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CDCが認めます、自然なCOVID免疫は極めて強力です


CDCが認めます、自然なCOVID免疫は極めて強力です

(図 Old Woman Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

概要

  • 事実:
    • 新たなCDC研究は、次のことを示す130以上の他の研究に加わります。感染後のCOVIDからの自然免疫がどれほど強いのか。
    • この研究では4つのグループを調べました。以前にCOVID-19に感染しておらず未接種、以前に感染しておらず予防接種済み、COVID-19から回復した未接種、回復し予防接種をした。
  • 考察: 何故、自然免疫が健康政策に含まれていないのでしょうか。

 

特にコロナウイルス(coronaviruses)のようなウイルスでは、自然免疫の強さは疫学の中心となるものであるという事実にもかかわらず、このパンデミック全体での間、健康政策に欠けていたものです。 それは「陰謀論」と呼ばれたり、「陰謀論」としてラベル付け[攻撃対象化]されたりしています。

次のことは驚きではありません。自然免疫について発表された最新の研究はその強さを物語っています。 米国疾病対策センター(Centres for Disease Control、CDC)の研究者達は、米国でデルタ変異株が支配的だったときの2021年5月から11月までのカリフォルニア(California)とニューヨーク(New York)のデータをレビューしました。

 

この研究(a)では、4つのグループの人々を調べました: 以前にCOVID-19に感染しておらず未接種、以前に感染しておらず予防接種済み、COVID-19から回復し未接種、回復し予防接種済み。

10月の第1週までに、以前に感染していない予防接種済者のCOVID-19率は、以前に感染していない未接種者と比較して、カリフォルニアで6.2倍、ニューヨークで4.5倍低くなりました。 しかしながら、以前に感染し未接種の人の間では、COVID-19率はカリフォルニアで29倍低く、ニューヨークで14.7倍低くなりました。

この研究では次のことを発見しました。予防接種済みでCOVID-19に感染した方達の割合は、カリフォルニアで32.5倍、ニューヨークで19.8倍低くなっています。

 

CDCはこう説明しました、

「これらの結果は次のことを実証しています。予防接種がCOVID-19から保護し関連する入院を防ぎます。そして、以前の感染を生き残ることが再感染から保護し関連する入院を防ぎます。」

 

カリフォルニア大学サンフランシスコ校(University of California San Francisco)の血液学者-腫瘍学者(hematologist-oncologist)で、疫学と生物統計学部(Department of Epidemiology and Biostatistics)の准教授の、ビナイ・プラサード(Vinay Prasad)医学博士(MD) 公衆衛生学修士(MPH)による、より明確にするための調査結果のすばらしい要約(b)を以下に示します。

 

(b) CDC Admits Natural Immunity is Looking Good! WRT Subsequent Hospitalization | I analyze MMWR paper

(8:57) 2022/01/23

 

現在、130以上の研究(c)が発表されており、COVIDに対する自然免疫の力を示し、それが一生続くかも知れないことさえ示しています。 自然免疫は完璧なワクチンのようなもので、たいていの人々に強力な保護を提供しますし、そしてこれは私達が、例えばSARSやはしか(measles)で見たように、生涯保護の形でもたらされ得ます。 軽度のCOVID感染でさえも、これを行う可能性があります。

 

セントルイス(St. Louis)のワシントン大学医学部(Washington University School of Medicine)の上級サイエンス・ライターの、タマラバダリ(Tamara Bhadari)博士は説明(d)します。

昨年の秋この報告がありました、COVID-19の原因となるウイルスに感染すると、抗体は素早く衰えます。そして主流メディアは、免疫が長続きしなかったことを意味すると解釈しました。 しかし、それはデータのゆがめた[偽りの]説明です。  急性感染後に抗体レベルが低下するのは正常ですが、しかしそれら[抗体レベル]は、ゼロには低下しません; それらは平坦[な安定常態]です。 ここで、私達は、最初の症状から11か月後の人々に抗体産生細胞を発見しました。 これらの細胞は生きて、残りの人々の人生のために抗体を産生します。 それは、長期的な免疫に対して強力な証拠です。

グッド・ニュース: 軽症のCOVID-19は、持続的な抗体防御を誘導します。 セントルイスワシントン大学医学部(d)

 

自然免疫はまた、2度目の症候性感染の確率だけでなく入院の見込みを著しく減らすかも知れません。 また、ウイルスが他の人に感染して再感染する可能性も低くなります。 また、あなたが他の人にウイルスを伝染し、再感染する可能性も低くします。

 

CDCにより言及されていないのはこの事実です、COVIDワクチンは、ウイルスの感染を阻止することに関して失敗(e)しました。 政治家達が主張しているように、これは「ワクチン未接種のパンデミック」ではありませんでした。 このパンデミック全体で、大規模なCOVIDの発生を経験している地球上で最もワクチン接種された地域や国の、複数の例(f)があります。

