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パンデミックの終わり方、それはいつ、どのように


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パンデミックの終わり方、それはいつ、どのように

(図 Mascarilla Pixabay)

 

 コンテンツ

 

このテーマは、パンデミックのさまざまなことについて中道の立場の方に向けたものです。

 

1. WHOはCOVIDを「風土病」として扱うことに反対して警告します

(Fig.) フェイスマスクを着用した人々は、1月5日にスペインのヴェンドレル・タラゴナの商業地域を歩きます。

 

世界保健機関(World Health Organization、WHO)は火曜日(1/11)、COVID-19を「風土病(endemic)」の病気として扱うことに対して警告しました。

 

ニュースを進める: 「私達には、依然として膨大な不確実性がありますし、ウイルスはかなり急速に進化しており、新たな挑戦を強いて(imposing)います」と、WHOのヨーロッパの上級緊急事態職員の、キャサリン・スモールウッド(Catherine Smallwood)氏は、火曜日の記者会見で言いました。

  • 「私達は、それを風土病と呼べる確かな段階にはありません。それは、そのうちに風土病になるかもしれませんが、2022年までそれを確定することは、この段階では少し難しいです」と、スモールウッド氏は言いました。

全体像: この発言は、スペイン(Spain)のペドロ・サンチェス(Pedro Sánchez)首相が、詳細なCOVID-19追跡システムから、インフルエンザのような監視システムへと移行するために、ヨーロッパでの議論を呼びかけた後にやってきました、と連合通信社(Associated Press、AP)は報告します。

  • 「私はこう信じています、私達には、用心深く、ゆっくりと、議論を開くための条件があります… これまでとは異なるパラメーターで、この病気の進展の評価を開始するためです。」と、サンチェス首相は言いました。

彼女が言っていること:「もちろん、これは総て、私達がそれにどのように対応するかに依存します。 広く行きわたるワクチン接種の理解は、そのようなシナリオに移行する上でとても、とても重要ですし、私達は依然としてそこ[目標]から遠いいです」と、スモールウッド氏は言いました。

 

 

----- 出典 -----

www.axios.com ・・・ 2022/01/11

 

 

 

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(図 Couple Pixabay)

 

2. COVID-19パンデミックはいつ風土病になりますか。 専門家がシナリオを共有

米国のオミクロン症例数の急増は、アメリカ人にコロナウイルスパンデミックがいつ終わるのか疑問を抱かせています。 感染症の専門家が、風土病へのタイムラインに加勢します

 

全国のCOVID-19症例の驚異的な急増は、主に伝染性の高いオミクロン変異株により煽られました。このことは、パンデミックが最終的に完全に治まるまでにどれくらいの時間がかかるのか、多くのアメリカ人に疑問を抱かせています。 正確なタイムラインを提供できる水晶玉はありませんが、何人かの医療専門家が、将来がどうなるかを割り付けるのを支援します。

パンデミックから風土病への感染症の切り替わりは、ウイルスが特定の地域や人々の間で定期的に発見されたときに起こります。 風土病の状態の主な違いは、ウイルスをより高い集団免疫(population immunity)でより管理しやすくします。

一般的な風邪とインフルエンザは、市民により頻繁に遭遇される風土病のウイルス感染症の例です。 マウント・シナイ・ヘルス・システム(Mount Sinai Health System)の感染予防の医療ディレクターの、バーナード・カミンズ(Bernard Camins)博士は、Sars-Cov-2ウイルスが最終的には時間の経過とともに風土病になると考えています。

「流行性(endemicity)の定義はこれです、それ[Sars-Cov-2]は毎年、特に冬が来ると戻ってきます。 しかし、それが風土病になったとき、それは人口の -特定のグループだけで - 大部分に影響を及ぼすべきではありません」と、バーナード・カミンズ博士はNBCニューヨークに言いました。

Sars-Cov-2が、広範囲の旅行計画、入院率、そして医療制度の妨げにならなくなるには、数年かかるかもしれません、とカミンズ博士は付け加えています。

 

