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バルト海のアノマリー  墜落したUFOなのか自然な岩の形成なのか


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バルト海アノマリー  墜落したUFOなのか自然な岩の形成なのか

(図 Baltic Sea GoogleEarth)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

Baltic Sea Anomaly Still Baffles Scientists 5 Years Later Sunken Alien Spacecraft UFO Ocean X Team

(4:28) 2016/05/11 ・・・-本文にはありませんが、挿絵代わりとして

 

原因不明の謎の年史では、バルト海アノマリー(Baltic Sea Anomaly)は、過去10年間でより奇妙な深海の発見の1つです。 この発見は、2011年にオーシャン・エックス(Ocean-X)と呼ばれる深海探査チームが、スウェーデンの沿岸沖で海底300フィートの変わったフォーメーションに遭遇したときに起こりました。

さらに調べると、ダイバーと水上作業員は、彼らが物体の200メートル以内に来たときはいつでも、彼らの電気機器の故障を報告しました。これは映画スターウォーズ(Star Wars)のミレニアムファルコン(Millennium Falcon)号のように、奇妙にも形作られているように見えました。

2011年6月19日に、ピーター・リンドバーグ(Peter Lindberg)氏とデニス・オズベルグ(Dennis Åsberg)氏は、直径180フィートの巨大な塊に出会いました。バルト海トローリングしつつ、海底に沿ってソナー画像を観察していたときでした。その円形の形状と特徴的な直線状の突起により、彼らはすぐに異常を拾いました。さらに謎に加わっているものは、大規模な跡であると思われるもの – 一部の者が推測したのは、衝突着陸が起きたのかもしれない証拠の可能性があることでした。

 

バルト海アノマリードキュメンテーション

発見後間もなく、リンドバーグ氏とオスベルグ氏は、彼らの潜水をし、そのアノマリーを研究する試みを記録したドキュメンタリーの制作に着手しました。

2人は、前回の調査から彼らの強運を、更に次に賭けました。彼らは、クリスティーズ(Christie’s)のオークションで記録的な価格で売られた、1907年の難破船からビンテージ・シャンパンで現金を回収しました。このことは、彼らがバルトのアノマリーを調査する大胆な努力に乗り出すことを可能にしました。彼らが望んだものは、地球外の宇宙船か第二次世界大戦からの秘密のナチ(Nazi)の構造物のどちらかでした。

ソナー画像を見て、アノマリーは、それを自然の岩石層と区別するように見える興味深い特徴を示しました。探検家達は、階段と四角い枠で囲まれた丸い穴のように見え、彼らが考えていいたものが、明らかに人工的な特徴だったことを指摘しました。

乗組員は物体のサンプルと一緒に水面に戻りました。それは後にストックホルム大学(Stockholm University)の地質学のヴォルカー・ブッシャー(Volker Brüchert)准教授により検査されました。

「私が驚いたのは、私が物質を調べたとき、火山岩なのかもしれない大きな黒い石を見つけたことです」と、ブッシャー氏は述べました。「私の仮説は、この物体のこの構造は、何千年も前の氷河期の間に形成されました。」

 

(Fig.1) バルト海のアノマリーの画像化

 

しかし彼の分析にもかかわらず、ブッシャー氏は、 彼らが集めたサンプルは表面下の何か - 何か人工的なもの - を覆っているのかもしれません、と述べました。そしてオーシャン・エックスのチームはそれが事実だと考えていました。彼らは戻って決定的な証拠を捉えたいと思っていましたが、しかし資金を獲得するのは難しいことでしょう。

そして、ブッシャー氏の評価は、必ずしも宣伝に役立っていませんでした。それは、発見は地球外のクラフト[乗り物]でしたと元々主張していた報道機関として、彼らが集めたサンプルが単に片麻岩(gneiss)と花崗岩(granite)でしたという事実に気付いたからです。

見出しが現われ始め、それがすぐに話を変え、アノマリーを「正体を暴露された(debunked)」とラベル付けしました。この不満を抱いていたリンドバーグとオスベルグは、今もなおも、それが決定的に自然なものか人工的なものかを判断するために、別の調査旅行に出資することができませんでした。

 

