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科学者達は、ある場所から他の場所への物理的な物体のテレポーテーションを報告します


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科学者達は、ある場所から他の場所への物理的な物体のテレポーテーションを報告します

(図 Wormhole Pixabay)

 

テレポーテーションの概念は、主に人類の歴史を通してサイエンス・フィクションの文学から来ていますが、しかし事態は変わりつつあります。それは2015年、量子論(quantum theory)と一般相対論(general relativity)の物理学の発展は、今や相当な時間のために、テレポーテーションの概念を探求に成功しています。

今日、数多くのテレポーテーションのブレークスルー[躍進]がありました。その一例が、インスブルック大学(University of Innsbruck)のライナー・ブラット(Rainer Blatt)教授の研究です。彼らは原子のテレポーテーションを、初めてうまく行うことができ、彼らの研究はネイチャー(Nature)誌に掲載されました。(1) 彼らは、ある粒子の重要な特性を、物理な結合を使わずに他のものに移すことができました。この場合、テレポーテーションは2つの原子間で量子の状態(quantum states)を伝達する形で起こり、これには、原子のエネルギー、運動、磁場、その他の物理的性質が含まれます。これは、もつれ(entanglement)として知られている、原子スケールで存在する奇妙な振る舞いのために可能です。それは、アインシュタイン(Einstein)氏が「不気味な行動(spooky action)」と呼んだものです。

2013年にクイーンズランド大学(University of Queensland)の物理学者チームによってネイチャー誌に発表された別の研究は、ソリッド・ステート・システム(solid state systems)によるテレポーテーションの成功を論証しています。(2)  これによるプロセスでも、情報の物理的な媒体を送らずに、量子の情報はある場所から別の場所に送信できます。これは同じ概念で、もつれの現象を通して可能になります。

量子テレポーテーション(quantum teleportation)は、世界中の多数の科学者によって何度も再現されてきました。

上記の例は、量子テレポーテーションに総て関連しています。そして、私たちはみな原子でできていると考えれば、それはいつの日か、私達が完全な物理的対象をテレポートできるようになる可能性を、信じるのに役立ちます。しかし一部の研究は、政府の最高レベルでは、それを既に成しえていることを示しています。

 

テレポーテーションには、さまざまなカテゴリがあります。繰り返しますが、上記で用いた2つの例は、量子テレポーテーションと呼ばれています。別の種類のテレポーテーションは超能力的(psychic)であり、それは超能力的手段による人または無生物[物体]の運搬です。

「異常なテレポーテーションが科学的に調査され、それは、政府内外の数人の同僚とともに、私に知られるようになりました。国防総省により別途文書化されています。」(3 - エリック・デービス(Eric Davis)博士、FBIS

1981年9月に中華人民共和国(PCR、Peoples Republic of China)で発表された、ジラン・ザジ(Ziran Zazhi)誌 (ネイチャー誌)の、「人体の異常な能力により実行される物体の移動に関するいくつかの実験」 (荘黄(Shuhuang)他、1981) と題する論文は、「才能のある子供達」が、ある場所から別の場所へ、小さな物理的な物体をテレポーテーションさせることができたと報告しました。対象物には、時計、牛アブ(horseflies)、他の昆虫、無線マイクロ送信機、感光紙などが含まれていました。参加者は、予め物には決して触れていませんでした。

実験は、目隠しと二重目隠しの条件下で行われ、そして関係する研究は、いろいろな大学や国防総省のセクター[部門]から来たものでした。(3)  これは例外的なケースで、機密でないインテリジェンス情報の報告を、一般公開用に準備する必要があると判断されたからです。

1990年7月に、北京(Beijing)の航空宇宙医学工学研究所(Aerospace Medicine Engineering Institute)による更なる研究が行われました。それは中国の身体科学(Somatic Science)の雑誌に発表されました (コンチ(Kongzhi)ら、1990:ジンゲン(Jinggen)ら、1990; バンフィ(Banghui); 1990)。この研究は、高速写真ビデオテーピングを含む、いくつかの実験を報告しました。これは、封印された封筒、封印されたガラス瓶および試験管、封印されたプラスチック・フィルムの小さな缶などの壁を通して、これらの容器の壁が破られずに、ナッツ、マッチ、ネイル、ピルなどの試験片の移動を捉えることができたものです。これらの総ての実験は、才能のある子供と大人を使って、様々な材料をテレポーテーションが起こることを報告しています。(3)