オミクロンは軽症かもしれませんが、将来の変異株種はどうでしょうか

次のことを理解することが重要です。オミクロン変異株の症例は他の症例よりも軽症ですが、別のSARS-CoV-2株が今後数か月で大いに現れる可能性があります。これは、異なる突然変異の異なる一式か、またはデルタと同じくらい毒性のあり、より多くの脅威を引き起こす可能性があります。

世界のたいていの人達は、免疫されていません。 たいていのアメリカ人(Americans)とヨーロッパ人(Europeans)は予防接種を受けるかもしれませんが、南アフリカ(South Africa)やインド(India)などの他の国では、予防接種率に遅れています。

 

ファインスタイン医学研究所(Feinstein Institutes for Medical Research)のウイルス学者(virologist)の、ベティ・スタインバーグ博士(Bettie Steinberg)は、世界はより多くの変異体が現れるのを見ることが、あり得ますし、ありそうです、と言っています。

「オミクロンが南アフリカからしたように、私達がある程度の免疫を持っている株とは十分な違いがある変異株が、私達に別のスパイクを与えるために現れます」と、- 上手く行けば短命な - より多くの大波が何年にもわたって来ると疑う、スタインバーグ博士は提示しました。

 

ジェフリー・シャーマン(Jeffrey Shaman)博士は、コロンビア大学(Columbia University)のメールマン公衆衛生大学院(Mailman School of Public Health)の環境健康科学(environmental health sciences)の教授です。 彼はこう断言をします、もしもその時がデルタ拡散の間と同じようにやって来るのならば、COVID-19ワクチンが部分的な防御を提供します。

「これが、より穏やかなものへの論理的な進歩が見られる最初のステップです、という説話を描くことは、私の観点からすれば、欠陥のある進化論的(evolutionary)な議論です。」

コロンビア大学メールマン公衆衛生学部、ジェフリー・シャーマン博士

 

Sars-Cov-2がより軽症の感染症を生じるかもしれない理由については、2つの議論があります、とシャーマン博士はNBCニューヨークに説明しました。 一方で、病原体(pathogen)が長期間宿主に存在するとき、それはより伝染性になり、毒性が低くなる傾向があります

「ウイルスが宿主にとどまるとき、次のような選択圧力が及ぼされます。もしも他の変異株よりも伝染性の高い変異株が出現したのならば、宿主集団をより速く移動するでしょう」と、シャーマン博士は言いました。

より急速に蔓延し勝者となった変異株は、競争相手を打ち負かし、取って代わるか、または退去させます。 しかしながら、シャーマン博士はこう述べています、ウイルスが物理的に変異できる量には生得的な限界があります。

 

一方、医師はこう言います、より軽症度なウイルスの枠組みが可能です、何故ならば、病原体がその宿主を殺すのは不利だからです。 この考えの背後にある理論的根拠は、もしもウイルスが、複製し他の人へ感染する前にその宿主を殺した場合、それは存在の理由全体を台無し(short-circuiting)にさせています。 これは、もしもウイルスが宿主を滅ぼす前に感染したのならば、これにだけに成り立ちます。

Sars-Cov-2の感染の多くは、特に重症の場合、人々が症状を経験する前に起こります。 シャーマン博士にとって、選択圧力はその理由のためになくなっています。

 

さらに、シャーマン博士は慎重に次のように述べています。総人口と比較して、Sars-Cov-2で亡くなった人数が十分ではありません。

「何故ならば過少報告のために、おそらく2,000万人がCOVID-19で亡くなりました。これは膨大な数です。しかし、特に私達が繁殖する割合では、77億人の宿主の一滴です」と、シャーマン博士は説明しました。

この研究者にとって、このコロナウイルスはまだ感染する人々のプールを使い果たしていませんし、そして、より軽症度の変異株への選択圧力を示す十分な証拠がありません。

 

私達は、風土病の段階に入っていますか

やや難しい真実は、時が経たないと分からないことです。 専門家の見解はNBCニューヨークに次のように伝えます。今年、世界はパンデミック後の段階に入るかもしれません。

