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COVID感染は、完全に予防接種を受けるよりも、デルタ株に対するより強力な保護を提供します - 新研究


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COVID感染は、完全に予防接種を受けるよりも、デルタ株に対するより強力な保護を提供します - 新研究

(図 Man Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

概要

  • 事実: 
    • イスラエル(Israel)からの大規模な研究は次のことを発見しました。以前にCOVIDに感染したことがある方達は、完全な[2回の]予防接種を受けている方達よりも、より多くの保護変異体を取得します。
    • 研究はまた次のことを発見しました。以前に感染したことがあるけれども1回の接種も受けた方達は、接種を受けていないが以前に感染したことがある人よりも、よりよく保護されています。
  • 考察:

    ワクチンのパスポートのように、自然免疫の背後にある科学が健康政策に含まれていないのは何故でしょうか。

 

私達は、COVIDへの私達の自然な免疫応答について、より学び始めています。 とは言ったものの、世界中の保健当局は予防接種が不可欠なままだと強調し続けています。

世界で最もCOVID-19ワクチン接種を受けている国の1つであるイスラエルで実施された新しい研究では、6月1日から8月14日までの数万人のイスラエル人の医療記録が調査されました。

この間、デルタ変異株(Delta variant)は、イスラエルの人々に感染する主要な株(strain)でした。 研究者達は、感染症、症状、それと入院を調べました。これは、SARS-CoV-2への自然免疫とワクチン誘発(vaccine-induced)の免疫を比較するための、現在までで最大の実世界の観察研究です。

研究者達はマッカビ・ヘルスケア・サービス(Maccabi Healthcare Services)のデータベースを使用しました。 2つの分析で、彼らは次のことを発見しました。これまでに感染したことはないが、ワクチン接種を受けた人々は、以前に感染してワクチン未接種の人々よりも、感染することが6倍から13倍高そうでした。

32,000人以上を比較したある分析では、彼らは次の発見をしました。症候性COVID-19を発症する危険度は、ワクチン接種者の間で27倍高く、そして入院の危険度は8倍高くなります。

 

私は以前、自然免疫に関してこのパンデミック全体で発表された科学を要約した記事を公開しました。 コチラ(a)で、あなたはそれにアクセスできます。そして提示される科学は、イスラエルからのこの新しい研究に敬意を表します。

SARS-CoV-2感染後に発生する自然な免疫保護は、パンデミック(pandemic)のコロナウイルス(coronavirus)のデルタ変異株に対して、ファイザー=ビオンテック(Pfizer-BioNtech)のワクチンの2回以上の投与よりも、相当に多くの防御を提供します… 新たに公開されたデータは次のことを示しています。かつてSARS-CoV-2に感染したことがある人々は、感染したことがなくワクチン接種を受けた人々よりも、デルタ株に感染し症状を発症することや、または深刻なCOVID-19で入院することが、遥かに少なさそうでした。

メレディス・ワッドマン(Meredith Wadman)医学博士、科学のスタッフ・ライター

 

サイエンス(Science)誌に掲載された彼女の記事で、メレディス・ワッドマン博士は、「SARS-CoV-2をひとたび授与すると、ワクチンよりも遥かに高い免疫力が得られます - けれども、予防接種は不可欠なままです。(Having SARS-CoV-2 once confers much greater immunity than a vaccine—but vaccination remains vital.)」のタイトルを使用しています。

 

ワクチンの有効性を疑問視する科学について書くことは、最近危険なビジネスです。フェイスブック(Facebook)は、既にそのプラットフォームから1600万個のコンテンツを削除していますし、他の167名の人々に「警告」を追加しました。ワッドマン氏は、彼女のタイトルが正確であるかを「ファクトチェック(fact-checked)」されていませんでしたが、しかし、それはここザ・パルス(The Pulse)誌の私達にとって同じでしょうか。 私達にはわからないのですが、これの主な理由は、主流の情報発信(outlets)が言えることと、独立したメディア(independent media)が言えることに対して、巨大な二重の基準があるからです。 私達が、主流が報じる数ヶ月前に正確に報告をすると、それは「誤り(false)[虚偽]」と見なされます。 後ほど「真実(true)」になるだけのことです。

 

ダンデリード病院(Danderyd Hospital)とカロリンスカ研究所(Karolinska Institute)の医師で免疫学(immunology)の研究者で、SARS-CoV-2への免疫応答を研究しているシャーロット・トーリン(Charlotte Thålin)氏によれば、

これは、どれほど自然免疫がワクチン接種よりも本当に優れているかの、教科書の例です… 私の知っている限り、初めてCOVID-19の状況下で(これが)実際に示されています。」

 

