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あなたがハイパーボレア- 神の故郷、巨人の国について知っておくべき30の事柄


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あなたがハイパーボレア- 神の故郷、巨人の国について知っておくべき30の事柄

(図 巨人 Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

ハイパーボレア(Hyperborea)[ハイパーボリア]は、神々の故郷、マイティ・アトランティス(Mighty Atlantis)のライバルである「北」の土地と考えられています。

伝説、神話、そして古代の文章さえも、書き留められた歴史の前に、現代の歴史の前に、世界中に古代文明が存在することを示唆しています。そのような文明の1つはハイパーボレアで発展したと言われており、そこは古典的な古代の多くの著者によって言及された土地です。

それらの歴史と存在はミステリーに秘められており、その真の起源は伝説に包み込まれています。

最も魅力的な物語の1つは、ハイパーボレアの土地で、神話のアトランティスに匹敵すると言われています。それは神々の故郷で、古代ギリシャ(Greek)の歴史家が極めて関心を持った土地でした。

この記事では、ハイパーボレアについて機会を逃してはならない30の魅力的な事実を集めました。

 

(Fig.1) グリーンランドのアノマリー 一部の著者は、ハイパーボレアが北極圏の近くに、または北極圏に位置していた可能性があると主張する。 画像提供:ジュリアン・フェイローナ(Julian Faylona)。

 

1) ハイパーボレアの住人は、巨人の神話的な種族でした。

2) ギリシャ人にとって、これらの巨大な存在は「北風を越えた」土地に住んでいました。

3) ギリシャの詩人ピンダル(Pindar)は、ハイパーボレア人(Hyperboreans)の別世界の完全性を説明しました:「...決して熟考せず、彼らの方法から欠けている:どこにいても、リアーレスのクラッシュ(lyres clash)とフルートのクリヨン(flutes cryand)のメイデンの合唱(maiden choruses)は渦巻いています。病気や苦々しい老齢は、彼らの神聖な血に混じっていません。労働や戦闘から遠く離れて、彼らは生きています... 」

4) ギリシャの歴史家は次のように確信していました。ノースウインドの神のボレアス(Boreas)は、トラキア(Thrace)と呼ばれる地に住んでおり、ハイパーボレアはトラキアの北側に位置する地域でした。

5) パウサニアス(Pausanias)によれば:「ハイパーボレア人の国、ボレアスの故郷を越えて住んでいる人物。」

6) ハイパーボレアは、最初に英国で、紀元前4世紀のアブデラ(Abdera)のヘカテウス(Hecataeus)によって確認されました。

7) アブデラのヘカウテスはまた、彼らの土地にハイパーボレア人の国がどのように構築されたかを説明しました。「アポロ(Apollo)の壮大な神聖な地域で、多くの奉献品で飾られ、形が球形である著名な寺院です。」 興味深いことに、一部の学者達が、ストーンヘンジ(Stonehenge)がある寺院なことを特定しました。

8) ギリシャの歌詞の詩人アルカイオス(Alcaeus)(紀元前600 年)は、アポロのハイパーボレア人の国の土地への実際のまたはミステリアスな旅を詠いました: 「... 偉大なゼウス(Zeus)の息子、アポロ王、なんじの父は、あなたの誕生の時に金のヘッドバンドと貝のリラ(lyre)をもって なんじに白鳥を描いた馬車を動かし、デルフォイ(Delphi)に行くでしょう...」

9) ハイパーボレアの描写は、それが完全な土地だったことを示唆しています。そこでは、太陽が24時間輝いています。[白夜]

10) 一年の真夜中の太陽の時には、地方の深夜に太陽が見えます。

11) ハイパーボレアのこの描写は、一部の著者達に次のような示唆をしています。ハイパーボレアは、北極圏のどこかに位置していた古代に言及された土地の地域であったかもしれません。

12) ハイパーボレアの古代の説明によれば、ハイパーボレアで、太陽はおそらく年に一度だけ上昇し、セットされました。

13) ハイパーボレアを示唆する特定の難解な信念システムとスピリチュアルな伝統は、地上と天の文明の始まりでした。それは神のオリジナルな故郷と考えられており、一部の著者は、地上と天の境目が交わる地点であるオリジナルなエデン(Eden)の園だったと示唆しています。

