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はてな インデンテーション - 字下げ表示の編集


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はてな インデンテーション - 字下げ表示の編集

(図 Girl Pixabay by ImaArtist)

 

物事を理解したり伝えるために、分類し整理します。こうしたときに箇条書きが利用されます。はてなブログでは「箇条書き」と「番号付きリスト」ボタンが用意されており、選択した範囲をそのように指定できます。

Wordで編集した文章の多くが、コピペで はてなの編集に反映されますが、一部そのまま反映されないことがあります。

このことも含めて、予め用意されている機能以上の編集は、HRML編集をしなければならないようです (あまりやりたくありませんが...)。

 

 目次

 

Ⅰ 箇条書きと番号付きリスト

予め用意されている機能を使った箇条書き、番号付きリスト

(1) 箇条書き

  • 項目A
  • 項目B
  • 項目C

このときのHTMLコードを見てみると

<ul>
<li>項目A</li>
<li>項目B</li>
<li>項目C</li>
</ul>

で、<ul>...</ul>で囲まれた範囲が箇条書きとして表示されます。

 

(2) 番号付きリスト

  1. 項目A
  2. 項目B
  3. 項目C

このときのHTMLコードを見てみると

<ol>
<li>項目A</li>
<li>項目B</li>
<li>項目C</li>
</ol>

で、<ol>...</ol>で囲まれた範囲が番号付きリストとして表示されます。

 

Ⅱ. 内訳文書の追加

箇条書き/番号付きリストへ、捕捉する文書を追加する

(3) 箇条書きの項目Aに、内訳Aa,Ab,Acを追加した例

  • 項目A

    内訳Aa

    内訳Ab

    内訳Ac

  • 項目B
  • 項目C

このときのHTMLコードは次のようになります。

<ul>
<li>項目A
<p>内訳Aa</p>
<p>内訳Ab</p>
<p>内訳Ac</p>
</li>
<li>項目B</li>
<li>項目C</li>
</ul>

赤色の<li>…</li>に囲まれた範囲内に、改行した文書が入ることになります。

 

(4) 番号付きリストの項目Aに、内訳Aa,Ab,Acを追加した例

  1. 項目A

    内訳Aa

    内訳Ab

    内訳Ac

  2. 項目B
  3. 項目C

このときのHTMLコードは次のようになります。

<ol>
<li>項目A
<p>内訳Aa</p>
<p>内訳Ab</p>
<p>内訳Ac</p>
</li>
<li>項目B</li>
<li>項目C</li>
</ol>

赤色の<li>…</li>に囲まれた範囲内に、改行した文書が入ることになります。

 

Ⅲ. 内訳文書を箇条書きにする

(5) 箇条書きの、項目Aの内訳文章を箇条書きにした例

  • 項目A
    • 内訳Aa
    • 内訳Ab
    • 内訳Ac
  • 項目B
  • 項目C

このときのHTMLコードは次のようになります。

<ul>
<li>項目A
<ul>
<li>内訳Aa</li>
<li>内訳Ab</li>
<li>内訳Ac</li>
</ul>
</li>
<li>項目B</li>
<li>項目C</li>
</ul>

赤色の <li>…</li>に囲まれた、緑色の<ul>…</ul>の範囲。

 

(6) 番号付きリストの、項目Aの内訳文章を箇条書きにした例

  1. 項目A
    • 内訳Aa
    • 内訳Ab
    • 内訳Ac
  2. 項目B
  3. 項目C

このときのHTMLコードは次のようになります。

<ol>
<li>項目A
<ul>
<li>内訳Aa</li>
<li>内訳Ab</li>
<li>内訳Ac</li>
</ul>
</li>
<li>項目B</li>
<li>項目C</li>
</ol>

赤色の <li>…</li>に囲まれた、緑色の<ul>…</ul>の範囲。

 

Ⅳ. 内訳文書を番号付きリストにする

(7) 箇条書きの、項目Aの内訳文章を番号付きリストにした例

  • 項目A
    1. 内訳Aa
    2. 内訳Ab
    3. 内訳Ac
  • 項目B
  • 項目C

このときのHTMLコードは次のようになります。

<ul>
<li>項目A
<ol>
<li>内訳Aa</li>
<li>内訳Ab</li>
<li>内訳Ac</li>
</ol>
</li>
<li>項目B</li>
<li>項目C</li>
</ul>

赤色の <li>…</li>に囲まれた、緑色の<ol>…</ol>の範囲。

 

(8)  番号付きリストの、項目Aの内訳文章を番号付きリストにした例

  1. 項目A
    1. 内訳Aa
    2. 内訳Ab
    3. 内訳Ac
  2. 項目B
  3. 項目C

このときのHTMLコードは次のようになります。

<ol>
<li>項目A
<ol>
<li>内訳Aa</li>
<li>内訳Ab</li>
<li>内訳Ac</li>
</ol>
</li>
<li>項目B</li>
<li>項目C</li>
</ol>

赤色の <li>…</li>に囲まれた、緑色の<ol>…</ol>の範囲。

 

Ⅴ. インデンテーション

上記のHTMLコードの表示で、以下の方法で段落全体を字下げしています。このHTMLコードは、通常の

<p>段落(文章)</p>

に、次のように書き加えます。

<p style="margin-left: 2em;">段落(文章)</p>

(2emを1em、3emなどに変更できますので、文字の大きさに合わせて微調整できます)

 

なお、出典を失念いたしましたが、はてな無料版でこの記法は不可だった記憶があります。いつからかは分かりませんが、現在は利用できています。

 

今回は、「箇条書き」と「番号付きリスト」を使った2段のインデンテーションまでを取り上げました。3段、4段とできるでしょうが煩雑な編集になりそうですし、表示画面が狭くなることもあります。

これらはプログラムの1つですから、指定した通りに動きます。また、HTMLの書き方は必ずしも、ここに挙げた例に限らない事を付け加えておきます。

 

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