ナチス第二次世界大戦の残党

惑星の海洋と海の5パーセント未満が探検されました。そして、バルト海はほぼ完全に内陸にあります。第二次世界大戦中に激しく争われた地域にあった巨大な水域です。

その時、バルト海は連合ソビエト連邦(Allied Soviet Union)、中立スカンジナビア、および第三帝国(Third Reich)の枢軸国の間に自然な境界を作りました。言うまでもなく、それは主にリトアニア(Lithuania)、エストニア(Estonia)、ラトビア(Latvia)のバルト三国を支配するための戦いで、海軍活動の震央でした。

この重要な土地を管理するための闘争では、数え切れないほどの機雷が敷設されました。特に、スウェーデン(Sweden)から輸入された鉄の供給に頼っていたドイツ人にとって、海戦は重要な航路を守るために行われていました。この間に、通信信号に緊急対応し、おそらく敵の機雷を破壊するために、ドイツ人が水中の建造物を建設したと考えられています。

これは、オーシャン・エックスのチームの電気機器がアノマリーから200メートル以内で故障した理由になるでしょうか。

ドイツ人はまた、秘密のプログラムを実行したとされています。それはフライング・ソーサー[空飛ぶ円盤]を作成する試みで - これは捉まえどころのないナチスフー・ファイターズ(Nazi Foo Fighters)の1機の墜落現場だとする可能性を仮定する一部の人々を導きました。

これらの潜在的な説明は、地球外の宇宙船より現実的ですが、けれどもそれらは興味をそそるものです。

しかし、ロシアのプラブタレポート・ドット・コム(PravdaReport.com)出版によれは、バルト海には過去にUFOの目撃情報があり、特に2008年の事例では、ロシアのカリーニングラード州(Kaliningrad)の周囲で銀のディスクがホバリングしているのが目撃されました。けれども、この主張を裏付けるべき報告が不足しています。

 

バルト海アノマリーの更新

リンドバーグ氏とオスベルグ氏は、ここ数年オーシャン・エックスのページの更新を投稿していませんが、しかしながら2012年のYouTubeビデオでは、潜水艦探査船(submarine rover)で、アノマリーの別の踏破をするように見えます。

残念なことに、ビデオは答えの方法や、または視覚的に特徴的なものでさえもあまり提供しません。たくさんの砂やほこりが跳ね上がっているので、それは映像を難読化します。しかしながら、アノマリーの壁の1つを瞬間的にちらりと見ることができ、自然な特徴であるためには、あまりにも滑らかで形作られたように見える岩肌を見せます – なお、これは素人の視点からの観察です。

その後の報告で、岩石サンプルのテストで褐鉄鉱(limonite)と針鉄鉱(goethite)が発見されたとの主張がありました – ある地質学者が主張する金属は、バルト海の底の水中の岩石層で、自然に発生しているのを見つけられませんでした。

 

(Fig.2) バルト海のアノマリー・イメージ

 

アノマリーの矛盾と奇妙な特徴を研究している他の人達は、日本の沖合の与那国のモニュメントと比較をしました。与那国島の海岸の海面下わずか25メートルに位置する、これらの古代遺跡は、その起源について議論する考古学者の間で別の論点を提示しています。

これらの構造は何らかの関係があるのでしょうか。それとも、それらは単に奇怪な自然の形成でしょうか。リンドバーグ氏とオスベルグ氏が、彼らの探査資金を提供するスポンサーを見つけなければ、私達は、決して知ることはないでしょう。

 

 

----- 出典 -----

www.gaia.com

 

----- 参考ビデオ -----

Lost Cities Beneath the Ocean

(10:41) 2020/09/19

 

 

----- 2018/11/28公開の記事を読んで -----

バルト海で、尋常ではないものがソナーで捉えられ... その後どうなっているのかに関心があり取り上げました。

残念ながら進捗なし、です

調査資金のショートが原因のようで、いいスポンサーでも見つかればよいのですが。

岩石の類のようですが、そん形状が自然のものなのかどうか。日本にも、与那国島の近海に、自然なものとは考えにくいものが海底にあります。これも合わせて、ミステリーは解決されないままです。

 

Baltic Sea anomaly - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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