アマゾンが計画している本社は、現代のバベルの塔のように見えます
アマゾンが計画している本社は、現代のバベルの塔のように見えます
(図 La Tour de Babel, Van Valckenborch, 1594 ウィキメディア経由パブリックドメイン)
https://twitter.com/jimgeraghty/status/1356635928790458369
先週、アマゾン(Amazon)社は、本社(headquarter、HQ)2の一環として「ヘリックス(Helix)」タワーの計画を発表したことで、全国的な注目を集めました。
同社は、ペンプレイス(PenPlace)サイトの一部となるこの構造物について次のように言っています。2.5エーカー(約 3千坪)を超えるオープン・スペース、円形劇場、小売店、レストラン、1,500人の会議スペースなどがあります。
2030年までに、アマゾン社は本社2に少なくとも25,000人の従業員がいると述べています。
アマゾンの本社2は、バイブルのバベルの塔の現代版のように見えます。
バベルの塔は、前回はうまくいきませんでしたが….
Amazon unveils the design for its office building at HQ2 — Here's what it looks like
(1:23) 2021/02/03
アマゾン社はブログ投稿でこう言いました、「私達は、コラボレーション、自然光、自然との絶え間ない相互作用のために、領域を優先する従業員向けのワーク・スペースを設計しました。 このデザインは、幸福と運動、エージェンシー(従業員がいつ、どのように、どこで働くかを選択する能力)、そして地域社会との強いつながりを促進します。
それは続けて:「キャンパスは、周囲を無視する孤立した従業員専用のスペースではなく、人々を結び付ける近隣であるべきだと私達は信じています。」
----- 出典 -----
www.disclose.tvendtimeheadlines.orgamazingarchitecture.comtekdeeps.comwww.washingtonpost.com
----- 2021/02/12公開の記事を読んで -----
好意的にみれば、宣伝を兼ねた建築デザインの挑戦的な一面なのでしょう。 けれども、まぁ、なんとなく感じ悪い という印象を持つ方も多いです。 ビッグテックの1つなので、そう感じられるのかも知れません。
パンデミックの経験により、換気の悪いオフィスに社員が会して居る環境は最悪です。また、以前からのペーパーレス化への移行もあります。こうしたことを勘案すれば、職種によってはホーム・オフィス[日本語でリモート?]で仕事になることが実感されました。 この現状を踏まえて、ホーム・オフィス中心の働き方に舵を切った国内の企業もあります。
- また、ケーブルLANが不要となるWiFi環境でのモバイル端末があれば居場所が固定化される縛りがなくなりますから、オープン・スペースや屋外など、場所によらず仕事ができてしまいます。
言い換えれば、1人ずつ自分専用の机で仕事をする時代は終われることになります。 これは実際に、海外(欧米)での職場の姿です。
ホーム・オフィスが主体になってくる時代に入り、今さら本社の社屋ではないようにも思えてしまいます。
----- パズルのピース -----
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