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この3つが歴史の中で、奇妙で最も重要な遺物です


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この3つが歴史の中で、奇妙で最も重要な遺物です

(図 Sword Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

人間は太古の昔から物を集めてきました。

 

歴史の初めから、古代の人間は様々な物の偉大なコレクターになりました。石、棒、不思議な隕石の破片など、異なる人々は、高く評価された物をとても重要視しました。

後に宗教がやってきて、宗教的な意義を持つと見なされた物は、すぐにコレクターと崇拝者のターゲットになりました。

この記事では、最も重要な3つの「古代」の遺物を見てゆきます。それは「近代史」と世界中の異なる文化にマークをつけました。

 

多くの他の遺物があることを心に留めておいてください。

特にカトリック教徒にとって最も魅力的な物の一つは、はトリノ(Turin)のシュラウド[死衣](Shroud)で、ナザレ(Nazareth)のジーザス(Jesus)であると主張されている人のネガ・フィルムとしての画像を帯びた奇妙なリネン布(linen cloth)です。

 

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(図 Full length negatives of the shroud of Turin ウィキメディア経由パブリックドメイン)

シュラウド[死衣]のネガ全長

 

カトリック教徒にとって、この神聖な遺物は、総ての中で最も重要です。

それは十字架につけられた後に、明らかにクライストの体の上に置かれた布です。

そしてクリスチャンの信仰によれば、印影されているのはジーザスの顔です。

しかしながら、炭素14のテストが示すように、科学がデータの下に提供する合理的な根拠から、このオブジェクトは中世に遡るもので、信仰と科学の間の議論をもう一度呼び起こす事実です。カトリック教会はシュラウドを正式に承認も拒絶もしていませんでしたが、しかし1958年には教皇ピオ十二世(Pope Pius XII)は、ジーザスの聖なる顔への信心に関連してその像を承認しました。

 

ムハンマド(Muhammad)の遺物は様々です。ムハンマドのヒゲ、ムハンマドの歯、祝福されたサンダル、聖なる証印、聖なるマント、そしてムハンマドの鉢は、イスラム教徒(Muslim)の信仰における極めて重要な歴史的遺物です。

 

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(図 Turkey.Konya043 ウィキメディア経由CC3.0、クレジット Georges Jansoone JoJan)

ムハンマドのヒゲの一部が入った箱。マウルナ・ルミ(Maulâna Rumi)霊廟、コンヤ(Konya)、トルコ(Turkey)

 

ムハンマドのヒゲは、もう一つの奇妙なとても神聖な遺物です。オスマン(Ottoman)帝国語ではサカル=シェリフ(Sakal-ı Şerif)として知られていますが、ヒゲは、アブ・バクル(Abu Bakr)、アリ(Ali)、その他幾人かの面前で、彼のお気に入りの理髪店サルマーン・アル=ファーリスィー(Salman the Persian)によってムハンマドの顔から切り取られたと言われていました。

ムハンマドのヒゲは、故人の口を覆い、そして永遠の安息を得るために使われたと言われています。

 

3人の王の神社[聖三賢者の聖箱]は、バイブルのマギ(Magi)、別名で、3人の王または3人の賢者の骨を納めた聖骨箱です。キリスト教の伝統は、身体の一部を名誉とする実践として、神聖な遺物として考慮します。

 

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(図 Cologne Cathedral Shrine of Magi ウィキメディア経由CC3.0、クレジット Arminia)

ケルン大聖堂の3人の王の神社[聖三賢者の聖箱]

 

神社は、金色の装飾がされた大きな三重の石棺で、ケルン大聖堂(Cologne Cathedral)の高い祭壇の上下に置かれています。それは西側の世界で最大の遺物と考えられています。

 

 

----- 出典 -----

curiosmos.com

 

----- この記事を読んで -----

人類史の証となる物、想像できないような価値なのでしょう。

未だアーク(契約の箱)は発見されていませんが、きっと何処かに保護されていると思いたいです。ロンギヌスの槍、聖杯などもそうかも知れません。そして手が届きそうで、なかなか見つからない、アーク(ノアの箱舟)もいつかは発見される日が来るのかも知れません。そのとき私達の価値観は変わらざるを得なのでしょう。

 

----- パズルのピース -----

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