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ソユーズ MS-10の失敗について、ロケット部品の衝突が原因とされた


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ソユーズ MS-10の失敗について、ロケット部品の衝突が原因とされた

(図 Expedition 57 Launch ウィキメディア経由 クレジットNASA)

(Fig.) アーティクル・イメージ

 

エクスペディション57の飛行技術者のニック・ハーグ(Nick Hague、NASA)氏とロスコスモス(Roscosmos)のアレクセイ・オビチニン(Alexey Ovchinin)氏が、2018年10月11日木曜日にソユーズFG(Soyuz-FG)ロケットで打ち上げられます。ミッションは、カザフスタン(Kazakhstan)のバイコヌール(Baikonur)宇宙基地でPad 1/5を出ました。MS-10ソユーズ宇宙船が軌道への上昇中に、異常が発生して予定飛行経路が中断しました。乗組員はすぐにリカバリーし、良好な状態で報告しました。写真提供:NASA /ビル・インガルズ(Bill Ingalls)氏。

ロスコスモス( http://en.roscosmos.ru/ )は、ソユーズ MS-10の打ち上げ失敗の調査の初期結果を発表しました。当局によれば、緊急打ち切りは、ソユーズFGロケットのファースト・ステージ[第1段ロケット]の分離の間に構成部位の衝突によって引き起こされました。

ソユーズMS-10宇宙船を搭載したソユーズFGロケットは、カザフスタンのバイコヌール宇宙基地から現地時間の10月11日午後2時40分に離陸しました(東部夏時間の午前4時40分、グリニッジ平均時の8時40分)。しかしながら、離陸後約2分で、打ち上げビークル[乗り物]は異常を経験し、その結果打ち上げが中止されました。この誤動作は、NASAの宇宙飛行士ニック・ハーグ氏とロシアの宇宙飛行士アレクセイ・オビチニン氏に弾道降下を強制し、カザフスタンの大草原(Kazakh steppe)への安全な着陸に終わりました。

ロシアは国家委員会を設置し、国際宇宙ステーション(ISS)へ2人を送ることを見ることになっていたミッションの失敗を調査します。委員会の最初の会合は事故の数時間後に行われ、ストラップ・オン・ブースター(strap-on booster)の分離プロセス中の誤動作が故障の原因だとする結論を導き出すてん末になりました。

現在、ロスコスモスが公開した新しい情報は、4つのストラップ・オン・ブースターのうちの1つが適切に分離できず、そしてロケットのコア・ステージ[ロケット本体]にぶつかった可能性があることを提示しています。

「最終版はありませんが、主な原因は理解でき、ファースト・ステージの一部を構成する側部構成部の衝突に関連しています。ファースト・ステージとセカンド・ステージ[第2段ロケット]の分離中に衝突が発生しました」と、タス通信社(TASS)に掲載された報告書をもとに、ロスコスモスの有人飛行のエグゼクティブ・ディレクター、セルゲイ・クリカリョフ(Sergei Krikalyov)氏は述べて( http://tass.com/science/1025675 )います。

クリカリョフ氏は、衝突によりコア・ステージの下部が崩壊したと付け加えました。この事故は、ロケットの通常の飛行手順を停止させる可能性が最も高いです。

委員会は現在、地上で発見された打ち上げビークルの崩壊したコンポーネントを調査中です。ロケットの残骸を研究することで、技術者が木曜日の失敗の正確な原因を特定できることが望まれています。

クリカリョフ氏によれば、最終的な調査結果は10月20日以降に予定されています。この事故により、失敗の正確な原因が明確になるまで、ソユーズFGロケットの総ての打ち上げが現在保留される予定です。

もしも調査が迅速に完了しなければ、ソユーズMS-10の失敗は、乗組員とは関係なく、潜在的国際宇宙ステーション(ISS)を離れる可能性があります。

「理論的には、ISSは乗組員なしで残すことができます。 無人モードが明記されています。 ステーションは有人飛行のために作られているので、これを防ぐために可能な限りすべての作業を行います。ステーションを停止する手順は明記されているが、しかし望ましくなく、そりを避けようとしています」と、クリカリョフ氏は結論( http://tass.com/science/1025835 )づけています。

 

 

----- 出典 -----

Collision of rocket components blamed for Soyuz MS-10 abort – Spaceflight Insider

(同様な記事)

www.nasaspaceflight.comspacenews.comabcnews.go.com

 

 

----- この記事を読んで -----

2018年10月13日の記事になります。1981年に就役したスペースシャトルが2011年7月8日のローンチを最後に退役しました。その後、国際宇宙ステーション(ISS)への足となっていたソユーズが、停止するかもしれない状況に陥りました。これはある意味厳しい緊急事態となるかもしれませんでした。

ソユーズ MS-10の事件が、米国の宇宙計画の予算的なことも含めて大きな動機付けになったようです。そうして今日、2020年5月30日にローンチ、8月2日に帰還した、スペース・エックス社のクルー・ドラゴンが有人でのISS往復を成し遂げることに成功し、後継の手段ができたばかりです。

野口聡一さんが搭乗するクルー・ドラゴンの次のミッションのローンチが、2020年8月30日に予定されています。

 

ソユーズMS-10 - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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