総ての実施例で、昆虫を含め、試験標本はテレポーテーション後も元の状態のままだったことが報告されました。

「中国の論文はすべて極めて興味深く、とても良く書かれています。そして、それらは様々な実験装置の写真と概略図を表示しています。 実験プロトコールは詳細に説明されており、そして徹底的なデータを通て、統計分析が結果として示されました。」 (3) エリック・デービス博士、FBIS

 

実験は次のことを示しました。

  • 異なる研究グループがさまざまな実験方法を設計しました。才能のある超能力者(psychics)、さまざまな密封容器、そしてテレポートされる予定の試験片を使いました
  • 試験片が様々な障壁を通ってテレポーテーションするのに必要な時間は、ほんの1秒から数分の間でしたが、どの試験片を使用したかは問題ではありませんでした。
  • 高速度の写真撮影/ビデオ録画は、密閉された容器の壁と溶け合っているか混ざっている試験標本を記録した。そうして容器の中だけから消え、別の場所に再度現れます。
  • 試験片として使用された無線マイクロ送信機はテレポーテーション中に周波数が劇的に変化しました。研究者達は、次の結論をしました。これは標本が「存在しない」か、またはテレポーテーション中に別の変化した物理的状態にあることを示していました。送信周波数は、テレポーテーションの前後で安定していました。
  • 実験結果はすべて再現性がありました
  • 不正手段と巧妙なごまかし(sleight of hand)の条件は完全に排除されました。そして、複数の外部の目撃者(技術的および軍事情報専門家)がいつも存在していました

 

明らかに、科学者達は、結果を説明するための説明ができませんでした。

「一部の研究者達は、次のように述べています。超能力的なテレポーテーションと関連するPK現象を理解するために、それはどういうわけか人間の意識(即ち意識の物理学)を量子物理学と時空物理学と統合する、新しい物理学を起こす必要があります。研究者達は、彼らの繰り返しの結果に驚き、そして、試験標本はテレポーテーション中に受けた、その変更された「存在の状態」を、ほとんど理解することができませんでした。」 (3) - エリック・デービス博士、FBIS

 

これは、エリックW. デービス博士による結論です。この記事全体を通して引用したのと同じ米国空軍のための報告書で、公開が承認された彼らの研究室で行われました:(3)

「中国のテレポーテーション実験の結果は、次のように単純に人間の意識現象だと説明できます。物理的に破壊することなく、標本がそれらのコンテナの固体の壁/障壁を貫通できる目的で、どういうわけか4番目の空間次元を通して試験片を動かしたり回転させるように作用します。」- エリック・デービス博士、FBIS

 

これは、意識の有効性を説明する多くの例のうちのほんの一例です。そして、それが私達の物理的な物質世界で持てるさまざまな影響です。

 

ソース:

(1) Deterministic quantum teleportation with atoms

(2) Deterministic quantum teleportation with feed-forward in a solid state system

(3) Teleportation Physics Study - pdf

 

 

----- 出典 -----

(掲載終了した元記事のウェブ保存版)

Scientists Report Teleportation of Physical Objects From One Location To Another | Collective Evolution

(同様な記事)

stillnessinthestorm.comin5d.comsimplecapacity.comupriser.com

 

----- 2014/01/16公開の記事を読んで -----

前半は、量子もつれのテレポーテーションを、後半はサイコキネシスなテレポーテーションを紹介しています。対比するのは考えを整理するために興味深いことです。
量子もつれの方は情報伝達であって、物質そのものが動いておらず、テレポーテーションと呼ぶのにふさわしいのか、想像しているイメージと異なると微妙な感じもします。もしも物質(物体)のテレポーテーションができたら、人類史上の物流大革命になります。
後半の、報告されている意識が引き起こすテレポーテーションは、私達の知覚できる「3D空間+時間」を超えた次元で起こっているのではないか、という印象です。報告されている現象は、4次元、もしくは高次元については、その存在は理論物理学で予見されています。これを自由に扱えるのか、については全くの未知の領域です。
付け足しになりますが、物理学は実験で再現される現象があれば事実として受け止めます。量子もつれは理論的に上手く説明できませんが、実験と応用が進んでいます。意識による移動も、実験や観測として再現されるのならば嫌でも事実として受け止めなければなりませんし、理論的に説明できないのならば否定することなく「保留」の引き出しに入れておかれるものです。

 

----- パズルのピース -----

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