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ミステリアスな物体が、私達の銀河の中心にある超巨大ブラックホールを目覚めさせた


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ミステリアスな物体が、私達の銀河の中心にある超巨大ブラックホールを目覚めさせた

(図 超大型ブラックホール ウィキメディア/クレジットNASA)

(Fig.) ブラックホールのイメージ図

 

3つの宇宙望遠鏡は、銀河の中央に位置する巨大なブラックホール(black hole)のX-フレア(X-flares)爆発の頻度が増加しているのを検出しました。新しい長期の観測プロセスの後、科学者達は、これが限定されたスーパーヴィジョン(supervision)のために気づかれなかった正常な行動なのか、あるいはこれらのフレアが最近のミステリアスな物体の通過によって引き起こされる可能性があるのかどうかを調べようとしています。

NASAのチャンドX線天文台(Chandra X-ray Observatory)とXMM-ニュートン(XMM-Newton)が提供する情報を、スウィフト衛星(Swift satellite)からの観測と組み合わせることで、天文学者達は、過去15年間の天の川銀河系における超大型ブラックホールの活動を注意深く追跡することができました。

 

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(Fig.1) フラックホール (クレジット NASA)

 

超巨大ブラックホール、別名射手座A (Sagittarius A)は、太陽の質量の400万倍をわずかに上回り、X線ブラックホールに向かって流れる高温ガスによって生成されます。新しい研究では、射手座Aは、10日ごとに平均1回の明るいX線閃光しか生成しないことが明らかになりました。

NASAのチャンドラX線天文台とXMM-ニュートン天文台からの150以上の観測が、1999年9月から2014年11月まで行われました。不可思議なことに、過去1年間に、射手座Aの明るい閃光の割合が1日に約1回になっています。

活動の増加は、G2と呼ばれるミステリアスな物体が射手座Aに近づいた直後に起こりました。

「数年間、Sgr A *からのX線放射を追跡してきました。これには、このダストの多い物体の密な通過も含まれています」と、ドイツ(Germany)のマックス・プランク研究所(Max Planck Institute)の地球外物理学のガブリエル・ポンティ(Gabriele Ponti)氏は述べました。「1年ほど前、私たちはSgr A *に全く影響を及ぼしていないと思いましたが、新しいデータはそうでないかもしれない可能性を高めています」

「G2の宇宙的な一致はない」と、カリフォルニア大学(University of California)ロサンゼルス校(Los Angeles)のマーク・モリス(Mark Morris)氏は語った。「しかしながら、G2を通過しても、Sgr A *がより活動的になった事実は、G2から出てくる物質がブラックホールへ吸収する速度を上昇させた可能性があることを示唆しています。」

研究者はこれまで、物体G2がガスやダストの長期にわたる雲だと考えていました。だが、2013年に射手座Aの近くを通過した後、物体の外観は、ブラックホールの重力によって引き伸ばされているだけではあまり変わらず、専門家は、G2と呼ばれるミステリアスな物体は単にガスとダストの雲ではなく、ダストの多いマユに包まれた星であると提言しました。宇宙での信じられないほどの現象です。

射手座Aからの活動の増加は、ブラックホールの共通の特性の可能性があります。天文学者が射手座Aのように振る舞う他のブラックホールを特定しており、物体G2の通過と無関係だろうと、研究者達は述べています。

 


NASA | X-ray Nova Reveals a New Black Hole in Our Galaxy

(2:16)  2012/10/05

 

マックス・プランク研究所の共著者、バーバラ・デ・マルコ(Barbara De Marco)氏は、「確かに結論を言うには早すぎます、今後数ヶ月でX線検査を続けます」と述べました。 「うまくいけば、新たな観測は、G2が変化した行動に起因するのか、新たなフレアリングがブラックホールのしくみの一部に過ぎないのかを、私達に教えてくれるでしょう。」

知見に関する論文は、王立天文学会の月報に受け入れられました。プレプリントはオンラインで入手できます。この記事は更新されました。

 

 

----- 出典 -----

www.thespaceacademy.org(同じ内容の記事)

www.ancient-code.com

 

----- この記事を読んで -----

私達の太陽の400万倍の質量、全く想像できないサイズです。果たしてどこまで大きいブラックホールがあるのでしょうか。各々の銀河の中心は、ブラックホールで構成されているだろうことが分かっては来ました。私達の太陽系は天の川銀河のオリオン腕と呼ばれる、どちらかと言えば辺境に位置し、銀河の中心部近くの影響がないことが幸いしているのかもしれません。

また、本文で紹介しているG2と呼ばれる天体も奇妙です。G2のガスや塵が、ブラックホールに吸い取られるかと思いきや、そうではない構造をしているようで、想定外の天体なのかもしれません。宇宙のミステリーは絶えないですね。

 

----- パズルのピース -----

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