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福島は、世界の海洋の1/3を汚染しました


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福島は、世界の海洋の1/3を汚染しました

(図 福島第一原発 GoogleEarth)

(Fig.) アーティクル・イメージ オリジナルに同等な 義務教育の資料

 

政府の科学者達は、私達の最悪の恐れを公式に確認しました; あの福島は、現在、世界の海の1/3を汚染しています。

私達の惑星の海洋生物に既に与えられた荒廃は別として、当局は、汚染がまだ広がっていることを確認しています。

国際原子力機関(International Atomic Energy Agency、IAEA)は、原子力(Nuclear Power)の静かな利用を促進しようとしています。

2011年にIAEAは、地域協力協定(Regional Cooperative Agreement、RCA)加盟国と共に、太平洋地域でIAEAの共同技術協力(Technical Cooperation、TC)の作業を開発しました。

2011年3月11日の大地震により津波が発生したとき、それは福島の大惨事の後に設立されました。

核燃料のメルトダウン(nuclear meltdown)は、発電所の電力供給が失敗し、福島第一原子力発電所の3つの反応炉の冷却が無効になったときに起こりました。

 

福島は今や、全海洋生物の3分の1を汚染しています

 

(Fig.1) NOAAによる汚染拡大

 

結果として、大量の放射性廃棄物(radioactive waste)が太平洋に捨てられました。

当然のことながら、経済的および生態学的な影響の可能性により、これは太平洋に拠点を置く国々に大きな問題を引き起こしました。

太平洋に漏れて広がった後に、福島は地球の海洋の3分の1を汚染したと、科学者達は述べています。

TCプロジェクトの目的はこの理由で、海洋環境での放射性化合物(radioactive compounds)の存在を監視することでした。

 

(Fig.2) プラントの火災

 

ビデオをスクロールしてください。

2012年8月に開催された最初の年次評価会議では、予測流体力学モデル(predictive hydrodynamic models)が実証されました。

黒潮と呼ばれる海の強い海流とその拡張を彼らは予測しました。それは、東の方向に太平洋全体に放射性化合物を輸送する能力を持っていました。

それにもかかわらず、放射能の濃度は、当初考えられていたほど高くはありませんでした。

現地研究調査で、2つのフィルター・カートリッジ(filter cartridges)がコーティング加工されていることを発見し、放射性物質セシウム(cesium)の様相を明らかにしました。

TCは今年終了する予定です。

 

放射性物質が北米に到達

 

(Fig.3) 破壊されたプラント

 

2014年7月2日に実施した現地調査で、2組の海水サンプルから明らかにされました。2つのフィルター・カートリッジが覆われており、放射性化合物セシウムの様相を明らかにしました。

それからごく最近、ブリティッシュ・コロンビア州(British Columbia)のバンクーバー島(Vancouver Island)近くで集められたサンプルに、微量のセシウム134とセシウム137が現れました。

収集されたサンプルは、IAEAによって確立された追跡作業とは異なりましたが、しかしながら、統合福島海洋放射性核種モニタリング(Integrated Fukushima Ocean Radionuclide Monitoring、InFORM)ネットワークによれば、これらの放射性元素の唯一の可能な発生源は福島であると考えられています。

微量のセシウム134が北米の付近で実際に検出されたのはこれが初めてです。

これらは微量ですが、どんな量でも放射性物質の危険性は無視できないと、科学者達は警告しています。

しかしながら政府職員は、見つかったこれらのレベルは、まだ致命的ではないと言います。

発見された痕跡は現在、例えば口腔X線[歯科でのレントゲン写真撮影]から被ばくするかもしれないよりもまだ低いです。

とは言っても、あらゆる少量の暴露[被曝]の可能性は、時間の経過とともに蓄積します。

 

 US University Testing Animals in Pacific for Fukushima Radiation Get Shocking Results

(2:19)  2015/05/08

 

国際レベルでの協力が必要

 

(Fig.4) プラント火災

 

核エネルギー(atomic energy)と放射性降下物[死の灰]、放射線放射性物質(radioactive products)に関する問題は、風と海でどこへでも旅ができることです。

そのために、私達は、これらのレベルをゼロに保つために、国際的レベルで協力することを目指すべきです。

ウッズ・ホール海洋研究所(Woods Hole Oceanographic Institute)の海洋化学者であるケン・ブセラー(Ken Buesseler)氏によれば、いかなる場合でも、海洋の絶え間ない追跡が必要とされるだろうことになります。

2018年以降に、ブセラー氏が述べていることは壇上に揚げるべきです。特段の理由として、IAEAからの助言は、もっと汚染された水を海に捨てることになるからです。

これは明らかに、タンクにそれを保存するよりも望ましいです。

 

(Fig.5) 福島の災害は、2011年の地震による津波によって引き起こされました。

 

 

いかなる排出も管理されなければならず、特にプラント[発電所]の近くで、データの信頼性を向上させるために継続的な監視が必要になるでしょう。

これが問題の引き金で、国家当局だけではありません。

漁師について考えてください。

彼らが海で魚を捕まえるたびに、魚は放射能について評価される必要があります。

追加の廃棄が行われる前に、プラント[発電所]を管理しているIAEA東京電力(Tokyo Electric Power Co.)は、環境へのインパクト[打撃]だけでなく、しかしながら社会経済的影響も同様に、考慮しなければなりません。

福島は、地球規模で環境を汚染しました。

この地域の長期にわたる健康に加えて、生活が影響を受けます。そして、最終的には国際社会全体の生活が影響されます…

 

 

----- 出典 -----

Fukushima Has Now Contaminated 1/3 of the World’s Oceans」は、掲載終了しております。

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----- 2018/05/30公開の記事を読んで -----

2021年の今、東日本大震災から10年を過ぎたばかりです。大震災は天災でしたが、米国の対竜巻仕様の原子炉設計は誤りでしょうし、400-600年周期で繰り返し起こる災害への備えが甘かった原発の事故は人災でしょう。

その地域毎に、人の住む所ではないと言い伝えられている場所があります。人口が増えたりニーズ優先で、さまざまな施設や宅地開発が、そんな場所に設けられているのかもしれません。

本編は2018年のものですが、海外からどのような評価がされているのかが良くわかります。残門ながら国内では、よほどの機会がない限り報道されていませんし、廃炉や汚染水の処理はこれからです。流行り病の最中に、何が公表され、何が隠蔽されるのでしょうか。

 

----- パズルのピース -----

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