍(USN)が認める1年前に公開されていることです。

さて、米海軍からのUAP/UFO発表ですが、本文では国防総省(DoD)[ペンタゴン]となっています。米海軍の独断での発表にあらず、といったところなのでしょうか。

そして、なんとなく静観の雰囲気があるのは、科学的な追試/再現性が不可能な(お手上げの)状況にあるからのようです。そんな切り口に、なるほどと思いますが、このままでは現実逃避なだけです。人々は説明を求めています。

 

----- パズルのピース -----

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