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NASA小惑星警告:巨大な小惑星は、月より地球の近くを通過するでしょう


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NASA小惑星警告:巨大な小惑星は、明日、月より地球の近くを通過するでしょう

(図 小惑星 Pixabay)

 

宇宙機関のNASAは、2階建てのバスよりも大きい巨大な小惑星が月よりも地球に近づくと警告しています。

小惑星VX1と名付けられた印象的な宇宙の岩石は、土曜日の夕方、2018年11月10日に地球に最も近づく可能性があります。

 

(Fig.) アーティクル・イメージ  巨大な小惑星が明日の月よりも地球に近づきます

 

カリフォルニア州パサデナにあるNASAのジェット推進研究所(JPL)の小惑星追跡は、小惑星VX1が午後6時20分、グリニッジ平均時(UTC協定世界時)にスイング・バイすると予想しています。最も近いところで、小惑星は、地球と月の距離(Lunar Distance)の0.99、または地球からわずか237,037マイル(381,474 km)の距離でビュツと通過するでしょう。

距離は0.00255天文単位(au)に相当し、auは地球から太陽までの距離で、約9300万マイル(149.59億km)です。小惑星との驚くべき近い接触、いわゆるニア・アース・オブジェクト(NEO:Near Earth Object)と呼ばれるものは、危機的地球接近(Close Earth Approaches)の称号として認定されます。

NASAの地球近接物体研究センター(Near Earth Object Studies Center:CNEOS)と、カリフォルニア工科大学JPLによって、危機的地球接近は追跡されます。

宇宙機関は次のように述べています。「それらが太陽を周回するにつれて、NEOは地球に近づくことがあります。天文学的意味の『近い』通過は、人間の言葉ではとても遠く離れているかもしれないことに注意してください。何百万、さらには何千万キロメートルもあります。CNEOSソフトウェアは、既知の総てのNEOについて、予測された地球接近アプローチを検出し、過去と未来の両方で、そして時代別に整理された密接な接近データを集計します。

NEOsは、私達の故郷の惑星に信じられないほど近づく全ての軌道上の彗星と小惑星です。これらの星間物のほとんどは、近くの他の惑星の重力による引力により地球に向かって揺れ動きます。

これらの宇宙の岩石のほとんどは無害ですが、地球に直接向いている場合、NASAは軌道上を注意深く観察します。イタリアのバーチャル望遠鏡プロジェクトのおかげで、明日の夜、Asteroid VX1の安全な通過をオンラインで見ることができます。

バーチャル望遠鏡プロジェクト(Virtual Telescope Project)の責任者、ジャンルカ・マシ(Gianluca Masi)氏は、次のように言いました。「バーチャル望遠鏡では、2018年11月10日午後6時(グリニッジ標準時)から、オンラインでライブ公開を行います。私達からの最短距離の瞬間をカバーするためです。」

快適なあなたの家から小惑星のフライ-バイを見る方法の詳細については、ここをクリックしてください。

www.virtualtelescope.eu

小惑星VX1は、直径25.9ftから59ft(7.9mと18m)の間のどこかで測定されると推定されていいます。

 

(Fig.1) アステロイド  仮想望遠鏡プロジェクトが、宇宙の岩塊をオンラインでライブ配信

 

(Fig.2) アステロイド  小惑星は、打撃のリスクなしに地球を安全にビュッと通過

 

宇宙の岩石は、2階建てのバスの約2倍の長さか、キリンよりわずかに背の高いものです。天文学者は、アリゾナ州ツーソン(Tucson)北東部のレムモン調査天文台(Mt Lemmon Survey observatory)で11月4日に最初にそれを取り上げました。

NASAは太陽系の軌道を計算して以来、宇宙の岩石が、2026年10月28日、2034年10月17日、2035年3月25日、2042年10月8日に危険な地球接近を行うことを発見しました。

小惑星は、約13,555マイル毎時、または6.06km毎秒秒の速度で宇宙空間を漂っています。

 

----- 出典 -----

(掲載終了した元記事のウェブ保存版)

NASA asteroid WARNING: Giant asteroid will pass Earth CLOSER THAN MOON tomorrow | Physics Astronomy.org

(同様な記事)

www.express.co.ukwww.standard.co.ukwww.cbc.ca

 

----- この記事を読んで -----

小惑星の地球接近のニュースが後を絶ちません。月より内側の地球に近いコースを取り、地球の引力圏でのスイングバイをするとのことです。もう少し地球に近いと大気圏に突入したのかもしれません。

流れ星程度なら良いのですが、火球になるサイズだと事件になることも記憶に新しいことです。2020年の日本でも何回か報道されています。

小惑星との衝突、映画アルマゲドンのようなサイズのものがやって来たら、チェックメイト.....  想像したくないことです。

 

----- パズルのピース -----

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