ブログ | 知的好奇心ラウンジ

ブログ | 知的好奇心ラウンジ

知的好奇心なお散歩です

バルト海のアノマリー - オーシャン・エックス・チーム


バルト海アノマリー - オーシャン・エックス・チーム

(図 Moon Pixabay by gene1970)

 

オーシャン・エックス・チーム(Ocean X Team)は、アノマリー2(Anomaly2)への低予算の遠征を実施しました。 アノマリーの海域に到達したのは[2019年]6月8日でした。 私達のチームは、燃料不足のために戻ることを余儀なくされる前に、作戦のために現場にほんの数時間しかいませんでした。 送られて来た遠隔操作探査機(remotely operated vehicle、ROV)は、小さく、[難儀な]仕事に十分なほど強力ではありませんでしたが、しかし、私達はチャンスをつかむことに決めました。 多分、私達が幸運であり得るなら、側方走査ソナー(side scan sonar)の画像に、大きな石板(slab)かまたは一枚岩の柱(monolith)のように見える何かをおぼろげに感知できます。 遠征は2人のカメラマンにより撮影されましたが、そのビデオが、一般に公開される準備が整うまでにしばらくの間かかります。 私達はまだどんなニュースも報道機関に発表しません、私達には、私達の発見を確認するための資料がほとんどないからです。 けれども私達は、このグループで私達が現在持っているものを共有することにしました。

 

私達が、船の音響測深機(echosounder)にA2を約84メートルで見られたとき、私達は、ダウンライン(downline)[海底への細い綱]とウェイト(weight)[沈めるための重り]に取り付けられたブイでスポット[固定点]を印しました。 A2の「平坦域(plateau)」は、現場[遺跡]の周囲数百メートルにわたって平らな周囲の海底から約2メートル立ち上がっていました。

 

次に私達は、海底へのダウンラインに従って、ROV[遠隔操作探査機]を下に送りました。 しかしながら、市場で最も安価なソナーが装備されていました、それ故にソナー画面(sonar screen)で、ダウンラインはすぐに失われました。 ROVがどこにあるかを理解することはとても困難でした、視界が非常に悪く、私達がROVを動かすとすぐに(以前のA1のように)コンパスがおかしく[狂う]なったためです。 信頼できるガイダンスなしに、私達は、ソナー画像を解釈しようとして、ROVを一方向に数メートル、次に別の方向に数メートル操縦する必要がありました。
突然、いくつかのとても真っすぐな線が、ソナー画面に現れました。 ROVは、それらに対して操縦され、そして私達が十分に近づいたとき、完全な長方形がソナー画面に表示されました。 これらの画像は、2人のカメラマンによりビデオ録画に撮られます(これらのビデオは私たちが待たなければならないものです)。 私は個人的に、しばらくして夢うつつから目覚め、私の携帯電話で短いシーケンスを撮影しましたが、しかし、それは(ROVの動きのためにソナー画面から)完璧なソナー画像が消えた後のことでした。 いずれにせよ、私値は長方形の部分を測定しました、これは私達が、ソナー・ソフトウェアの測定ツールで、ソナーに見れたものです。 測定結果は13×25mでした。 しかしながら、長方形はより長くなるかも知れませんが、しかし、私達は、長方形全体をはっきりと見るために、ROVをその方向に向けられませんでした。 コンパスは独自の人生を生きていて、:ケーブル(tether)は常に引っかかって動きがとれなくなって いました。 ROVパイロットは、ROVをラインの片側に向けて操縦するマスタジョブ(master job)[総てのジョブの中で一番最初に行われるジョブ]を実行しました。 小さなジャンプをすることにより、彼はついにROVを私達にとってこれを見られるために十分に近づけました、長方形での線は岩の断片でできていました。
私はそうは言わない; けど、それは堆積物(sediment)を通して突き出ている低い「石の壁」のように見えました。 「壁」の間か、または外側には、ソナーにもROVカメラで私達が見られるものにも、視覚的に見える岩はありません。 「壁」どうしの間の表面は、200 mm の堆積物の下に埋もれていますが、しかし、それは硬く、真っすぐで、かつ滑らかに見えます。 「壁」は堆積物の約 200 mm 上に露出しています。 私達は本当にこう認識していませんでした、それは私達が実際に調査していた石板でも一枚岩の柱でもありませんでした。 長方形は、実際には側方走査ソナーの画像に見えている2つの物体の間にありますが、しかし、私達がまだ現場にいるときに、私達はそれを認識していませんでした。

冒頭で述べたましたように、私達は、あらゆるさらなる調査を中止しなければなりませんでした、何故ならば燃料不足だったからです。 それ故に、一枚岩の柱かまたは正方形が実際にどのように見えるかはまだわかりません。 けれども、側方走査ソナーの画像には表示されなかった「新しい」物体をA2で見つけることにより、私達をこう信じさせます。A2はこれまで以上に興味深いものになっています。

 

2015年に、私達は化石化したいくつかの大きな二枚貝(big clams)のムラサキガイ(Mytilus Edulis)を発見しました、それは錨(いかり)にくっついた粘土や砂利と一緒に上がって来ました。 当時、私達はアノマリーの海域から約 5  km、水深77メートルのところに停泊していました。 それらの大きな二枚貝は、最大で10メートルの深さまでこのサイズに成長しますし、それと現在のボスニア海(Sea of Bothnia)よりも水に少し多くの塩分が必要です。 化石化した二枚貝はこの強力な証拠です、[当時の]水位は現在より遥かに浅くなっています。 しかし、二枚貝は、長方形[構造物]が創られた前かまたは後に永眠したかも知れません、そのため、たぶん水位は、二枚貝が住んでいた深さよりもさらにより浅くなっています。

 

長方形[構造物]は自然により作られたのでしょうか、それとも誰かによって作られたのでしょうか !? それは私たちが知る必要があるものです !

 

説明付きの画像や動画はコメント欄に掲載されます。

 

 

----- 出典 -----

オーシャンXチームのフェイスブック投稿

(関連記事)

www.oceanexplorer.se

フェイスブック・ページ:  The Ocean Explorer

ツイッター: Ocean x Team

ユーチューブ・チャンネル: Ocean X Team

 

----- 参考ビデオ -----

Baltic Sea Anomaly Update July 2019 New Anomaly found

(6:03) 2019/08/04

 

----- 2019/07/05公開の投稿を読んで -----

フェイスブックの当該スレッドのコメント欄は、現在参照できないようです。そこに置かれていた画像や短い映像は、公開されたビデオに総て盛り込まれていそうです。

2019年夏の中間報告のような投稿記事になりますが、これまでにも大きな進展はなさそうです。大手メディアなどのスポンサー獲得が難しいのでしょうか。

本文にある、かつてのボスニア海の水深はかなり浅かっただろうとする推測が正しければ、さまざまな可能性が浮上してきます。 おそらく、日本の与那国島にあるダイビング・スポットの構造(おそらく水没した遺跡)と同じようなものかも知れません。

 

----- パズルのピース -----

zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp

zzak.hatenablog.jp