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天文学者達は、6つの恒星がある太陽系を発見する


天文学者達は、6つの恒星がある太陽系を発見する

(図 First Six-star System クレジットNASA's Goddard Space Flight Center)

 

「それが存在するという事実だけで私の心を吹き飛ばします」と、NASAの科学者は言いました。

 

宇宙の群れ

科学者達は、他とは異なる星系を発見しました: 6つの星が、3つの連星系のペアになっており、総てが巨大なクラスターとして互いに周回しています。

ニューヨークタイムズ(The New York Times)紙(a)によれば、他にも一握りの6重星系がありますが、しかし、TIC 168789840と呼ばれる新しい恒星系の信じられないほどのトリプル連星系配置はありません。 NASA太陽系外惑星探査TESS衛星(b)によって発見された恒星系は、それ自体が注目に値するほどクールで奇妙です- しかし、今では天文学者達は、そもそも星が互いに近くに形成される奇妙さを理解するのに役立つことを望んでいます。

「恒星系はオッズ[確立]に逆らって存在します」と、NASAのデータ・サイエンティストで筆頭研究著者のブライアン・パウエル(Brian Powell)氏はNYTに次のように伝えています。

 

もっと

残念ながら、6つの星のうち4つは互いに大変に接近して軌道を周回しており、それらは近くに形成された太陽系外惑星を直ちに飲み込んで破壊するでしょう - そのため、星の過去を調査するための地球外生命体は周りに居ないでしょう。

ですが、他の2つの星は距離を保っており、アストロノミカル・ジャーナル(Astronomical Journal)に掲載を許された研究(c)によれば、そのため技術的には、まだ発見されていない世界がそれらを周回し、他の2つの連星を遠くから見ている可能性があります。

 

激しい起源

科学者達は、6重恒星系が形成された方法が、まだよくわかりません。 しかし、彼らはこれを疑っています、最初の3つの星(d)は協力して形成され、その後、宇宙ガスの塊を通過した後、連続するものは各々独自の連星系の随伴星を成長させました。 しかし、NYTによれば、そのような別の恒星系を再確認するまで、彼らは分かりません。

「それが存在するという事実だけで、私の心を吹き飛ばします」と、パウエル氏はNYTに伝えました。 「私はただ宇宙船にいて、このものの隣に駐車して、それを直接見たいです。」

 

 

----- 出典 -----

ASTRONOMERS DISCOVER SOLAR SYSTEM WITH SIX STARS | Futurism

www.discovery.commysteriousuniverse.org

 

----- 2021/01/27公開の記事を読んで -----

連星系がつくる恒星系(太陽系)があるのは分かっていましたが、3組の連星系、合計6つの太陽がある6重連星系は、いったいどのような眺めなのでしょう。

このような恒星系に惑星があったとして、そこでは、私達の太陽系の惑星に起こるような、夜とは違っていそうです。 むしろ、常に昼間のような世界なのでしょうか。

恒星からの光の強さや、放射線の強さによっては、焼けただれた惑星になっていることでしょう。 このような世界に生命が居る可能性はあり得るのでしょうか。

いずれピックアップいたしますが、複数のブラックホールが中心となった星系も存在するようです。 激しい世界のようです。

 

TIC 168789840 - Wikipedia ( TIC 168789840 - Wikipedia:日本語 )

 

----- パズルのピース -----

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