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NASA が、うそだろうと思うような私達の宇宙の新しい画像を公開 - 2020


NASA が、うそだろうと思うような私達の宇宙の新しい画像を公開 - 2020

(図 5 Panel Cartwheel Image ウィキメディア経由パブリックドメイン)

 

チャンドラX線天文台(Chandra X-ray Observatory)は、これまでに建造された中で最も強力な X 線天文台で、1999年 7月 23日に打ち上げられて以来、23兆バイトを超えるデータを生み出してきました。 地球の周りのかなり長円の軌道から(天文台は月までの道の 3分の1 になります)、チャンドラは、太陽系の中でも最も奇妙で、最もカリスマ性があり、興味深い天体をいくつか発見しました...そして太陽系を超えて。

X 線画像(vision)で宇宙の最も熱い領域を探索することにより、チャンドラは、科学者達が今日直面している最も差し迫った謎のいくつかを解明するのに役立っています: 私達の宇宙はどのように始まったのでしょうか。 宇宙はどのように終わるのでしょうか。

NASA は最近、チャンドラがハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)のような他の望遠鏡と協力して撮影した多数の新しい画像を公開しました。 これが最も素晴らしいものたちです。

 

M82

(図1 M82 クレジットX-ray: NASA/CXC; Optical: NASA/STScI)

チャンドラは、地球から 1,100 万光年以上離れた遠方の星形成銀河 M82からバーストする、この - ピンクとブルーの色合い - ガスの画像を撮影しました。

 

アベル2744

(図2 NASA Has Eyes on the Universe クレジットNASA/CXC; Optical: NASA/STScI)

NASA によれば、ここに青色で表示されているアベ2744(Abell 2744)のような熱い銀河団は、宇宙で最大の天体の一部です。

 

超新星 1987A (SN 1987A)

(図3 SN 87A クレジットRadio: ALMA (ESO/NAOJ/NRAO), P. Cigan and R. Indebetouw; NRAO/AUI/NSF, B. Saxton; X-ray: NASA/CXC/SAO/PSU/K. Frank et al.; Optical: NASA/STScI)

この奇妙な天体は、超新星(supernova) 1987A です。 天文学者達が、1987年に大規模な恒星の爆発を発見した直後に、チャンドラは、結果として生じた X線衝撃波(X-ray shock wave,)を画像化し、ここでは - ご想像のとおり - 青色で示されています。

 

イータ・カリーナ

(図4 Eta Carinae クレジットX-ray: NASA/CXC; Ultraviolet/Optical: NASA/STScI、合成画像 NASA/ESA/N. Smith (University of Arizona), J. Morse (BoldlyGo Institute) and A. Pagan)

チャンドラは、イータ・カリーナ(Eta Carinae)のこの信じられないほどの画像を撮影するために、ハッブルと協力しました。イータ・カリーナは、死のスパイラルの真っ只中にある軌道を周回する恒星の二つの星です。 天文学者達はこう信じています、私達自身の銀河系に見られるこれらの渦巻く星は、すぐに一緒に超新星になるかも知れません。

 

らせん星雲

(図5 Helix Nebula クレジットX-ray: NASA/CXC; Ultraviolet: NASA/JPL-Caltech/SSC; Optical: NASA/STScI(M. Meixner)/ESA/NRAO(T.A. Rector); Infrared: NASA/JPL-Caltech/K. Su)

らせん星雲(Helix Nebula)はサウロンの眼(Eye of Sauron)のような雰囲気(vibes)を放っていますが、宇宙は安全です。 この画像は、- チャンドラ、ハッブルスピッツァー宇宙望遠鏡(Spitzer Space Telescope)、それとNASA の銀河進化探査機(Galaxy Evolution Explorer)による共同撮影で -惑星状星雲の星の終焉の段階を示しています。 ここでは、瀕死の星が収縮し、宇宙ガスと塵が抜け出し)始めています。

 

車輪銀河

(図6 Cartwheel Galaxy クレジットX-ray: NASA/CXC; Optical: NASA/STScI)

サイクロンのような車輪銀河(Cartwheel Galaxy)のこの画像はこの天体の物語を伝えています、ある銀河は別の銀河を通り抜けました。 この銀河間衝突は、順次、多数(slew)の新しい星と高温ガス((ここでは紫色で表示)を生み出しました。

 

おまけ: 最初の光 - カシオペアA

(図7 Cassiopeia A Supernova Remnant クレジットNASA/CXC/SAO)

チャンドラが 1999 年に起動したとき、それは超新星残骸のカシオペヤ座A(Cassiopeia A) の方を向きました。 昨年公開されたばかりの「最初の光」の画像のこの強化版に示されている輝く破片は、華麗な星の爆発で死んだ巨大な星の物語を伝えています。

天文学者達は、この天体イベントの日付を 1680年に絞り込み(narrowed down)ました。 超新星を目撃した人々の記録はありませんが、しかし、それは当時の空で最も明るい天体の 1つだったでしょう。

 

 

----- 出典 -----

NASA Dropped New Images of Our Universe That Straight-Up Look Fake | Popular Mechanics

alien-ufo-sightings.comwww.thesun.co.ukwww.vogue.fr

 

----- 2020/10/02公開の記事を読んで -----

日本でのパンデミックたけなわの頃のもので、お蔵入りしていたものです。

宇宙望遠鏡で、人間の目には見えない(可視光線でない)紫外線、エックス線、赤外線などで撮影/観測されたものから、人間の目で見えるように色調を移した画像です。

  • 各画像の下に、NASAの掲載サイトへのリンクを貼ってあります。NASAの説明をご覧いただけます。

今まではよく分からなかったものが見えて来ます。 とにかく想像の上を行く凄さです。

 

 

----- パズルのピース -----

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