しかし、これを理解するために、後知恵(hindsight)が何年もかかります。 ウイルスは特定のパターンに方へ向かって、動き[変異し]ました。 シャーマン博士は、次の未来を見る可能性のある例を挙げています。そこでは毎年、世界は2つの変異株だけを認識します。

「例えば、2022年には3つの波が発生します。2023年には1つの波が発生します。2024年と2025年には2つの波が発生し、そして2026年には1つの波が発生します。 私達はこう言うでしょう、年間約2つのアウトブレイク(outbreaks)を引き起こしている変異株がやって来ます。そして、それが[ウイルスが]陥ったパターンだと私達が言い始めるのは5年の記録を見ただけです」と、シャーマン博士は説明しました。

 

最新の米国疾病予防管理センター(Centers of Disease Control and Prevention、CDC)のデータによれば、過去30日間に米国で約60,000,000件のCOVID-19の症例があり、83万人以上が亡くなっています。

ニューヨーク州(New York state)だけでも、土曜日に90,000を超える新規の陽性COVID-19症例が報告されました。 それらの半分以上、47,000件近くの症例がニューヨーク市で発見されました。

ニューヨーク州知事のキャシー・ホクル(Kathy Hochul)氏はこれを「用心して楽観視しています」。COVIDの傾向が、ビッグ・アップル(Big Apple)[ニューヨーク市]で初めてオミクロンが検出されたときに、[感染者数の]成長率の鈍化を示しています。

 

CDC所長の、ロシェル・ワレンスキー(Rochelle Walensky)博士は、オミクロンがまだ国のピークに達していると、まだ確信していませんが、しかし、ニューヨークの一見停滞している数字を検討した後に、希望を持っています。

5回に1回以上のCOVID検査で陽性となり、オミクロンの大波の間にCOVID-19に感染した患者には、免疫力が追加されているかも知れません。 スタインバーグ博士はこう言及しています、2回のワクチン接種された方達に対しての、これらのブレークスルー感染症例は、 - 少なくともその変異株には - 免疫に関してブースターとして振る舞う(act)かも知れません。

彼女はこう述べています、この感染が将来の変異画株に対して免疫を提供するかどうかは、おそらくさらなる突然変異のために依然として疑問です。 オミクロンに感染した人口がの増加に伴い、これはしばらくの間免疫を提供し得ます。

「免疫力は時間とともに衰え、そうして、あなたはより感染しやすくなり得ます。 しかし、今現在、かなり多くの人が感染しているので、私は、この特定の大波はそれほど長くは続かないでしょうと思っています。 ウイルスは標的を使い果たしそうです」と、スタインバーグ博士は言いました。

 

どのようにパンデミック後の世界にたどり着けますか

世界が、パンデミック後の時代に入る正確な日付を決定するための透視(clairvoyance)はありませんが、一部の科学者達はこう表現します、国民の思考プロセスを変える時期かもしれません。

おそらく住民は、COVID-19はここにとどまるという概念に同意する必要があります、と彼らは言います。

「私の意見では、私が知っていることを知り、私達はそれと一緒に暮らす方法を学ぶ必要があります。 このような大波があるとき、私は必ずしも再び封鎖をしたり、事業を閉鎖したりすることを主張するわけではありません。しかし、人々は注意する必要があると思います 」と、カミンズ博士は言いました。

スタインバーグ博士はこう言います、人々は冬の重ね着のようにCOVID-19予防を見ることができます - あらゆる追加[情報]が役立ちます。

「1つの層は予防接種です。もう1つの層はこの事実です、それを手に入れた多くの人々が少なくともしばらくの間、ある程度の免疫を持っているでしょう。そして3番目の層はより良い治療になるでしょう」と、スタインバーグ博士は説明しました。

 

アレルギー&喘息ネットワーク(Allergy&Asthma Network)のアレルギー専門医(allergist)で免疫学者(immunologist)の、プービ・パリク(Purvi Parikh)博士はこう付け加えています、より軽症の菌株でさえ、他の緊急事態の治療(care)を遅らせるなど、医療システムに悪影響をもたらし得ます。

