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科学者達は結論します - 惑星地球はハイブリッドな世界です


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科学者達は結論します - 惑星地球はハイブリッドな世界です

(図 Love Pixabay)

(Fig.) アーティクル・イメージ  私達の見通しでは、人類時代の始まりは、惑星のハイブリッドの始まりとして見ることができます、と専門家は書いています。

 

新しい科学のデータに基づいて、研究者達は惑星地球がハイブリッド惑星であると結論付けました。

科学者達は述べます。私達の惑星に対する人間の活動の劇的な影響は、私達の世界が最終的に全く新しい惑星のクラスに移行する前に、地球を「ハイブリッド(hybridization)[交配]」の状態に押し上げています。

何十年もの間、天文学者達は高度な地球外文明の存在を想像して、そして、それらの住人が捉えて利用できると思われるエネルギー量によってそれらを分類することさえした。

異星人の世界 - 事実上の仮説 –は、1964年にソビエト天文学者ニコライ・カルダシェフ(Nikolai Kardashev)氏によって記述されたスキーム[体系]に従って、結局3つのタイプに分類されました。

タイプ1の文明は、その故郷の惑星のすべてのエネルギー資源を操作する能力を持っています(私達の文明にとってはまだ遠い目標です)。そして、タイプ2では、その星/惑星系のすべてのエネルギーになります。

超高度なタイプ3の文明は、その銀河全体のエネルギーを使うでしょう。

カルダシェフ・スケールは、宇宙の他の場所で可能な文明を分類するための、一種の黄金のスタンダードに成りました。そして彼らは時を経てどれほどか進歩したのかもしれません。

しかしそれは、私達が今書いていることではありません。

ワシントン大学(University of Washington)の科学者達をフィーチャーした科学者達のチームは、「非平衡熱力学(non-equilibrium thermodynamics)」に基づいて、世界の進化段階のための新しい分類システムを考案しました。- 生命の存在が引き起こされる可能性があるため、地球のエネルギーの流れは同期していません。

そのカテゴリーは異なり、全く大気がない想像上の惑星から「機関が優位の生物圏」あるいは「テクノス圏」さえこれらのエイリアンの世界は何でも、非常に高度な「エネルギー集約型の技術種」の成果を明らかにしています。

ハイブリッド惑星としての地球と題された新しい研究論文:進化論的な宇宙生物学の文脈での人類学(The Anthropocene in an Evolutionary Astrobiological Context)は、アントロポセン(Anthropocene)誌に2017年9月に掲載されました。

研究の主執筆者、ロチェスター大学(University of Rochester)の物理学と天文学のアダムフランク(Adam Frank)教授は、新しい研究が、アントロポセン誌でのエポック[画期的な出来事]として認識されていることで、地球規模での持続可能性についての新しい考え方を、どのように提供するかを述べています。

「私たちの前提は、地球が人類統制時代に入ったことが、宇宙生物学的な観点から、予測可能な惑星の変遷だろうことを表しています」と専門家は述べています。

「私達は、私達の太陽系と太陽系外惑星の研究の視点から、この問題を探ります。」「私達の見解では、人為起源の始まりは惑星のハイブリッドの始まりとして見ることができます。- あるクラスの惑星系から別のクラスへの、ある種の移行期です。」

科学者達が新しい研究で書いた分類スキーム[体系]は、次のことに基づいています。「異なる惑星プロセスの大きさ - 非生物的、生物的、そして技術的 – 自由エネルギー、すなわち、システム内で仕事を実行できるエネルギーを生成します。」

 


Dr. Michio Kaku - Advanced Alien Civilization Types

(10:36)  2016/02/04

 

科学者達は4つの異なるクラスを提案します:

  1. クラスI は、全く大気のない惑星を表し、水星や地球の月などです。
  2. クラスII の惑星は、温室効果ガスを含む非常に薄い大気を持っていますが、現在の生命を持たず、火星や金星のような惑星の現在の状態などです。
  3. クラスIII の惑星は、恐らく薄い生物圏と少なくとも微量の生物活性はあるものの、「惑星の原動力に影響を及ぼし、惑星全体の進化の状態を変える」には少なすぎると考えられています。科学者達は、太陽系に存在するそのような例を見つけていませんが、初期の地球はそのような世界であったかもしれません - そして遠い過去に、そこに生命が存在していたならば、おそらく初期の火星なのかもしれません。
  4. クラスIV の惑星は、光合成活動によって支えられた極めて厚い生物圏を持ち、生命はエネルギーの流れに強く影響し始めています。

 

----- 出典 -----

掲載終了しております。

(出典のソース)

Earth as a Hybrid Planet: The Anthropocene in an Evolutionary Astrobiological Context - PDF

www.washington.edu(同様な記事)

Earth is now considered a "Hybrid Planet" | Ancient Code

futurism.comwww.dailymail.co.uk

 

----- この記事を読んで -----

エネルギーの利用効率を基準としたカルダシェフ・スケールに対して、クラスはどの程度の生物圏なのかに指標を置いた基準となっています。
私達と同じタイプの、地球外文明がどれほどあるのでしょうか。とても進歩したものや、まだまだ進化の過程だったり、いろいろな段階はあるとしても。

 

Adam Frank Department of Physics and Astronomy : University of Rochester

Anthropocene - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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