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エイリアンの証拠になるかもしれない、「消失する」星を見つけた


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科学者達は、エイリアンの証拠になるかもしれないと考えられる、「消失する」星を見つけました

(図 クエーサー クレジットNASA)  (Fig.) 宇宙の星のイメージ

 

消失する星、つまり科学的な説明がなく夜空から突然「消える」は、私達が地球外生命体を見つけるのを助けるかもしれない、と科学者は言っています。

スウェーデン(Sweden)の研究者達はすでに、こうした「消える」星を1つ特定しており、彼らはいまだに望遠鏡の視野から何が消えてしまったのか不明ですが、天体物理学の説明がなければ、地球外生命体の介入の考えを排除できません。

星は宇宙の自然な流れの一部です(私達の太陽はまだ数十億年の人生を残しています)。わずか数年離れた宇宙調査を研究することで、チームは、異常な方法で星が空から突然ドロップアウトするように見えるかを確認したいと考えています。

言い換えると、彼らは、数年後にそうなるべき場所ではないところを調査し、1つの星を見つけて記録したい。

「銀河系や天の川銀河の星を探し出すことで、極めて高度な技術がもたらす物理的に不可能な影響を探ることを提案する」と、ウプサラ大学(Uppsala University)の研究者が彼らの論文で説明しています。

天文学者達が、ミステリアスな恒星の活動を合理的に説明することができないときに、地球外生命体が関与する可能性を提起したのは初めてではありません。

では、どうやって消える星を見つけたらいいのでしょうか。同チームは、USNO-B1.0カタログ(USNO-B1.0 Catalog)とスローン・デジタル・スカイ・サーベイ(Sloan Digital Sky Survey、SDSS)の、 最も大きくて最も包括的な宇宙地図の2つでデータを比較して、説明できない矛盾が見つかるかどうかを調べました。総計で、およそ29万の物体が50年間にわたって研究されました。

このデータから、彼らは1つの可能のある候補を見つけました。在ったが消えたと思われる星で、潜在的な技術的な誤差と、宇宙の物体の自然な動きを考慮した後にです。

中心研究者ビアトリス・ビアロエル(Beatriz Villarroel)氏と彼女の同僚は次のように述べます。この星が消失し見えなくなったことを確かめる前に、もっとたくさんの作業がまだ残っています。より大きなサンプルを得ることや、実際に何が起こっているかを確認するためのより敏感な望遠鏡が必要で、そうしたことに取り組んでいます。

「私達はそれを拒否することも、本当の候補者でもないとは言えませんでした。そうした意味では憂鬱な事件でした。」と、ビアロエル氏は、ニューサイエンティスト(New Scientist)誌でシャノン・ホール(Shannon Hall)氏に述べました。

未だに科学者達は、星を覆いそのエネルギーを吸うことができる巨大構造のダイソン・スフィア(Dyson spheres)のような先進的なエイリアンの技術について長い間疑問に思っていました。これは、星がある空の調査から次の空の調査にて欠落する可能性がある一種の仮説的な方法です。

より科学的な説明は次のようなことかもしれません。クエーサー(quasars)と呼ばれる明るい銀河中心は数百日で消灯することが知られています。何故なのかは私達には正確にはわからないのですが。 これらのクエーサーは超大型ブラックホールによって駆動され、大量のガスや粉塵を普通のときより急速に吸い込み、それらは公式調査の間に突然消えていく明るい場所について説明することができます。

しかし、そこに先進的な生命体がいるとすれば、そこでは星や銀河を操作しエネルギーを取れる可能性があります。これはロシアの天体物理学者ニコライ・カルダシェフ(Nikolai Kardashev)氏が既に提案していることで、この仮説を確認するために消える星を探すことは理にかなっています。

「これはとても合理的なことだと思います」と、この研究に関与していなかったボイース州立大学(Boise State University)の物理学者ジェイ・オルソン(Jay Olson)氏は、ニューサイエンティスト誌に伝えました。

「これは、とても珍しいものの為に意図的に探索したもので、時間の経過と共に既存のデータに隠れている可能性があります。ゲームのこの段階では、とても限定された探索ですが、何が達成できるかをよく示しています。」

探索を続けながら、私達はたぶん何回か以上の誤警報に準備すべきです。エイリアンが作ったとの接触が行われる前には...私達が接触を得るまでに。

研究はまだ査読されていませんが、出版前のサイトarXiv.orgに掲載されており、著者達には、ジャーナルに掲載される前に他の研究者からのフィードバックを得るチャンスが与えられています。

 

 

----- 出典 -----

www.sciencealert.com

 

 

----- この記事を読んで -----

恒星の最後は、スーパーノヴァ(超新星)の大爆発となり激しく輝くので、昨日まで輝いていた恒星が突然に夜空から消えることは考えにくいことがあります。恒星がブラック・ホールと出会い、吸い込まれるシナリオにしても、突然の消失はないでしょう。地球との間に、暗黒星雲のようなものが入ってきたとしたら、特定の恒星だけの単独の消失ではないでしょう。

もう1つの可能性は、ワームホールの突然の出現で重力変動が起き、光路が曲がり観測にかからなくなった。かなり無理がある発想でしょうか。では、突然に恒星が消える原因は何なのでしょうか。

この広い宇宙には、私達人類以外に必ず知的な地球外生命がいるだろう。そして私達人類よりも遙かに進んだ文明を持つ地球外生命がいることだろう。こうした可能性は全く否定できないです。そうして、私達人類が、この宇宙で孤独(唯一の知的生命)であるはずがないだろう。こうした考えが天文学者にあります(もちろん、天文学者だけに限りませんが)。

そうなると、自然な考察の流れとして、やはりダイソン・スフィアや、ダイソン・リングの類を想像することになるのでしょう。消失した恒星や、不規則に輝きが変わる恒星を見つけたのならば、エイリアンの活動の兆候なのかもしれません。

 

ダイソン球 - Wikipedia

カルダシェフ・スケール - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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