「私はその言葉「軽症」が嫌いです。 重症度が減ってきているので、私はそのように言います。 しかし、そうは言っても、私達は依然として入院している人々、特にワクチン未接種の人々を見ています。 私は、これは良い兆候だと思います、少なくとも株は、それほど致命的ではない方向に動き始めています、幸運を祈ります」と、パリク博士は言いました。

 

 

----- 出典 -----

www.nbcnewyork.com ・・・ 2022/01/12

 

 

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(図 People Pixabay by icsilviu)

 

3. COVIDパンデミック:根絶の可能性は低いままで、オミクロンが風土病への移行に役立ちますか

 

シカゴ(WLS) - イリノイ州(Illinois)での最初のオミクロン変異株は、シカゴ市全体からのCOVIDの検体を連続[採取](sequencing)した後、12月にラッシュ大学医療センター(Rush University Medical Center)のラボで検査されました。

「それ以来、オミクロンの連続[採取]を行っている検体の90%以上に上昇しています。基本的に検出不能な状態から90%以上になるまで、約3週間かかりました」と、ラッシュ・ゲノミクス・アンド・マイクロバイオーム・コア施設(Rush Genomics and Microbiome Core Facility)の責任者(director)の、スティーブン・グリーン(Stephen Green)氏は言いました。

 

感染性の高い変異体は、長い検査待ち、高い陽性率、入院の大幅な増加の原因です。また、それは、パンデミックが風土病になる原因になる役割を果たし得ました

「答えはわかりませんが、しかし、それが何らかの形で無期限に私達と一緒にいる可能性が高いです」と、グリーン氏は言いました。

感染症の専門家はこう言います、COVIDを永久に一掃することは起こり得ないでしょうが、しかし、予防接種と十分な数の人々がそのウイルスのCOVIDを取得していると風土病になるでしょう。これは、散発的な病気を意味し、集団内で循環し続けます。

 

風邪のウイルスは風土病です; それは風土病ウイルスの良い例です」と、グリーン氏は説明しました。

 

しかし、イリノイ大学シカゴ校(University of Illinois at Chicago、UIC)感染症のチーフであるリチャード・ノヴァク(Richard Novak)博士は次のように言いました。パンデミックが風土病になる前に、行くのに長い道のりがあります。 彼は、将来の変異株によっては、さらに数年かかるかもしれないと言いました。

「いいえ、ワクチンカードを永遠に持ち歩くことはおそらくないでしょう。しかし最終的には、私達は風土病で、軽症の病気を引き起こす、散発的なウイルスを持つでしょう」と、ノヴァク氏は言いました。

ノヴァク博士は、COVIDが他のウイルスと同じ経路をたどることを望んでいます: それらが変異し続けると、病原性(pathogenic,)が低くなる傾向があります、その結果、軽度の病気になります。

 

 

----- 出典 -----

abc7chicago.com ・・・ 2022/01/12

 

 

----- 2022/01/11-12公開の記事を読んで -----

さて、オミクロン株の挙動の理解とともに、ここ最近、パンデミックの終わり方がピックアップされています。つまり、これまでの変異株よりも重症化しにくい ⇒ 殺人ウイルスではなさそうだとの見解です。

風土病(エンデミック)として定着することで、集団免疫が得られ、医療も落ち着くという見立てです。

終わりが近い、もしくは出口が見え始めたという事でしょうか。

 

上に挙げた記事を見ていただくと、こうしたシナリオを嫌がって、あたかも後数年パンデミックが続いてくれないと困るような印象さえ受けます。

  • それにしても、相変わらず ワクチン ! ワクチン ! 騒いでますね。(何でも新薬は危ないので)

    「オミクロン株に対してブレークスルー感染する、2回の予防接種者でざっくり6-7割くらいとして」

    こうした、ワクチンが無効だという事実があるのに、「同居家族(子供)が感染すると、濃厚接触者となった親が出勤できない」、だから子供に予防接種...  あれれれ...

    これまで、持病のない子供は重症化しないとされていました... 論理破綻しています

    このソリューションは ?

 

----- パズルのピース -----

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