さらに、2015年にPLOSバイオロジー(PLOS BIOLOGY)誌に掲載された、ペンシルベニア州立大学(Penn State)の生物学者デビッド・ケネディ(David Kennedy)による「不完全なワクチン接種は、猛毒の病原体の伝染を促進し得ます(Imperfect Vaccination Can Enhance the Transmission of Highly Virulent Pathogens)」というタイトルの論文で説明(g)されているように、伝染を止めないワクチンは、より多くのウイルス毒性(viral virulents)が出現するための条件を作るかも知れません。

COVIDワクチンに関して、おそらく最も無視され検閲された因子は、世界中で報告(i)されている、または報告される[ワクチン接種後の]負傷者数(h)です。 このように高い生存率(j)で、多くの人々は明らかに自然感染で[免疫を得る]機会をつかむことを好むでしょう。

COVIDワクチンは、高齢者や併存症(comorbidities)のある方が、病院に入らないのに役立つかも知れません。 米国では、COVID-19で死亡した人の5%には、死因として記載(listed)されている併存症が少なくとも(k) 1つあります。 平均は4つの併存症です。

 

おそらく未接種者を差別せず、伝染を止めない製品にワクチンパスポートを実装せず、単に人々を奨励することは、私達が、日本がそうするのを見てきたように(l)、政府にとってより良い道筋だったでしょう。

ここカナダ(Canada)では、ジャスティン・トルドー(Justin Trudeau)首相は、ワクチン未接種者(m)を人種差別主義者とか、女性蔑視の過激派と呼んでいます。

ワクチンの義務化は、医療従事者の不足からサプライチェーンの問題、そして人々が請求書の支払いや、食卓に食べ物を置けないなど、多くの問題を引き起こしています。 解決策として考えられたもの[予防接種]は、史上最大の公衆衛生災害の1つなことが判明しました。

同じことが封鎖(lockdowns)にも当てはまり、COVID自体よりも多くの人々を殺しました(n)

私達は、本当に多くの人々の意志に反する権力を政府に与えるべきでしょうか。

 

 

----- 出典 -----

thepulse.one(関連記事)

thehill.comwww.euronews.comwww.hopkinsmedicine.org

 

----- 参考 ( Worldmeter / Japan より、2022/04/30 ) -----

 

昨年夏、武漢のオリジナル株用に作られたワクチンの有効性の限界について。CDC所長

www.businessinsider.jp ・・・ 2021/07/29 (α)

(原文)

www.businessinsider.com ・・・ 2021/07/28 (β)

 

----- 2022/01/24公開の記事を読んで -----

日本では、3年ぶりにGWの行動制限がなくなりました。

欧米でもマスクの着用義務が緩和や撤廃されるなど、パンデミックは終わりの雰囲気になっています。

オミクロン(BA.2株)についても、日本のメディアはさほど取り上げなくなりました。

ブレークスルー感染が報告され、伝染予防としては既に効かないワクチンの4回目接種についても、高齢者と老若男女を問わず持病のある方、つまり 脆弱な方に限定されるようで、理にかなった計画になったようです。

  • CDCのワレンスキー所長が昨年夏に警告した(α)(β)ように、SARS-CoV-2は既に何回も変異を繰り返し、デルタ株、オミクロン株(BA.1、BA.2)が登場しています。
  • ワクチンの一つ覚えなのは、何故でしょうか。低年齢への接種は、論理的かつ安全性の上で賢明なのでしょうか。
  • なお、ワクチンも含めて開発期間の短い薬剤の安全性は、依然として明瞭ではありません。(薬剤として承認されるまで、通例7年くらいかかります)

 

2022/04/01公開の日本の総人口は、1憶2519万人。Worldmeter(4/30)での累積感染者数(検査陽性者数)は7,850,252人とのことで、総人口の約6.3%が感染したことになります。

  • なお、「検査陽性者数は、発症した病人の人数とは異なる」ことは、ご存知の通りです。

検査で拾えている検査陽性者の6倍は、感染した方が居るという研究に習えば、日本の総人口の約37%、つまり3人に1人は感染し、それなりの自然獲得免疫を得ているのではないかと思います。

まだ集団免疫には至らないでしょうか...

今から226年前の1796年に天然痘のワクチンが開発されたとのことで、それ以前にはワクチンは存在せず、人類は自然獲得免疫で乗り切って来ました。今回のパンデミックも、徐々にそうなってゆくのでしょう。

残念ながら、政府/保健当局や主流メディアから、自然獲得免疫について国民に語られることはないようです。

 

集団免疫 - Wikipedia

ワクチンの年表 - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp