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自然なCovid免疫の力に関するジョンズ・ホプキンスの医師 - 85パーセントは免疫があります…


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自然なCovid免疫の力に関するジョンズ・ホプキンスの医師 - 85パーセントは免疫があります…

(図 Women Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

The Bias Against Natural Immunity | Marty Makary, M.D., M.P.H.

(1:29) 2021/06/03

ジョンズ・ホプキンスのマーティ・マカリー(Marty Makary)博士

 

ウォール・ストリート・ジャーナル(WALL STREET JOURNAL)からの抜粋

 

米国のコビッド(Covid)パンデミックについてのニュースは、あなたが聞いたよりもさらに良いものです。 アメリカの成人の約80%から85%はウイルスに免疫があります:64%以上が少なくとも1回のワクチン接種を受けています、そして、受けていない人のおおよそ半数は以前の感染からの自然免疫を持っています。 次の十分な科学的証拠があります。自然免疫は効果的で永続性[恒久性]があります、そして公衆衛生のリーダー達はそれに留意すべきです。

アメリカ人の約10%だけが陽性のCovid検査を確認しましたが、しかし、4〜6倍の人が感染した可能性があります。 ネイチャー(Nature)誌の2月の研究は、2020年の夏の終わりに抗体検診(screenings)を使用し、確認された症例の7倍の実際の症例があったことを推定しました。 アルバニー大学(University of Albany)とニューヨーク州保健局(New York State Department of Health)による同様の研究では、次のことが明らかになりました。ニューヨークのパンデミックの最初の月である2020年3月末までに、[ニューヨーク]市の人口の23%が抗体を持っていました。 その[抗体の]共有は、パンデミックが広がると同時に必然的に増加しました。

 

自然免疫は永続性があります。 セントルイス(St. Louis)のワシントン大学(Washington University)の研究者達は先月、次の報告をしました。軽度の感染から11か月後、免疫細胞(immune cells)は依然として防御抗体(protective antibodies)を産生することができました。

著者らはこう結論付けました、以前のCovid感染は、「強固」で「長命の液性免疫応答(humoral immune response)」を誘発し、一部の科学者達に次の提示をさせます。自然免疫はおそらく終生でしょう。 何故ならば、感染はワクチン接種より数ヶ月早く始まったので、私達は、予防接種された免疫よりも、自然免疫の持続期間についてより多くの追跡調査データを持っています。

自然免疫の懐疑論者達は、1月の報告が、集団免疫(herd immunity)にもかかわらず再感染の波を提示したブラジル(Brazilian)の州のアマゾナス州(Amazonas)の首都マナウス(Manaus)を指摘しています。 けれども、感染した方達の最初の推定値は間違っていました、何故ならば、回復期(convalescent)の血漿[リンパ漿]を提供した方達の間 - 住民を代表していない部分集団 - の抗体検査に基づいていたからです。 追跡調査の研究は、再感染の仮説を暴きましたし、人口が400万を超える州全体で、わずか3件の確認された再感染を発見しました。 その他の研究はこれを確認しました、感染症は稀であり、通常は無症候性(asymptomatic)かまたは軽症(mild)です

 

以前に感染したことが予防接種[と同じ]になりますか。 自然免疫を有する健康な患者への私の臨床的アドバイスはこうです、1回のショット[接種]で十分で、たぶん必要でさえありませんが、でもそれは、免疫の長期の耐久性を高める可能性があります。 ペンシルベニア大学(University of Pennsylvania)の、以前にCovidに感染した人々の研究は次の発見をしました。1回(single)のワクチン投与は強い免疫応答を引き起こしました、2回投与後にその[免疫]応答の増加はありません。 ニューヨークのシナイ山医学部(Mount Sinai School of Medicine)からの別の研究は、こう結論付けました、「既存の免疫を持つ個々人での、最初のワクチン投与に対する抗体反応(antibody response)は、- 決して感染したことのない - うぶ(naïve) で、2回目の投与後の個々人で発見された力価に等しいかまたは超えることさえあります。」

ファウチ博士は昨年8月13日にこう言いました、100,000件あたり10件未満のとき、「あなたは安全かつ明確に始められるはずです。」 米国は5月中旬にその点に到達しました。 現代医学研究と人体の免疫システムの両方の驚くべき能力について、恐怖をかき立てるのをやめ、国民と状況が落ち着く時が来ました。

 

マーティ・マカリー博士

 

Americans have a 'distorted perception of risk' of Covid: Physician

(4:39) 2021/06/08

 

 

----- 出典 -----

(掲載終了した元記事のウェブ保存版)

Johns Hopkins Physician on The Power of Natural Covid Immunity — 85 percent are immune… | Citizen Free Press

 

(参考、反IVM、BBCと言うよりもファクトチェッカーの執筆)

www.bbc.comwww.bbc.com

 

----- 2021/08/05公開の記事を読んで -----

Covidに感染して多くの方が強固な自然免疫を獲得しているトピックです。

このパンデミックが始まって一時期、主流メディアも含めて「Covidは再感染し、自然獲得免疫は期待できない。」 おおよそこのような内容が報じられていた記憶があります。これこそ都市伝説か、デマそのもののように感じます。

 

ワクチン・検査パッケージ

さて、ワクチン2回接種PCR?検査で陰性の証明書のトピックがあります。奇異に感じる方もいらっしゃると思います。

変異株(例えばデルタ株)に対して、ワクチン本来の予防効果が薄れたことと、ワクチン効果の日数経過での弱まりの事実を踏まえれば、

接種済証明:他人を感染させない証明にあらず:変異株に感染することもある。

陰性証明:他人を感染させない証明:検査時点で感染していない証明。

意味の異なる2つの証明の混在は、正しい組み合わせでしょうか。加えて、本トピックで紹介されている、ワクチン誘発免疫以上になる自然獲得免疫を持っている方の証明はどうするのでしょうか。抗体検査陽性の証明書も加えるのでしょうか。

予防接種は国民個々人の自由選択としながらも、これらの証明書の混在が、区別でなく、卑劣な差別やワクチン・ハラスメントの温床にならなければ良いのですが。

 

自然獲得免疫のためには

Covidに感染して、多くの方が風邪のような軽い症状の内に終わるとも言われています。これを踏まえれば、初期症状の内にイベルメクチン(IVM)などの入手可能な薬で叩けば済んでしまう(ある意味弱い)病気です。

ここに来て、イベルメクチンは、(医療政治複合体の)政治的な用語になったようです(上記の参考リンク)。(グルかも知れない)メディアを通して、イベルメクチンが効かないPRの激しさが増しています。一時期のヒドロキシクロロキンのブレンド治療を思い出します。

患者を治療し、助けようとする臨床医と、依頼された薬に効果があるかどうかを請け負い調査している研究医とに、かなりな温度差があるのかも知れません。

IVMを蹴落としたら、次の標的は自然獲得免疫かもしれません...

 

----- パズルのピース -----

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