ブログ | 知的好奇心ラウンジ

ブログ | 知的好奇心ラウンジ

知的好奇心なお散歩です

バイブルに別記されたエゼキエルの輪は、実際には古代の宇宙船でしょうか


f:id:Zzak:20200806081036j:plain

バイブルに別記されたエゼキエルの輪は、実際には古代の宇宙船でしょうか

(図 Ezekiel's Wheel John Kratovo ウィキメディアパブリックドメイン)

(Fig.) アーティクル・イメージ

 

エゼキエル(Ezekiel)のストーリーは、おそらくバイブルの中の最も魅力的なストーリーの1つです。特に現代的、技術的な視点でストーリーを見るのならば。

古代の文章、伝説、ストーリーが現代の目を通して見て解釈されるとき、私達は、地球の古代の過去が今まで想像してきたより遥かにエキサイティングでミステリアスなことを理解し始めます。

現代の学者達によって定められた厳密な信念に個人の見解が縛られないとき、私達の先祖が私達に何かを教えようとしていた事実を、あなたは知るでしょう。

数千年前に、古代人類は存在によって訪問され、地球由来ではない、と確信している世界中の何百万人もの人々がいる事は秘密ではありません。

現代の目を通して古代の歴史を解釈することにより、ひいき目でなければ、古代の先祖が、神よりもむしろエイリアン種の高度な種族によって訪問されていた可能性に、私達は迫ることになります。

そのような訪問は、バイブルによく記載されています。エゼキエルのストーリーです。

 

(Fig.1) バイブルの66書のうちの1つであるエゼキエル書

 

古代宇宙飛行士説の論者は、メルカバーはホイール式の戦車だけでなく、遠い過去に地球に上陸した宇宙船や何らかの種類のスペースシャトル(space shuttle)であったかもしれない、と主張します。

この考えを支持している最も有名な著者の1人はエーリッヒ・フォン・デニケン(Erich Von Daniken)氏です。彼はエゼキエル書の代替的な説明/解釈と、過去にエゼキエルが目撃したであろうことを指摘する彼の研究を通じて説得力のある証拠を提供しています。

 

f:id:Zzak:20200806081430j:plain

(図 Ezekiel's vision ウィキメディアパブリックドメイン)  エゼキエル書の記述に基づいて、ケルビム(cherubim)[天童]と戦車のビジョンの伝統的な描写。

 

事実、フォン・デニケン氏の理論は仰天するもので、フォン・デニケン氏の理論(仮説)を否定することを決めたNASAの科学者の関心を目覚めさせました。

フォン・デニケンの本、神の戦車(Chariot of the Gods)で、スイスの著者はその考えを述べました、エゼキエルのビジョンは、神の戦車ではなくスペースシャトルのビジョンでした。

この考えは、ジョセフ・F・ブルムリッヒ(Joseph F. Blumrich)氏に、フォン・デニケン氏の理論を反証させようと、導きました。

しかしながら、ブルムリッヒ氏が研究すればするほど、デニケン氏の理論を反証できないと、彼は確信していました。

結局、彼は本を書き始めました。

ブルムリッヒ氏は、彼の研究を通して、エゼキエルは天の戦車だけでなく、地球上に着陸する宇宙船の着陸を描いている可能性があることをすぐに認識しました。

事実、無指向性ホイールの彼独自のバージョンの特許を取得したと、ブルムリッヒ氏は、確信していました。

ここで言及する価値がある最も重要なことは、彼独自の研究を通して、バイブルの記述がおそらく宇宙船の記述であることをブルムリッヒ氏自身が実感したという事実です。

 

エゼキエル書の中では、第三者により書かれた他の本とは違い、1人の人物によって書かれた最初の作品の1つの古代文学作品で、エゼキエルは、空から降りて彼に向かってくるホイール式の戦車を見るのを説明しています。

この主張されている戦車は、「人間に似た」存在によって操縦されました。

どういう意味でしょうか。それは彼らが人間ではなかったことを意味し、彼らは本質的にはヒューマノイド(humanoid)であったかもしれませんと、古代宇宙飛行士説(ancient astronaut theorists)の論者は説明します。

その上、エゼキエル書は「戦車」の着陸を記述しており、宇宙船の着陸の説明によく似ています。

エゼキエルによって記述された暴風、稲妻の閃光、華麗な光は、現代の宇宙船が着陸のために降りてくるようなものです。明らかに、それは過去に他の多くのテクノロジーと同様に誤訳されていました。その理由は、類似の技術がなければ、数千年前に地球上に住む人々は、先進技術と「神の出現(divine apparitions)」を区別できなかったからです。

ですが、私が最も興味深いのは、エゼキエルは「輝く金属(glowing metal)」として現れていると主張されている戦車に「動力化する(powering)」火についても説明していることです:

「私は見ました。そして、北から吹き荒れている爆風が見えました。巨大な雲が稲妻をともない、輝かしい光に囲まれていました。火の中心は輝く金属のように見え、火の中には4人の生き物が居るように見えました。外見上、彼らの形は人間でしたが、各々には4つの顔と4つの翼がありました。彼らの足はまっすぐでした; 彼らの足は子牛のようであり、磨かれた青銅のように輝いていました。彼らの4方の翼の下で、彼らは人間の手を持っていました。彼らの4人全員は顔と翼を持ち、一方の翼は他方の翼に触れました。  それぞれがまっすぐに進みました; 彼らは動いたときに回らなかった」 - エゼキエル1

何があっても、あなたはエゼキエルの記述を否定することはできません。現代の宇宙船が地球上で離陸して着陸します、このことをどのように表現するのか、かなりよく知られています。

しかしながら、エゼキエルは、想定された「宇宙船」の信じられないほどの説明を提供するだけでなく、彼はその現住者についても説明します。古代宇宙飛行士説の論者は説明します:

「私が生き物を見ていると、4つの顔を持つ各々の生き物の傍らのホイールが地面にあるのを、私は見ました。これはホイールの外観と構造でした:彼らはトパーズ(topaz)のように輝き、4人とも同じように見えました。それぞれはホイールとホイールが交差するように作られていたようです。それらが動いたとき、それらは生き物が直面する4つの方向のいずれかに入るでしょう。生き物が進むにつれホイールは方向を変えませんでした。彼らの縁は高くて素晴らしく、そして4つの縁総ては、総ての周囲の目でいっぱいでした...  生き物の頭の上に広がるものは、アーチ形天井(vault)のように見え、クリスタルのように輝き、素晴らしいものでした」- エゼキエル1

 

 

----- 出典 -----

Was Ezekiel’s Wheel—Mentioned in The Bible—Actually an Ancient Spacecraft?」は、掲載終了しております。

(同じ内容の記事)

awakeandaware.ca(関連記事)

The Book Of Ezekiel And The Flying Chariot of Fire: Misinterpreted Ancient Alien Technology? | Ancient Code

www.gaia.comwww.ancient-origins.net

 

----- この記事を読んで -----

エゼキエル書も、エノク書と同様に不可解な記述がされているバイブルのミステリーの1つです。私達の想定としては、神もしくは天使と呼ばれる存在の、宇宙船? 事象の地平線を開く装置? 何がしかのポータルとかスターゲイトを開く装置? いろいろ考えられます。

エゼキエル書は、想像力で書かれたものでしょうか、それとも見聞きした体験から記述されたものでしょうか。どちらにしても尋常ではなさそうです。

 

----- パズルのピース -----

zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp