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ゴールデンゲートブリッジのサイズの小惑星は、3月に地球を通り過ぎます - 2021


ゴールデンゲートブリッジのサイズの小惑星は、3月に地球を通り過ぎます - 2021

(図 Asteroid Pixabay by Родион Журавлёв)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

慌てる必要はありません; それほど近づきません。

ゴールデンゲートブリッジ(Golden Gate Bridge)と同じくらいの幅の小惑星が来月、地球を通り過ぎて疾走するでしょう。 しかし、今年、私達の惑星をかすめ飛ぶ最大かつ最速の小惑星になるでしょうが、慌てる必要はありません。

正式には231937 (2001 FO32) と呼ばれるスペースロック(space rock)は、直径が約0.5〜1マイル(0.8〜1.7キロメートル)で、2021年 3月 21日の東部標準時午前 11時 3分 (1603 GMT) に地球から125万マイル(200万キロメートル)以内に接近します - NASAのジェット推進研究所(Jet Propulsion Laboratory、JPL)が公開したデータベース(a)によれば、「潜在的に危険」と分類されるほど十分に近く、十分な大きさです。

NASAの地球近傍天体研究センター(Center for Near-Earth Object Studies、CNEOS)(b)によれば、小惑星の軌道が地球と交差する距離が約465万マイル(750万km)以下で、直径が約500フィート(140メートル)を超えるとき、小惑星は「潜在的な危険」に指定されます。

NASAの惑星防衛調整室(Planetary Defense Coordination Office、PDCO)(d)によれば、小さな小惑星はひと月に数回地球と月(c)の間を通過し、その破片はほぼ毎日地球の大気中に出入りします。

EarthSky(e)によれば、2001年3月23日、米国空軍とNASAが資金提供したMITリンカーン研究所プログラム(MIT Lincoln Laboratory program)の、リンカーン地球近傍小惑星研究(Lincoln Near-Earth Asteroid Research、LINEAR)プログラムの一部のニューメキシコ州()の望遠鏡が小惑星を検出しました。 それ以来、天文台はそれを監視してきました。 科学者たちはこれらの観測結果を使用して、小惑星の軌道を計算し、時速124,000 km (77,000 mph)近くで宇宙の岩が揺れるときに地球にどれだけ近づくかを決定しました。

次の100年間、地球に重大なリスクをもたらす既知の小惑星はありません。 NASAのPDCO(d)によれば、現在知られている最大の脅威は (410777) 2009 FDと呼ばれる小惑星で、2185年に地球に衝突する確率は714分の1 (0.2%未満)です。

NASAのPDCO(d)によれば、NASAは、飛行中の宇宙船の重力(f)を利用して小惑星を軌道から安全な距離までゆっくりと引き離すなど、地球との衝突コースに到達する小惑星を偏向させる方法を研究しています。

EarthSkyによれば、口径が8インチ(20センチメートル)以上の望遠鏡を使用しているのならば、動きの速いスペースロックを見つけられるかも知れません、とのことです。 米国南部を垣間見るには、3月20日東部標準時午前4時45分にいて座(constellations of Sagittarius)と南の冠座(Corona Australis)の間に望遠鏡を南南東に向けます。

 

 

----- 出典 -----

Asteroid the size of the Golden Gate Bridge will whiz past Earth in March」は、掲載終了しております。

www.livescience.comground.newswww.theyucatantimes.comwww.chron.com

 

----- 参考ビデオ -----

Asteroid the size of the Golden Gate Bridge to zoom past Earth in March

(2:38) 2021/02/11

 

----- 2021/02頃公開の記事を読んで -----

衝突コースではないものの、頻繁に危険なサイズの小惑星が接近しています。 衛星としては破格の大きさの月が、かなりな防衛機能となっていますが、中にはすり抜けるように地球に落下した例もあります。

 

つい最近の、2022年9月26日に、DART探査機を小惑星ディモルフォスに命中させ、軌道に変化を与えられたとのことです。

何故これが、拍手ものかと言うと (運動量) = (質量) × (速度) の、速度が超スピードでヒットさせられるのならば、軽量の人工衛星(探査機)でもそれなりの運動量となり小惑星の軌道を変えられます。 そして、地球への衝突コースにある小惑星の軌道を、地球から大遠距離でわずかな角度でも変えられさえすれば、地球への衝突コースから外すことができます。

つまり、動いている小惑星へ、超スピードで人工衛星をピンポイントでヒットさせる高い衝突精度(技術の確立)が求められます。

 

Double Asteroid Redirection Test - Wikipedia ( DART (探査機) - Wikipedia )

 

----- パズルのピース -----

zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp