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新しいスタンフォード大学の研究は、COVID-19が季節性インフルエンザと同じ感染致死率を持っていることを提示


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新しいスタンフォード大学の研究は、COVID-19が季節性インフルエンザと同じ感染致死率を持っていることを提示

(図 Coronavirus Pixabay)

 

概要

  • 事実: スタンフォード大学医学部(Stanford School of Medicine)の数人の学者達により発表された新しい研究はこう提示しています、COVID-19は、季節性インフルエンザと同様の感染致死率(infection fatality rate)を持っています。
  • 考察: 封鎖(lockdown)と社会的距離(social distancing)の施策が必要ですか、それとも、ここで何か他のことはありますか。

 

約1か月前、スタンフォード大学の医学と疫学(epidemiology)の教授の、ジョンP.A.イオアニディス(John P.A. Ioannidis)氏は、「作成中の大失敗(fiasco)? コロナウイルスパンデミックが定着するにつれ、私達は信頼できるデータなしで意思決定を行っています。(A fiasco in the making? As the coronavirus pandemic takes hold, we are making decisions without reliable data.)(a)」のタイトルの記事を公開しました。 記事で彼はこう強調しました、報告された致死率についての主張をするための十分なデータが単純にありません、そして世界保健機関(World Health Organization、WHO)が行っていた予測は何の役にも立ちませんが、しかし「恐怖を引き起こし - そして無意味です。」 これは今ではずっと見やすくなっており、そして、複数の国で100万人以上の死亡を予測していた以前のモデルは、COVID-19の結果として変更され、また明らかに大幅に逸脱しました。 これらの予測はまた、大量のヒステリーとパニックを導き、この認識にもつながりました、COVID-19は実際よりも危険です。

 

エラン・ベンダビッド(Eran Bendavid)博士とジェイ・バッタチャリヤ(Jay Bhattacharya)博士の、スタンフォード大学の2人の教授で、ウォール・ストリート・ジャーナル(Wall Street Journal)に「コロナウイルスは、彼らが言うほど致命的ですか。(Is the coronavirus as deadly as they say?)(b)」のタイトルの意見書を発表しました。パンデミックの早い段階において、何が出されているのかについても、世界中の他の多くの科学者の間でも同様に、質問していました。 これがドイツの良い例(c)です。

これは、COVID-19が危険ではなく、予防(precautions)を講じるべきではないと言っているのではありません。このことを覚えておいてください。しかし、複数の政府によって実施されている施策[法令/条例]は、確かに疑わしく、そして常に疑わしいものです。

今日に早送りすると、イオアニディス(Ioannidis)、ベンダビッド(Bendavid)、バッタチャリヤ(Bhattacharya)、そして、たいていがスタンフォード大学医学部(School of Medicine at Stanford University)からの、幾人かの他の学者が一緒になって、このタイトルの研究(d)を発表したばかりです、「カリフォルニア州サンタ・クララ郡での、COVID-19抗体の血清有病率。(COVID-19 Antibody Seroprevalence in Santa Clara County, California.)」 研究で著者達はこう指摘しています、「COVD-19に対応する多くの流行予測と政策は、流行パラメータを知らせるための、血清有病率(seroprevalence)データなしで設計されています。」

研究の目的は、カリフォルニア州(California)サンタ・クララ郡(Santa Clara County)で実際にウイルスに感染した人数の、正確な推定値を得ることでした。そして、彼らがこれについて行った方法は、COVID-19からの抗体を開発した人は何人かを見てみることでした。 この研究では、3000人を超えるサンタ・クララ郡の住民のサンプルを使用し、そのうちのCOVID-19抗体の存在を評価しました。 サンプルの規模内で見たことに基づいて、研究者達はこう推定しました、サンタ・クララ郡の人口の2.5 - 4.2パーセントが抗体を持っています、「これは、こう示すものです、彼らは少し前にウイルスに感染していました。」

この病気は、人々が考えているよりも、どこにでも広まっている可能性がとても高いようです。- バッタチャリヤ(e)

 

研究の結論は、イオアニディス氏による最近のインタビュー(f)で表現されました:

 

(f) Perspectives on the Pandemic | Dr. John Ioannidis Update: 4.17.20 | Episode 4 (1:12:58) 2020/04/20

 

