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地球から1,400光年に位置する「エイリアンのメガストラクチャー」は、生命の兆候か


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地球から1,400光年に位置する「エイリアンのメガストラクチャー」は、生命の兆候か

(図 ダイソン・リングのイメージ ウィキメディア,CC0)

(Fig.) アーティクル・イメージ

 

地球から約1,400光年離れた場所にミステリアスな星があり、科学界で大きな騒動を引き起こしました。タビーの星(Tabby’s star)と呼ばれる、その奇妙な光の変動は高度なエイリアン文明の結果だと主張されています。 現在、地球上で最も偉大な科学者の一人が支援している1億ドルのプロジェクトの一環として、スティーブン・ホーキング(Stephen Hawking)氏は、天文学者が、私達が求めているエイリアン生命の決定的な証拠であるかどうかを見極めることを願って、ミステリアスな星を詳しく調べてゆきます。

今後10年間に1億ドルを費やすブレイクスルー・リスン・プロジェクト(Breakthrough Listen project)の一環として、米国の天文学者達は、謎の星を徹底的に研究するために、高度な望遠鏡の指揮をとることになります。 カリフォルニア大学バークレー校(University of California, Barkley)の研究者チームは、星からくるエイリアン信号があるかどうか、または公式にKIC 8462852と呼ばれる星を周回していると思われる巨大構造があるかどうかを調べるために最善を尽くします。 KIC 8462852は、それが発見されて以来、専門家を困惑させた独特の特徴を示します。 結局のところ、明るさは過去数十年に渡って薄れています。 もっと興味深いのは、100年以上前に、初期の天文学者が奇妙な変動を見つけたという事実です。

この謎は、ワシントンD.C.(Washington, D.C.)のカーネギー研究所(Carnegie Institute)が実施した調査では、KIC 8462852がここ2、3年の間に衰退しているだけでなく、その変則的なパターンは観測されるほど奇妙です。: この星はここ数ヶ月間で急速に2%も減光しています。 これは、KIC 8462852に何かがあることを意味し、星はその明るさを急に変え、ここ数年間は安定した割合で変化しています。もしそれが惑星、彗星、ほこりでないとするならば、星の周りに構築された巨大な宇宙構造物を実際に見つけた可能性があるのでしょうか。 それは百万ドルの質問で、専門家は近い将来答えたいものです。 ここ数カ月間、科学者達は「目」と「耳」を宇宙の特定の部分に向け、KIC 8462852で何が起こっているのかを知りたいと思っています。

この新しい試みは、それを直視するために、利用可能な最も感度の高い望遠鏡の1つを利用します。

 

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(Fig.1) 赤外線と紫外線でのKIC 8462852 (ウィキメディア/クレジットNASA)

 


Tabby's Star: Berkeley investigates mysterious star

(3:15)  2016/10/25

 

「ブレイクスルー・リスン・プログラムは、地球上で最も強力なSETI装置を備えており、地球上で最大の望遠鏡にアクセスできます」と、シエミオン氏は付け加えました。「私達は、世界中の他のどの実験よりも、感度を高め、より広範な種類の信号で見ることができます。」

 


How does a radio telescope work?

(1:02)  2016/10/25

 

----- 出典 -----

掲載終了しております。

(関連記事)

Breakthrough Listen to search for intelligent life around weird star – Berkeley News (同様な記事)

www.dailymail.co.ukwww.businessinsider.com

 

----- この記事を読んで -----

地球から、1,400光年のところにあるKIC 8462852で検索していただければ、いろいろとヒットする話題です。ご存じの方もいらっしゃるのではないかと思います。

光の量が不自然に変化、つまり人工的ではないのだろうかとした解釈です。そこは、「1,400光年も離れ、私達が何らかの細工ができる場所ではありません。となるとKIC 8462852では、エイリアン(宇宙人、知的地球外生命;ET)が何らかの活動をしているのかもしれません。」 天文学者が、こうした考え方を持っていることも興味深いことです。

電力プラントや居住空間として、恒星の周囲にダイソン・リングを設置したり、恒星を完全に包み込んでしまうダイソン・スフィアが想定されています。言葉で表し想像はできるのですが、とてつもない科学技術です。そうした文明のレベル分けをしたカルダシェフ・スケールですと、タイプⅡ以上の文明レベルに相当するのではないかと思います。

もしもKIC 8462852の光量の変化が人工的だったとしたら、驚きの発見になるのでしょう。その時は「どのようにして連絡をするか」を考えないといけなくなるのでしょうか。

 

ダイソン球 - Wikipedia

カルダシェフ・スケール - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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