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アカシック・レコード:総てが保存されている意識的な宇宙ネットワークでしょうか


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アカシック・レコード:総てが保存されている意識的な宇宙ネットワークでしょうか

(図 Library Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

アカシャ(Akasha)という言葉は、そのシュメール語の起源にさかのぼることができます。そこでは、それはその要素的および形而上学な意味で、エーテル(aether)[オード]を指すのに用いられました。

おそらく、アカシャやエーテルについて話すときに向き合う必要のある人物は、その重要性が本当に高く評価されていない人物です:ニコラ・テスラ(Nikola Tesla)氏は、天才の博学者で発明家、機械と電気の技術者です。

ニコラ・テスラ氏は、「人の最も大きな業績」と呼ばれるインタビューで次のように述べました:「総ての知覚できる物質は、主要な物質または概念を超えた希薄なものから生じて、総ての空間を満たします。命を与えているプラナ(Prana)や創造力によって実行されたアカシャまたは光輝性エーテル(luminiferous ether)は、終わりのないサイクルで総ての事物や現象を呼び起こします。」

しかしながら、ニコラ・テスラ以前でさえ、哲学者や古代学者は、いわゆるエーテルが存在するかどうか疑問に思っていました。

もしも私達が、インドの「タイナナのアポロニアスのインド旅行(Indian Travels of Apollonius of Tyana)」を見るならば、私達はいわゆる「エーテル」へのさらなる言及を見つけることでしょう。

もしも私達が古代のヒンドゥー教を見るならば、アカシャは「5つの大きな要素(five great elements)」の5番目です:

  • プリチビ(prthivi) (大地)
  • アパ(apa) ()
  • アグニ(agni) ()
  • ヴァイ(vaiu) (空気)
  • アカシャ(akashá) (エーテル)

「そして彼らはアポロニアスに質問をさせました;そして、彼らは宇宙が作ったと考えたものを、彼らに尋ねました」;だが、彼らは答えました;「要素の。」

そこには4つありますか。」と彼は尋ねました。「4つでなく」「5つです」とラルカス(Larchas)は言いました。

そして、どうやって5番目を置きますか」と、アポロニウスは言いまし。「水と空気と土と火のそばで

エーテルがあります」と返答しました。「私達は、神々が作られたものとして見なさなければなりません;総ての死の生き物がワイヤーを吸い込むのと同様に、永遠の神聖な自然はエーテルを吸うのです。

私は、」アポロニアスは言いました。「宇宙を生きものとみなしていますか」 他の者ははい」と答えました。

アカシャ(Akashaまたはākāśa)は、伝統的なインドの宇宙論における空間またはエーテルの用語です。古代のサンスクリット語(Sanskrit)では、「エーテル」(æther)を記述するために使用されており、それは実態のない、非物質的な、とらえがたく触ることのできない流体で、古代のヒンズー教徒に宇宙全体を横断し「内部」に存在すると信じられ、音と生命の媒介物とされています。

私達は、エーテルやアカシャが、基本的に私達の物質世界に存在する総ての基盤なことを理解するようになります。

多くの古代の教えでは、アカシャは、総ての物質の創造の背景にある、目に見えない力と考えられています。

さらに、ベダン・ヒンドゥー教(Vedantic Hinduism)で、アカシャは、物質世界の総てのものの基礎で本質だとして翻訳されています; 星の世界から創造された最初の物質要素と考えられています。

CE(Collective-Evolution)誌が指摘したように、物質的な出現のためのエネルギー源です。

 

アカシック・レコード(Akashic Records)の背後にある謎

それで、アカシック・レコード[アカシャの記録]とは何でしょうか。

アリス・A・ベイリー(Alice A. Bailey)氏は、彼女の著書「パタンジャリ(Patanjali)氏のヨガ写経の魂の光 - 第3巻 - 達成した結合とその成果(Light of the Soul on The Yoga Sutras of Patanjali – Book 3 – Union achieved and its Results)(1927年)に以下を書きました:

アカシック・レコードは巨大な写真フィルムのようなもので、私達の惑星の総ての欲望と大地の経験を記録します。それを知覚する人は、その上に描かれているでしょう: 時間が始まって以来の総ての人類の人生経験、動物界全体の経験する反応、時間の隅々でのあらゆる人類の編成単位での(欲望に基づく)カルマの性質の思考形式の集合体。この中には、レコード[記録]の大きな欺瞞[ペテン]があります。訓練されたオカルト主義者のみが、想像力と鋭い欲望によって、実際の経験と作成された星のような写真を区別できます。

アカシック・レコードの意味は、時間と空間の外に非物理的な方法で、理論的に単一の場所に存在する「データ」としてまとめられています。

これらのレコードの中で、私達の魂の絶対的な知識と経験を、私達は発見することができます;まるでそれが私達の過去が生きる場所の、宇宙情報のスーパーコンピュータの一部であるかのように、(生まれ変わりの理論の一部をなす)現在と将来の可能性、そして私達の存在意識が在ります。

アカシック・レコード(アカシャから、サンスクリット(Sanskrit)語で:空、空間、エーテル)は、エーテルに埋め込まれて登録された一種の記憶(時間の始めから起こった総ての記憶)としても要約できます。

そこでは、時間の始まり以来起こった総てと宇宙のすべての知識は、太古から安全に守られています。

もしも私達が神智論(Theosophical)とアントロポソフィカル(Anthroposophical)の観点からそれらの意味を見てみるならば、アカシック・レコードは、総ての人類の出来事のサマリー[概要]なことが分かります。サマリーとは、思考、言葉、感情、そして過去、現在、または未来に起こったことを意図しています。

 

----- 本文の参照 -----

Quote by Nikola Tesla: “All perceptible matter comes from a primary sub...”

 The Influence Vedic Philosophy Had On Nikola Tesla’s Idea Of Free Energy | Collective Evolution

Aether (classical element) - Wikipedia

The Akashic Records: What Are They & Could They Be Real? | Collective Evolution

Alice Bailey - Wikipedia

Anthroposophical Society - Wikipedia

 

 

----- 出典 -----

(掲載終了した元記事のウェブ保存版)

The Akashic Records: A Conscious Cosmic Network Where Everything Is Stored? | Ancient Code

(同様な記事)

www.bibliotecapleyades.net

 

----- 2018/06/30公開の記事を読んで -----

エーテルは、光(電磁波)の伝播を担うものとして空間を満たしていると過去に仮定されました。今日では重力を担うものとして、空間を満たしているとしてダークマターや、ダークエネルギーが再び仮定されています。この因果はとても興味深いです。

なお、低分子の有機化合物でもジエチルエーテルを簡単にエーテルと呼ぶので、実在するといえばそうなのですが、本文の意味する物質とは異なります。

 

アカシック・レコードについては、少し前の時代の発想として、中央コンピューターのメモリ(ライブラリ)のような理解だったのかもしれません。今だったら、ネットワークで接続されたクラウド・コンピュータのようなものとしてイメージされるのでしょうか。仮にそうしたものがあったとして、私達の意識が、そのようなものと相互通信できるとしたら..... デジャヴュや夢と関係があるのかもしれません。

 

エーテル (物理) - Wikipedia

デジャヴュ:既視感 - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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