もしもあなたが、私達が感染したと推定される数を比較するのならば、この数はサンタ・クララ郡で956件の症例が記録されたときと同じ時期の41日頃に対応して文書化された症例数に対して48,000から81,000まで変化します(vary)が、私達は次の理解をしています。感染した人の数は、これまでに文章化されたものと比較して私達が考えていた数と比べて、50倍から85倍多くなります。 直ちにこのことを意味します、感染死亡率、死亡する可能性、あなたが感染した場合におそらく死亡する可能性は、50 - 85倍減少します、何故ならば計算の分母(denominator)50 - 85倍大きくなるからです。 私達のデータはこれを提示しています、COVID-19は季節性インフルエンザと同じ感染死亡率を持っています。 こう提案しています、これはとても深刻な問題ですが、私達は恐れるべきではありません。 それはこう提案しています、私達は、最終的に私達の社会を再開し、そして私達の生活を取り戻す可能性について、楽観視するための確かな基盤を持っていますすぐにでも、完全に制御とデータ主導のアプローチで。

現時点では、感染者の数が多いように見え、そしてまたCOVID-19の結果での死亡は誤って計算されており、数字が示すよりも低いです。 研究者達は、これが世界的に多くの国で同じケース(case)[真相]だと疑っています。 誤算による死亡についてコチラ(g)で、あなたはもっと読むことができます。 もしもこれが本当ならば、上記の研究で研究者達が予測したことよりも、さらに低い致死率をドライブ(drive)[駆り立てる]するでしょう。

ニューヨークタイムズ(New York Times)紙はこう述べています、約3,700人が死亡者数に追加されました、これらは検査されずにCOVID19であると単純に推定されました。(h)

 

最終的な考え/お持ち帰り

コロナウイルスの流行と封鎖措置は、次のことから生じたものは住民から多くの疑問を投げかけました。汚職(corruption)や虚偽情報(false information)、そして住民を不適当(inappropriate)な措置(measures)[施策/法令/条例]の受け入れに追い込むための恐怖/ヒステリーの使用について。 私達の恐怖とヒステリーは製造されたのでしょうか。 政府の施策は、私達の同意を製造した結果として来たものでしょうか。 これらの方策は、私達の安全よりも他の理由で起こっているのでしょうか。 それらは、本当に私たちの最善の利益のためですか、または、ここで何か他のことが起こっていますか。 なぜ私達は、従うことを強制されているのでしょうか。 より多くの「ビッグ」ネームがこれらの質問をしており、そして彼らの信念を共有しています。 エドワード・スノーデン(Edward Snowden)氏(i)は最近こう表明しました、恐怖とヒステリーは、監視(surveillance)施策を強化し、国家安全保障(national security)の状態を高めるために単に使用され、彼らが9/11後ずっと行ったようにウイルス後も長く残る施策です。 彼はこう提示しました、政府は単に次の提案をするべきです。彼ら[大衆]が社会的距離と孤立が役に立つと信じている理由について科学と証拠を提出しなさい、そして人々が従うように奨励しなさい、ですが、それらを強制してはいけません。

 

これもまた疑わしいことです、コロナウイルスに関する意見が「フェイク・ニュース(fake news)」として報告されています。 最新の例の1つは、ロン・ポール(Ron Paul)博士からのもので、人々にこう自問をすることを奨励しました、このコロナウイルスの「パンデミック」が大きなデマの可能性があるか否か、それと、病気の実際の危険性が、結果として続くパニックから、- 経済的または政治的に - 利益を得ようとする方達により大規模に誇張されたのか否か。 彼はこうそれを続けました、「それは病気が無害だと言っているのではありません。 疑いもなく、人々はコロナウイルスで死ぬでしょう。 弱い(vulnerable)カテゴリーの人達は、暴露のリスクを制限するために、予防策を取るべきです。 しかし私達は、この映画を以前に見たことがあります。 政府は、脅威を誇大広告(over-hypes)しています、私達の自由をより分捕るための言い訳だからです。 しかしながら「脅威」が終わったとき、彼らは、私達の自由を、私達に与えることはありません。(j)

 

