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聖杯のミステリー / どのような姿で、どこにあり、どのような力を秘めているのか


聖杯のミステリー / どのような姿で、どこにあり、どのような力を秘めているのか

(図 James Jacques Joseph Tissot - The Ark Passes Over the Jordan - Google Art Project ウィキメディア経由パブリックドメイン)

 

聖杯(The Grail)の象徴は、間違いなく、宗教における最も神聖な宝(holiest treasures)の1つで、物語が中世ヨーロッパに広まり始めて以来、それは人類の歴史の中で特別な場所を占めています。 それは、その影響力の範囲内に来る皆に、魅力を発揮し続けているということです。 しかしながら、杯の具体的かつ明確な画像はなく、さらに良いことに、杯は存在することが証明されていません; このようにして、その本当の姿について、12世紀初頭から書かれた形で流通する物語の起源について、総ての種類の意見で一連の推測と理論へと導きます: カップ、皿、石、宝石、そして最終的には一部の人が信じるように、デバイスとして。

しかしながら、研究者達や歴史家達は次のことに同意しています、それは深く神秘的なもので、そして魔法のような神聖なものです。そして、それを見つけるための探求は、捜索が無益かもしれないことを知っていてさえも、おそらく一生を捧げる価値があります。 神話だと信じている一部の人達もいれば、一方で他の人達は、それが本当に別世界なものだと述べています。

いくつかの神話は、世界中の同様の聖なるアイテムのセット、そしてクリスチャンの宗教だけでなく一般的な宗教について語っています。 何故ならば、クライスト(Christ)の教義(doctrine)の象徴として、杯は西洋の世界と強く結びついていたからですが、次のことが証明されています。 その起源の多くが、東洋の文化や宗教にも存在し、おそらく同じ方法ではなく同様の流行りで存在しています。

私達皆が聞いている話は、アリマタヤ(Arimathea)のヨセフ(Joseph)から始まります、彼は埋葬の準備のためにクライストの体を引き継ぎました。 そしてこう信じられています、彼は最後の晩餐(Last Supper)でジーザスによって使用された杯(chalice)[聖杯]も所有していました。 クライストの体を洗い埋葬の準備をしながら、ヨセフはクライストの深い傷から注がれた血をカップに集めました。 遺体の消失後、ヨセフはそれを盗んだとして罪に問われました、そして、如何なる食べ物なしで刑務所に閉じ込められました。 明るい光を浴びて、クライストが現れました、そして彼にカップを任せました、そしてまたミサ(Mass)または聖餐式(holy communion)の指示を彼に提供しました、そしてまた知識を共有し、その後に消え[見えなくなる]ました。

 

奇跡的に、ホセ(José)は鳩によって生き続けることができました。鳩は、毎日彼の独房に入りました、そしてホスト(host)[聖餐(せいさん)式(ミサ)のパン]を杯に置きました。 ホセは70歳で解放されました、そして、彼の姉と彼女の夫、ブロン(Bron)をふくめた援助者達の小さなグループと一緒に亡命しました。

ホセと彼の援助者達はテーブルを作りました、これは最初の杯のテーブルとして知られており、それは最後の晩餐とそのテーブルでふさがった12席のテーブルを表しました。 クライストの場所は魚でふさがっていました。 13番目の席もあり、ユダ(Judas)の立場を表しました; この席はシージ・ペルロス(Siege Perilous)[危険な包囲/命取りの座]と呼ばれていました。

  • 注) Siege Perilous、アーサー王の円卓で聖杯を見いだす騎士のためにとっておかれたという伝説的な席

一部の話では、ホセは英国に乗り出し、そこのグラストンベリー(Glastonbury)で最初のキリスト教会を設立し、救い主(Savior)の母に捧げました。 杯はおそらくこの教会にあり、その場所で、彼はそれを(コミュニティ全体が参加する)ミサの杯として使用し、その後、杯のミサとして知られていました。

他のバージョンでは、ヨセフ(Joseph)はヨーロッパ大陸を越えて到着しません、そして、カップの管理はブロン(Bron)に移ります。 ブロンは、コミュニティ全体に1匹の魚を与えた後に、リッチ・フィッシャーマン(Rich Fisherman)として知られることになります。 その後グループは、アバロン(Avaron)、アバロン(Avalon)かもしれません、こう呼ばれる場所に定住しました。

 

アーサーの時代

 

