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新しいハッブルの眺めは、「宇宙空間からの、最も深遠な宇宙の画像」です


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新しいハッブルの眺めは、「宇宙空間からの、最も深遠な宇宙の画像」です

(図 Hubble クレジットNASA)

 

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(図 Hubble ultra deep field ウィキペディア経由パブリックドメイン)

(Fig.) アーティクル・イメージ  2012年のハッブルの超深宇宙の画像。NASAESA、R.エリス(Caltech)、とHUDF 2012チーム

 

NASAESAによって運営されている宇宙望遠鏡は、ふただひ宇宙の素晴らしい外観をもたらします。

ハッブル宇宙望遠鏡(Hubble Space Telescope)の最も象徴的な画像の1つは、ハッブルの超深宇宙(Hubble Ultra Deep Field)、総て違った形と大きさと色の、何千もの銀河の眺めです。ハッブルのチームは、2012年により深遠な(宇宙の)バージョンをリリースしました。それで、次は何でしょうか。さらに深遠になります。

木曜日には、スペインのカナリアスの天体物理学(Astrofísica de Canarias)研究所の研究者チームは、彼らが「宇宙から撮影した最も深遠な宇宙の画像」と呼んでいるものを発表しました。それは以前のハッブル撮影とは、とても異なって見えます。

 

(Fig.1) 深宇宙  ハッブルのこの深みのある画像に対するこの新しい見方は、あいまいな銀河から新しい光を引き込みます。

 

2004年のオリジナルの超深宇宙の画像は、「数十億光年にわたる、宇宙の「深部の」コア・サンプル」と表現されています。

画像処理技術の向上は、研究者達が2012年のハッブルのリリースでは以前は暗かった灰色の領域の塊を示す新しい、より詳細な外観の作成を支援しました。このより深い眺めは、見えなかった遠くの宇宙の領域をハイライトします。

チームは何百ものオリジナルのハッブル観測から作業し、そして、合成ビュー「最大の銀河の外側の領域から大量の光(星から放出された)を取り出す目的」を処理しました。主任研究員のアレハンドロ・ボラフ(Alejandro Borlaff)氏は、チームが数千万の隠れた星を発見したとツイートしました。

 

カナリアス天体物理学研究所(The Instituto de Astrofísica de Canarias)の仕事は、天文学と天体物理学(Astronomy&Astrophysics)誌に掲載された論文に掲載されています。研究者達は、ABYSS HUDF WFC3 / IRプロジェクトと呼ばれるウェブサイトを通じて、彼らの結果とデータを、他の科学者達に利用可能にしています。

何気ない観察者にしてみれば、新しい超深宇宙はごちゃごちゃしているように見えますが、しかし、カナリアス天体物理学研究所は、回収された光がすでに画像の銀河のいくつかが以前に測定されたもののおよそ2倍の直径を持っていることを既に示していると言います。

ハッブルNASA欧州宇宙機関(European Space Agency)の共同プロジェクトです。望遠鏡はその生涯を通していくつかの技術的困難に遭遇しましたが、しかし宇宙機関はそれが2025年まで機能し続けることを望んでいます。 

 

----- 出典 -----

www.cnet.com

 

----- この記事を読んで -----

ハッブル宇宙望遠鏡が運用されるようになってから、それまで知り得なかった宇宙の姿が明らかになってきています。

観測できる範囲が宇宙の果てならば、観測技術が向上すれば、今まで観測できなかった外側の宇宙を知ることになる。もろもろの技術が進歩して、超深宇宙を覗けるようになると、やはり宇宙には果てがないという印象が強くなります。

どんどん技術が進歩して、ビッグバンで広がった宇宙の境界と、境界の外側を知る日が来るのでしょうか。ビッグバン宇宙の外には何があるのでしょうか。

 

ハッブル宇宙望遠鏡 - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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