PCメモ - 範囲選択コピーできないとき(補足 Brave, Opera, Firefox)
PCメモ - 範囲選択コピーできないとき(補足 Brave, Opera, Firefox)
(図 Tennel Cheshire proof ウィキメディア経由パブリックドメイン)
範囲選択や、右クリック不可なウエブサイトへの各ブラウザでの対処
Microsoft社は、Internet Explorer を2022/06/16でサポート終了します。これをきっかけとして、さまざまなブラウザを試す方が増えたようです。
前回の Edge 例の補足編として、いくつかのブラウザでの操作手引きを挙げておきます。できる事できない事を把握しましょう。
ブラウザと対処
Ⅰ. Brave
1. Javaを拒否する
Brave右上の「Ξ」マークをクリックして、一覧を表示します。
この一覧の中から「設定」を探してクリックすると次の画面が表示されます。
左欄の設定の中から、「Cプライバシー とセキュリティー」をクリックします。
右欄の「サイトとシールドの設定」をクリックします。
次の画面が表示されます。
右欄の「コンテンツ」以下にある「JavaScript」をクリックします。
次の画面が表示されます。
緑の丸囲みした「サイトがJavaScriptを使用できるようにする」が選択されている事に注意して、 「追加」をクリックしてJavaScriptを拒否したいURLを個別に登録します。
これでも範囲選択や右クリックができるようになることが多いのですが、それでも範囲選択ができない場合は以下を試してください。
2. リーダーモード <未実装>
- Brave右上の「Ξ」マークをクリックして、一覧から「拡張機能」に入ると、リーダーを追加できます
3. 印刷前のプレビュー表示
範囲選択や右クリックか有効でなくても、ブラウザの機能として用意されている印刷前に表示されるプレビューを利用できます。
Braveの機能として用意されているウエブページの「印刷」をクリックします。
プレビュー拒否がされずに、プレビューが表示されたら、プレビューに対して範囲選択/右クリックが有効です。
4. 「コントロールU」で、HTMLのソースを表示させる
「Ctrl」+「U」(同時に「Ctrl」キーと「U」キーを押す)
これが拒否されていなければ、別のタブが開かれ、HTMLコードが表示されます。
コントロールUが拒否される場合、マウスの位置を映像や画像、広告の上に持って行くことで、右クリックが有効になることがあります。
右クリックで表示されたリストから、「ページのソースを表示」が利用できます。
HTMLのソースを、ワードなどのエディタにコピペして、編集し、必要な文章を残します。 それなりに手間になってしまいますが、アルファベットの系列でない言語では助かります。
Ⅱ. Opera
Operaの場合は、以下の2.より試すのが良さそうです。
1. Javaを拒否する
Opera左上の「O」マークをクリックして、一覧を表示します。
この一覧の中から「設定」を探してクリックすると次の画面が表示されます。
右欄の上にセキュリティーとプライバシーが表示されたら、その下の「サイトの設定」をクリックします。
次の画面が表示されます。
コンテンツ以下にある「JavaScript」をクリックします。
次の画面が表示されます。
緑の丸囲みした「サイトがJavaScriptを使用できるようにする」が選択されている事に注意して、 「追加」をクリックしてJavaScriptを拒否したいURLを個別に登録します。
2. トグルリーダーモード
Opera左上の「O」マークをクリックして、表示される一覧の「ページ」の中にある「トグルリーダーモード」を利用できます。
「ページ」→「トグルリーダーモード」をクリックすると、トグルリーダーモードでウエブページが表示され、そこでは範囲選択できます。
- ブラウザのメニューにある機能なので、右クリック・ベースのメニューで提供される機能よりも手間いらずです。また、稀にJavaを拒否すると一切表示されなくなるサイトあり、こうしたときでも有用です。
3. 印刷前のプレビュー表示
範囲選択や右クリックか有効でなくても、ブラウザの機能として用意されている印刷前に表示されるプレビューを利用できます。
Operaの機能として用意されているウエブページの「印刷」をクリックします。
プレビュー拒否がされずに、プレビューが表示されたら、プレビューに対して範囲選択/右クリックが有効です。
4. 「コントロールU」で、HTMLのソースを表示させる
「Ctrl」+「U」(同時に「Ctrl」キーと「U」キーを押す)
これが拒否されていなければ、別のタブが開かれ、HTMLコードが表示されます。
コントロールUが拒否される場合、マウスの位置を映像や画像、広告の上に持って行くことで、右クリックが有効になることがあります。
右クリックで表示されたリストから、「ページのソース」を利用できます。
HTMLのソースを、ワードなどのエディタにコピペして、編集し、必要な文章を残します。 それなりに手間になってしまいますが、アルファベットの系列でない言語では助かります。
Ⅲ. Firefox
1. Javaを拒否する <個別不可>
総てのサイトに対してJavaScriptの拒否設定ができますが、いらぬ問題を抱えそうですので割愛します。
2. リーダーモード <未実装>
3. 印刷前のプレビュー表示
ブラウザの機能として用意されている印刷前に表示されるプレビューを利用できます。
Firefox の右上の「Ξ」マークのアプリケーション メニューから、ウエブページの「印刷」が利用できます。
プレビューが表示されたら、プレビューに対して範囲選択/右クリックが有効です。
4. 「コントロールU」で、HTMLのソースを表示させる
「Ctrl」+「U」(同時に「Ctrl」キーと「U」キーを押す)
これが拒否されていなければ、別のタブが開かれ、HTMLコードが表示されます。
一方、Firefoxでは、アプリケーション・メニューからの利用ができます。
「その他のツール」をクリックすると、次のメニューが表示されます。
このリストから「ページのソース」が利用できます。(ブラウザのメニューにある機能なので、右クリック・ベースのメニューで提供される機能よりも簡単です)
HTMLのソースを、ワードなどのエディタにコピペして、編集し、必要な文章を残します。 それなりに手間になってしまいますが、アルファベットの系列でない言語では助かります。
Edgeや、Chrome以外のブラウザの利用者もまあまあいらっしゃるようですので、参考になればと思います。 ここで取り上げたトピックでさえ、ブラウザごとの機能に一長一短があるようですので、用途に合わせて複数のブラウザを利用するのもいいのかも知れません。
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