(図 Holy-grail-round-table-ms-fr-112-3-f5r-1470-detail ウィキメディア経由パブリックドメイン)  「円卓と聖杯(The Round Table and the Holy Grail)」の挿絵、1470年に完成した、ミシェル・ガンテレット(Michel Gantelet)によって書かれた「ランスロット=グレイル(Lancelot-Grail)」の原稿より

 

魔術師マーリン(Merlin the magician)は、ラウンドテーブル(Round Table)[円卓]またはサードテーブル(Third table)[第3卓]を設立しました - 杯が欠けています。 アーサー(Arthur)が率いる騎士の同胞が集まる場所です; 彼らは騎士道(chivalry)のルールに統治されています。 ペンテコステ(Pentecost)[聖霊降臨の祝日] (アセンション(Ascension)[昇天]の後、ジーザスの弟子達が聖霊(Holy Spirit)の降臨を祝うクリスチャンのフェスティバル、イースター(Easter)後の第7日曜日に開催) の日に、杯が、光線に浮かびベールで覆われて姿を見せます。 そして騎士達は、それを探し出し取り戻すことを誓います。 この瞬間で、ほぼすべての騎士、とりわけランサローテ(Lanzarote)、ガウェイン(Gawain)、ボルス(Bors)が関わるイニシエーション[入門/手ほどき]の公式の冒険が始まります。 最も大きな役割は他の2人の騎士に属していますが、パーシバル(Perceval、かPercivalまたはParsifal)は、彼の無邪気さのために完璧な馬鹿(Perfect Fool)と呼ばれました。 そして、ランサローテ(Lanzarote)の息子ガラハッド(Galahad)は、最初から他の者達と区別されています、何故ならば彼はシージ・ペルロス(Siege Perilous)に腰を下ろして無害だったからです。 聖杯(Holy Grail)のための探求で、たった3人だけがなんとか杯を見つけ、その謎にさまざまな形で参加しました: ガラハッド、パーシバル、ボルス、この3名のうち1名だけが、探求のニュースでキャメロット(Camelot)に戻ります。

最初の失敗に苦しみ、年間一人で放浪した後、パーシバル卿は負傷した王の城への道をどうにか見つけました - 一部のバージョンの王は彼の叔父で、儀式的な質問をすることによって、どうにか彼を治療します: 「杯は誰に仕えるのでしょうか」または「誰が杯に仕えるのでしょうか」 決してはっきりと明かされることのない答えは、「王自身(the King himself)」で、傷に苦しめられましたが。)通常の人生を超えて生き続けています。 ひとたび治ったら、王は死ぬことを許されました、そして水は荒れ果てた(desolate)土地を再び通って流れました、そして彼らを繁栄させました。

ガラハッド、パーシバル、そしてボルスは旅を続け、東の天の都サラス(Sarras)に到着します。ここでは杯のミステリーが祝われ、そこで3人の男達は、杯が再び聖杯(holy chalice)として仕えるミサ(mass)に関与しています。

 

クライストはこうはっきり表われます、最初は執行司祭(celebrant)として、次に輝く子供として、そして最後に貼りつけられた(crucified)ホストとして。 ガラハッド卿が、神聖さのオド(odor)[臭気]の中で死にます、そして杯は天国に昇ります。 パーシバルは、彼の場所を得るために、王の城に戻ります、そして、キャメロットに戻るのはボルスだけです。

 

聖杯(Holy Grail)の起源、歴史、進化、そしてその究極の終焉(demise)が詳細に説明されています。 そして、杯の形状に関しては矛盾がありますが、聖杯がこの世界に留まったという証拠は何であれ全くありません。 これは、杯の象徴としての性質と、今日のその理解の仕方での重要な手がかりです。

しかしながら、教会は、そのような重要な宗教的宝物に言及したことがありません、その存在を確認することも否定することもありません。 これは冒険者達(adventurers)に、聖杯を探すための燃料を与えただけで、ちょうど契約の箱(Ark of the covenant)の探索が、宝物の最も神聖なものを発見する努力を続けているのと同じです。

 

 

----- 出典 -----

The Mystery Of The Holy Grail | Ancient- Code

 

----- 参考ビデオ -----

What Is the Holy Grail? | Knightfall | History

(2:21) 2017/12/29

 

----- 2015/03頃公開の記事を読んで -----

聖杯、このストーリーはおおよそ知られているとは思いますが、どうやら存在が不確かなもののようです。ロンギヌスの槍も同様でしょう。

仮にこれらが存在した場合、どんなことが起こるのでしょうか。

何か特別なことが起こるので、惹かれるのでしょうか 。

 

----- パズルのピース -----

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