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2021年7月21日:ラボアラート:SARS-CoV-2検査に対するCDCのRT-PCRへの変更


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2021年7月21日:ラボアラート:SARS-CoV-2検査に対するCDCのRT-PCRへの変更

(図 Tom Harkin Global Communications Center PHIL 8876 ウィキメディア経由パブリックドメイン)

(Fig.) アーティクル・バナー

 

対象者: COVID-19 検査を実施している個々人

レベル: :検査室[ラボ/研究室/実験室]用警報

 

2021年12月31日以降、CDC(Centers for Disease Control and Prevention)は、CDCの 2019年新型コロナウイルス(2019-Novel Coronavirus、2019-nCoV)へのリアルタイムRT-PCR診断診察(Real-Time RT-PCR Diagnostic Panel)の緊急使用許可(Emergency Use Authorization、EUA)に対する米国食品医薬品局(Food and Drug Administration、FDA)への要求を取り下げ[撤回]ます。これは、SARS-CoV-2だけを検出するために2020年2月に最初に導入された分析評価です。 CDCは、FDAが承認した多くの代替案の1つを選択して実装するために十分な時間を確保する臨床検査室に、この事前通知を提供しています。

 

承認されたCOVID-19診断方法のリストについては、FDAのウェブサイトにアクセスしてください。 FDA リファレンス・パネル(FDA reference panel)を使用した FDAが承認した分子法の性能の概要について、このページを参照してください。

 

この変更に備えて、CDCは、CDC の2019-nCoV RT-PCR分析評価を選択し使用し、そして別のFDAが承認したCOVID-19検査への移行を開始している臨床検査室と検査場を推奨しています。 CDCは、検査室が多重化方式の採用を検討することを奨励しており、これにより、SARS-CoV-2とインフルエンザ・ウイルス(influenza viruses)の検出と識別が容易になります。 このような分析評価は、インフルエンザとSARS-CoV-2の両方の継続的な検査を容易にし、インフルエンザのシーズンに向かうときに時間と[検査]資源の両方を節約することができます。 検査室や試験場は、臨床検査を開始する前に、彼らが施設内で選択した分析評価を確認し、検証すべきです。

 

CDCのラボラトリー・アウトリーチ・コミュニケーション・システム(Laboratory Outreach Communication System、LOCS) から、更新を受け取ることを同意します。

 

オンラインのリソース:

もしもご不明な点がありましたら、私達のLOCS@cdc.govまでお問い合わせください。

ありがとうございました

 

ラボラトリー・アウトリーチ通信システム

研究室[実験室/検査室]のアウトリーチ通信システム(Laboratory Outreach Communication System、LOCS) | 研究室システム部門 (Division of Laboratory Systems、DLS)

監視、疫学、ラボラトリー・・サービスセンター(Center for Surveillance, Epidemiology, and Laboratory Services、CSELS)

疾病管理予防センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)

LOCS@cdc.gov

www.cdc.gov/csels/dls/locs

 

 

----- 出典 -----

www.cdc.gov(同ページがPDF化されたもの)

https://thewatchtowers.org/wp-content/uploads/2021/07/FireShot-Capture-051-Lab-Alert_-Changes-to-CDC-RT-PCR-for-SARS-CoV-2-Testing-www.cdc_.gov_.pdf

(関連記事)

CDC LOCS Laboratory Alert: Changes to CDC RT-PCR for SARS-CoV-2 Testing | ASCP

tessa.substack.comaustraliannationalreview.com(CDCの偽陽性についての記述)

www.cdc.govwww.cdc.gov

 

----- 2021/07/21公開の頁を読んで -----

PCR検査の偽陽性についてはCDC、FDA、WHOともに認めています。CDCはもう一歩踏み込んだ対応をし、ターニング・ポイントになりそうに思えます。

例えば、日本の医師会はインフルエンザの検査をしない方針となっているようですが、CDCはSARS-CoV-2とインフルエンザを明確に区別したい意向なのかと思います。北米で、インフルエンザは毎年のように脅威でした。

インフルエンザは何処に消えたのだろう、インフルエンザの症例は SARS-Cov-2に繰り込まれたのではないか、こうした疑念を振り払うことにもなるのかもしれません。

 

蛇足になりますが、以下は 配信されたヤフーニュースのスクリーンショットです。この記事は翌日くらいには閲覧不能になりました。

無症状の者へのPCR検査を否定する内容だったのでしょうか。正しいハズですが、記事を引っ込めた理由は何なのでしょうか。

(下記のパズルのピースの一番下の記事、専門家の国際チームが、Covidの主検査で10の致命的な欠陥を発見し緊急中止を要求。 彼らがすべきこととして をご覧ください)

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2021/08/08追記:

なお、現在のPCR検査の緊急使用許可が撤回されると、その他のアプロ―バル(法的承認)がされない限り、現在のPCR検査は非合法の検査になります。

次の検査が、PCR法の一種になるのか、他の方法になるかはこのページだけでは不明です。

緊急使用許可 - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp