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ベネット首相:「ワクチンは、問題をそれらだけでは解決しません」


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ベネット首相:「ワクチンは、問題をそれらだけでは解決しません」

(図 Flag Pixabay) 

(Fig.) アーティクル・イメージ  ナフタリ・ベネット首相は、2021年7月11日にエルサレム(Jerusalem)で開催される毎週の閣議の議長を務めます

 

デルタ(Delta)[株]に対するワクチン保護は「私達が期待していたよりも弱いです」、首相はこう言います; 接種は役に立ちますが、しかし以前の株(strains)よりも「大幅に少ない」です;政府は家庭用検査キットの承認を求めていません

 

金曜日(7月16日)のテルアビブ(Tel Aviv)での状況評価で、ナフタリ・ベネット(Naftali Bennett)首相はこう述べました、COVID-19ワクチンによって提供された保護は、押し寄せるデルタ株に対して「私達が期待していたよりも弱かった」。

「ワクチンだけで問題が解決することを望んでいた誰もが、そうはなりません」と、ベネット首相は、大臣、保健当局、国家安全保障会議(national security council)のメンバー、警察、軍が出席した会議で述べました。

「デルタ株は世界中で押し寄せている」と彼は述べました。 「一方で、ワクチンはウイルスに対抗して効果的です、そのため、私達に必要な在庫があることを私達は確認しています。 しかし、ワクチンだけでは十分ではありません。」

彼は次のように付け加えました:デルタ株に対して「私達はワクチンがどの程度役立つかは正確にはわかりませんが、しかし、以前の株に対してよりも大幅に少なくなっています」。 「私達は皆、減速が見られることを望んでいますが、しかし現時点での事実は、減速がありません - ここでも、世界中でもありません。」

それでも、首相(the premier)は、「私達の目標は、コロナウイルスへの調整を伴い日常生活を続かせることです」と述べました。

 

ベネット首相は述べました。政府の目的は、「驚きもなく、パニックもなく、主に前向きな計画を通して」準備するために、十分な事前警告を伴い、国民に明確な指令を提供することです。

 

(Fig.1) 市場での人々  人々は2021年6月15日にエルサレムのマハネ・イェフダ(Mahane Yehuda)市場で買い物をします

 

会議で、当局は、家庭用検査キットの使用を迅速に承認し、特に、結婚式、パーティー、その他のお祝いの屋内集会に対して来週に[法律が]効力を発する「Revelry Pass(飲めや歌えの大騒ぎ許可証)」の施行を強めることを決定しました。そして、ベングリオン(Ben Gurion)空港での旅行方針の再調査を管理します。

一方、保健当局の最高責任者(top health official)は金曜日に、保健省(Health Ministry)はこの段階で封鎖を検討していないと言った、と言いました。

「私は、どのように私達が封鎖について話をするようになったのか、わかりません」と、同省の公衆衛生責任者のシャロン・アルロイ・プライス(Sharon Alroy-Preis)氏は、チャンネル12ニュース(Channel 12 news)に伝えました。 「私達は、[9月の]休暇期間中の封鎖を[検討]する場所にはいません。」

彼女は次のように言いました。代わりに、保健当局は、様々な会場に入るためにワクチン接種を受けて回復した個々人または検査結果が陰性の方達のみを許可するために、グリーン・パス・システム(Green Pass system)の幅広い使用を推進していました。

彼女のコメントは、木曜日に保健省のナフマン・アッシュ(Nachman Ash)新局長が行ったコメントと矛盾しているようでした。彼は、ロシュ・ハシャーナ(Rosh Hashana)[ユダヤの新年祭]から始まり、9月の大部分に続くハイホリデー(High Holiday)[特定の儀式が行われるユダヤ教の祭日]期間に、閉鎖の可能性が残っていると述べました。

 

(Fig.2) シャロン・アルロイ=プライス博士  保健省の公衆衛生サービスの責任者、2021年6月23日にエルサレムで行われた記者会見

 

「私は、『私達には封鎖が必要だ』と言うところまで、私達は到達することがあり得ると思う」と、アッシュ氏はチャンネル13ニュース(Channel 13 news)に伝えました。 「私は、私達がそこにたどり着くかもしれないことを心配しています…数週間以内に、私達はそこにたどり着く可能性があります。」

 

金曜日から、ワクチン接種を受けているかCOVID-19から回復した方達を含めて、総ての旅行者達は、イスラエル(Israel)に到着して24時間、または、もしも[到着した]彼らが検査結果が陰性を受け取っているのならばより短い時間の、自己隔離をする必要がありました。

一方で、感染率が高いと思われる15か国から帰国した方達は、同省の更新されたガイドラインによれば、検査結果が陰性で7日間隔離[検疫]をする必要があります。 完全な隔離[検疫]期間は最近、以前の10〜14日から短縮されました。

金曜日の時点で感染率が高いと考えられている国々は、アラブ首長国連邦(United Arab Emirates)、セイシェル(Seychelles)、エクアドル(Ecuador)、エチオピア(Ethiopia)、ボリビア(Bolivia)、グアテマラ(Guatemala)、ホンジュラス(Honduras)、ジンバブエ(Zimbabwe)、ザンビア(Zambia)、ナミビア(Namibia)、パラグアイ(Paraguay,)、チリ(Chile)、コロンビア(Colombia)、コスタリカ(Costa Rica)、チュニジア(Tunisia)です。

来週の7月23日金曜日から次の国々がリストに追加されます: 英国(United Kingdom)、キプロス(Cyprus)、トルコ(Turkey)、ジョージア(Georgia)、ウガンダ(Uganda)、ミャンマー(Myanmar)、フィジー(Fiji)、パナマ(Panama)、カンボジア(Cambodia)、ケニア(Kenya)、リベリア(Liberia)。

保健省はまた、次のことを言いました。政府委員会が省の要請を承認する限り、来週の金曜日に、スペイン(Spain)とキルギスタン(Kyrgyzstan)が、イスラエル人が渡航を禁じられている極端な感染率(rates of infection)の国々のリストに追加されます。

 

(Fig.3) ベングリオン空港で見られる人々  2021年7月15日

 

現在イスラエル人が立ち入り禁止(off-limits)になっている国々は、ウズベキスタン(Uzbekistan)、アルゼンチン(Argentina)、ベラルーシ(Belarus)、ブラジル(Brazil)、南アフリカ(South Africa)、インド(India)、メキシコ(Mexico)、ロシア(Russia)です。

保健省の数字は、木曜日に855人の新規症例が確認されたことを示し、3月22日以来の最高の数字です。 それは、前の3日間の日毎の、1日の感染が750を超えた後に来ました。 木曜日に実施された65,125件の検査のうち、1.52パーセントが陽性に戻りました - ここ最近よりわずかに高い率です。

国内には5,817件の進行中のウイルス症例があることを、保健省のデータは示しました。一方で、死亡者数は6,443人でした。

保健当局は、イスラエルでの最近の感染の急激な上昇を、旅行者達に関連付けています。旅行者達は、海外からウイルスの新たな変異株(new variants)を持ち帰り、そして到着後に適切に隔離[検疫]しませんでした。

イスラエルでのコロナウイルスの復活は、主にデルタ変異株(Delta variant)の蔓延に原因があります。これはインドで最初に検出され、元のCOVID株の2倍の伝染性を持っていると考えられています。

 

 

----- 出典 -----

www.timesofisrael.com(同様な記事)

trackmypresident.comstiriinternationale.ro

 

----- 2021/07/16公開の記事を読んで -----

少し前のものになりますが、流行り病の予防接種をかなりの国民が受けて、接種率でリードしていたイスラエルで、再び感染拡大になりそうなトピックです。

簡単に言えば、元株から変異したデルタ株に、元株への対策として用意した予防接種が効かないという報告です。せめても、重症化する割合が低減されることが言われていますが、交差免疫が理由になるのでしょうか。そうだとするならば、他の方法もあり得るかもしれません。

イスラエルだけでなく世界的に今後、どのような追加策が講じられるのでしょうか。追加の接収? マスク? 封鎖?

 

最近は、それまであまり目にすることがなかったワクチン効果の有様について、国内報道がされつつあるようです。報道しない自由の行使はやめて、事実報道をされることを期待します。

 

www.jiji.com  2021/08/07

web.archive.org  2021/08/07 (元記事が保存された版)

 

----- パズルのピース -----

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