流星が、原子爆弾の力で爆発したがだれも気付かなかった
流星が、原子爆弾の力で爆発したがだれも気付かなかった
(図 流星 Pxabay) (Fig.) アーティクル・イメージ
NASAによれば、大規模な流星(meteor)が原爆に相当する力で大西洋に衝突しました。しかしながら、誰もそれが起きた手がかりを持っていませんでした。広島の爆弾の破壊力(TNTの約13,000トン)を持っているにもかかわらず、この特定の火球は実際にはかなり小さく、2016年2月6日に南大西洋で爆発しました。
これに対し、2013年にチェリャビンスク(Chelyabinsk)を襲った重量は約10トンだと報告されており、およそ50万トンのTNT化薬に相当するエネルギーを放出しました。ハリウッドの流星の描写とは対照的に、最も多くの付随的な損害を引き起こすことは稀でしたかありません。その代わりに、流星が大気中で崩壊したときに放出されるエネルギーが問題です。
この出来事はNASA / JPLの近地球物体火球(the NASA/JPL Near-Earth Object Fireball)のページで報告され、最も明るく輝いたものをいくつか挙げています。
Fireballs - NASAの表より 2016-02-06 13:55:09 のデータをご覧いただけます
チェリャビンスクの流星は、都市の上空で爆発し、1000人以上が負傷しました。33,000mph(マイル毎時)以上のスピードで移動すると、これらの物体は超過熱し、圧縮し、地表から数キロメートル上空で「蒸発(vaporise)」します。
それは、エネルギーの巨大な放出を引き起こすプロセスで、チェリャビンスクの場合、ほとんどの都市の窓が叩き割られ、その過程で数千人が負傷しました。天文学のブロガー、フィル・プレイト(Phil Plait)氏がこの出来事を指摘しているように、劇的ではないにしても実際には珍しいことではありません。
「このような衝突は平均して年に数回起こりますが、ほとんど目に見えません。」
それで、どうして都市や人口密集地に流星が落ちていないのでしょうか。そうですね、プレイト氏は美しく単純な答えを持っています:
「地球は大部分が水で、そこが土地の場合でも、全体的にまばらに人口が分布しています。」
人口過密の心配にもかかわらず、人類は、潜在的に壊滅的な流星のために私達が考えているほど、大きなターゲットではありません。つまり、NASAはやはり地球近傍物体計画(Near Earth Object Program)を実行しており、今後100年間に地球と衝突する可能性のある何千もの物体を追跡する先駆けです。
----- 出典 -----
掲載終了しております。
(同様な記事)
www.insider.comwww.bbc.comwww.livescience.com
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NASAのデータ(本文内のリンク)を見ると毎年数回の火球が掲載されています。大気圏内でバラバラになってくれればよいのですが、地上に到達すると惨事になりそうです。
地球近傍のアステロイド(asteroid)を観測しているとはいえ、中にはノーマークになっているものもあるのかもしれません。おおよそ 1 キロメートルのサイズの岩塊で、かなりな影響になると言われています。
2013年チェリャビンスク州の隕石落下 - Wikipedia
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