他の興味深い発見が、同様にありました。 研究者達はまた次のことを発見しました。以前にSARS-CoV-2に感染していて、ファイザー=ビオンテックのメッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンを1回接種したことがある人々は、かつてウイルスに感染し未だにワクチン接種を受けていなかった人々よりも、再感染からより高度に保護されました - しかし、この追加された保護は統計的に意味のないものでした。

さらに、研究では、新たにCOVID感染症にかかった誰も死亡しませんでしたので、死亡率を比較することは不可能でした。 現在、たいていの証拠が次の事実を示しています。ワクチンは、もしそれが自然の免疫ほど良くなくてさえも、依然として深刻な病気や病気に対する防御を提供します。 以前に感染したことがある方達に感染が起こるのと同じように、それは、ワクチン接種を受けた人にも起こり得ますし、そして依然として重症になり得ます。 実際、ワクチン接種を受けた[人々での]突破感染(breakthrough)の症例は、COVIDから回復して[その後]再感染した症例よりも、遥かに一般的です。

 

シアトル(Seattle)のワシントン大学(University of Washington)の免疫学者の、マリオン・ペッパー(Marion Pepper)氏は、この研究が自然免疫の恩恵を示していることを認めましたが、しかし、また次の指摘をしています。COVID-19は既に400万人以上を殺し、より致命的な変異株が集団の中への道を進んでいます。 彼女は次のことを述べています。研究は、体がそこ(自然免疫)にたどり着くためにしなければならないことを認めていませんが、しかし、他の研究はまたこう指摘しています、軽度のCOVID感染でさえ、生涯続くかもしれない免疫を提供できます。

一部の人達はまた次のことを論じるでしょう。COVID死[者数]として分類された総ての死亡は、COVIDの結果ではありません。 例えば、現在これが文書化(b)されています、COVID死亡者数は、徹底的な検査と高い過敏化がある、それとまたはCOVID診断の報奨制(incentives)がある国で、過度な集計がされています。 コチラ(c)は、イギリス(England)での超過死亡(excess deaths)に関して、オックスフォード大学(Oxford University)の根拠に基づく医療(evidence based medicine)の教授であるカール・ヘネガン(Carl Heneghan)博士により書かれた有益な(informative)記事です。

自然免疫の力、これは血清有病率(seroprevalence)の研究から推定された複数から推論された60歳未満の人々のほぼ100%の生存率(survival rate)で、それと他のいくつかの理由が、人々がワクチンを躊躇し、封鎖に反対している方達により引用された重要な理由であり続けています。

 

亡くなった人々の数、パンデミックが世界中の病院やICUに置いた重圧、そしてウイルスが高齢者のような脆弱な人々にもたらす危険性が、多くの人々がワクチンを支持する理由に関して、総ての理由です。

 

私の個人的な意見は、あらゆる義務はありませんが代わりに奨励のある、焦点を絞った保護の取り組み方です。 代わりに奨励です。 封鎖は既にCOVIDより多くの人々を殺したかもしれませんし、影響の重大性なしではなかったかもしれません。 複数の政府が取った措置を疑問視する証拠は、厳しく検閲されています。 何故でしょうか。

この言われていること総てで、例えばワクチン・パスポートのように、健康政策は、何故自然免疫の科学について対処し、認めることができなかったのでしょうか。

ハーバード大学医学教授(Harvard Medical Professor)のマーティン・クルドーフ(Martin Kulldorff)氏によれば、「以前のCOVID病(多くの労働者階級)は、ワクチン(多くの専門家達)よりも優れた免疫を提供します。そうなので、ワクチンの義務は科学的なたわごとであるだけでなく、差別的かつ非倫理的でもあります。」

多くの感染症について、自然獲得免疫はワクチン誘発の免疫よりも強力であることが知られており、それは頻繁に生涯続きます。 深刻な人間の病気の重症急性呼吸器症候群(severe acute respiratory syndrome、SARS)と中東呼吸器症候群(Middle East respiratory syndrome、MERS)は、強固で持続性の免疫応答を誘発します。 同時に、他のいくつかのヒトコロナウイルス(human coronaviruses)は、通常、風邪を引き起こすだけですが、定期的に人々を再感染させることが知られています。

ワッドマン。

 

更新:2021年8月30日午後1時、サイエンス誌の記事のタイトルが更新されて、「ただし、予防接種は不可欠なままです」が含まれるようになりました。

 

 

----- 出典 -----

thepulse.one

 

----- 2021/08/29公開の記事を読んで -----

予防接種で先行したイスラエルのデータを分析した論文が、プレプリント(査読前の論文)ながら参考になるものが発表されました。

日本ではワクチン接種を受けるか受けないかは、国民各個人の自由に任せられています。なので、自然獲得免疫と、ワクチンにより誘発された免疫の比較は興味深いところです。

なお、このジャーナリストがハイライトしたいことは最終部分なのかもしれません。それにしてもSNSの検閲は厳しく、情報発信の仕方にとても苦労されています。

 

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