この封鎖は必要でしょうか。 ここで、他に何か進んでいますか。 このコロナウイルスパンデミックのようなイベントは、市民からの大量の質問と批判的思考を引き起こして(spark)いるので、集合体[共同事業]にのみ役立ちます。 それは単に長期的に集合体に役立つだけで、その結果、集合体の手に自らの命を奪うために権限を与えます。そして、非科学的で不必要と思われる政府による施策を、単純に自らが強制されるのを許さないでください。 いろいろ考慮してみて、人類はお互いのために正しいことをしますと私は信じています。そして、大きなパンデミックのような時にお互いのために何が正しいかは明らかでしょう。 何であるか、何でないか、何が正しく、何が間違っているかを私達に伝えるために、私達にとって政府や製薬会社に常に依存する必要はありません。 私達は自分自身のために考えることができ、このような出来事が多く発生すればするほど、自分自身で考え、質問し、現状(status quo)に挑戦し続ける私達の多くが増えるのは、明らかです。 力により住民を駆り立てるほど、力を行使する方達の中では住民を汚職に目覚めさせます、何故ならばいろいろ考慮して、力は決して必要ではありません。

 

私や明らかに他の多くの人にとって、COVID-19が最終的に、既存のコロナウイルス、インフルエンザ、その他の呼吸器(respiratory)疾患と、どのように異なるのかを理解するのは困難です。 例えば、あなたはこれをご存知でしょうか、メタニューモウイルス(metapneumovirus) は、5歳までにほぼ普遍的な感染症で、世界中に循環していることが示されています。 あなたはこれをご存知でしょうか、メタニューモウイルスの流行は、特に死亡率は最大50%(k)の長期介護施設で、毎年よく文章化されています。 あなたはこれをご存知でしょうか、ヒトメタニューモウイルス感染症は、毎年子供達の多数の入院の結果になります。 あなたはこれをご存知でしょうか、それは再び高齢者だけでなく、子供達にも相当な(substantial)罹患率(morbidity rate)を持っています。 あなたはこれをご存知でしょうか、毎年何百万人もの子供達が、これらのタイプの呼吸器疾患で亡くなります、何故ならば、それらは急性呼吸器疾患(acute respiratory illness)につながるからです。 こう想像してみてください、もしも感染率と死亡数が常に追跡され、アクセスしやすいウェブサイトのメインストリーム・メディアと総てのラジオのチャネルで配信されている場合を。 こう想像してみてください、もしも他のコロナウイルスや呼吸器疾患が一部の症例よりも重症で、そして一部の症例ではおそらくより感染力があり、絶えず監視され、そして、毎分住民に向けて発信(beam out)[放射/拡散]する場合を、あなたはヒステリーを想像できるでしょうか。

考えること。

 

 

----- 出典 -----

(掲載終了した元記事のウェブ保存版)

New Stanford Study Suggests COVID-19 Has The Same Infection Fatality Rate As Seasonal Influenza | Collective Evolution

(同様な記事)

humansbefree.comwww.lewrockwell.comwww.blogarama.comNew Stanford Study: COVID-19 HAS SAME FATALITY RATE AS FLU! | A Clearer Picture

 

----- 2020/04/19公開の記事を読んで -----

4月19日のロックダウンのさなかに公開された記事です。時間が少し経過した今、ゆったり構えて記事内容をチェックしてみるのも興味深いと思います。

封鎖という政策に疑問を持ち、また新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)のとはどんなものかについて真剣に疑問を持ち始めた、蓄積された情報のあるインフルエンザを踏まえた見解、こうした内容です。

 

現在も、新型コロナウイルスについては情報不足でしょう。7月20日で、分かってきたことは、日本で施策されたマイルド・ロックダウンの結果として感染者は減少し、封じ込めに近いところまで到達しましたが、マイルド・ロックダウンを解除すると感染者がどんどん増加しています。

そして医療体制がひっ迫しない限り、重症化/重篤化が減り、死亡者数が急増することもありません。お医者さんが優秀なことにも助けられているようです。現時点では単剤で効く特効薬はないものの、幾つかの薬物のブレンドや他の治療を組み合わせた治療方法が施されているのでしょう。患者の個体差などにもよるでしょうから、ケースバイケースで医師が対応されているものと思います。

また、ここまでの結果として、東アジアや東南アジアでは、その他の地域ほど酷いパンデミックにはなってはいません。ファクターXと呼ばれている何かがあるのかみしれません。

ワクチンについては、もしも出来たらラッキーな程度で、大きく期待できません。特効薬や、効果的な治療方法が大切なような気もしますが、これらの具体的な情報は、ほとんど知らされることがありません。

加えて、軽症であっても後遺症が残る場合もあるとも言われています。あなどってはいけない「新型コロナウイルスの正体」は、どんなものなのでしょうか。

日本では第2波と呼んでも良さそうな、感染者数の増加が言われている昨今です。

 

血清有病率  有病割合 - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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