14) 神智学協会(Theosophical Society)の創設者であるヘレナ・P・ブラヴァツキー(Blavatsky)夫人は、レムリア(Lemuria)とアトランティス(Atlantis)の後の種族の前に、ハイパーボレアに由来する「第2の根の種族」を主張しました。

15) ハイパーボレア人の国の巨大な土地を詳細に言及した最も初期の出典は、紀元前450年頃のヘロドトスの歴史(Herodotus's Histories)第4巻、32-36章に掲載されています。

16) ヘロドトスの歴史(第4巻、32-36章)に現れるハイパーボレア人の国の記述にもかかわらず、ギリシャ人の著者は、ヘーシオドス(Hesiod)とホメロス(Homer)を含むハイパーボレア人を言及した以前の3つの出典を記録しました。後の噂では、彼の失われた仕事エピゴノイ(Epigoni)でハイパーボレアについて書き記されています。

17) ヘロドトスはまた、紀元前7世紀に次のように書いています。詩人アリステアス(Aristeas)は、カザフスタンの草原(Kazakh Steppe)に住んでいたと推定されるイセドネス(Issedones)への旅について、アリマスペア(Arimaspea)と呼ばれる(今は失われている)詩にハイパーボレア人の国について書きました。

18) しかしながら、ハイパーボレアは、紀元前5世紀にピンダロス(Pindar)、ケア島のシモーニデース(Simonides of Ceos)、レスボス島のヘラニーコス(Hellanicus of Lesbos)を含む、数多くヘロドトスの時代に言及されました。

 

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(Fig.2) Typus Orbis Terrarumウィキメディア経由、パブリックドメイン

この1570年の地図では、ハイパーボレアは北極大陸として示されており、「テラ・セプテツムレリオス・インコグニタ(Terra Septemtrionalis Incognita)」(未知の北部地)と表現されています。 大陸の類似点がメルカトルの地図上にあることに注目してください。

 

19) ハイパーボレアの正確な位置は深いミステリーだったにもかかわらず、多くの初期の著者達は、ハイパーボレア人は、雪のリフェアン(Riphean)山脈を越える土地の、どこかに住んでいることを示唆していました。

20) リフェアン山脈の正確な位置はミステリーのままです。古典の古代の一部の著者達に言及されているにもかかわらず: ロドスのアポローニオス(Apollonius of Rhodes)、アリストテレス(Aristotle)、ミレトスのヘカタイオス(Hecataeus of Miletus)、ヒポクラテス(Hippocrates)、プトレマイオス(Ptolemy)、プルタルカス(Plutarch)、その他。それらの位置は決して明らかにされておらず、現代の著者はこれらの山脈がさらに大きな神話の一部であると示唆しています。

21) 西暦2世紀に、ストア哲学派(Stoic)の哲学者ヒエロクレース(Hierocles)は、ハイパーボレア人の国が古代スキタイ(Scythians)人につながり、そしてリフェアン山脈が実際にはウラル(Ura)l山脈であったことを提言しました。

22) 奇妙なことに、ロシアのウラル山脈には、大規模な古代建築が数多くあり、いくつかは巨人の種族によって作られたと言われています。

23) 興味深いことに、ウラル山脈は有名であるだけでなく、それらの巨石遺跡と失われた文明のために科学者が何年も忙しくしてきました。この地域は、ここで回収された多数のいわゆる不適当な人工物(out-of-place-artifacts)を回復したことでも信じられないほど有名です。

24) ストラーボ(Strabo)によって与えられた説明のおかげで、東西より南北に伸びている現代のフランスのどこかに位置する半島または土地として、ハイパーボレアは描写されました。

25) 北極の地(ツーレ、Thule)と共に幾つかの未知の大地(テラエ・インコグニタ、terrae incognitae)の1つのハイパーボレアは、多くの古代の作家達が、人々が極めて長生きしていて(1000年まで生きていた)、幸せいっぱいの人生を楽しんだと報告しています。

26) 英国の数学者、科学者、技術者、産業研究ディレクター、執筆者のジョン・G・ベネット(John G. Bennett)は、「インド・ヨーロッパ文化のハイパーボレア人の起源(The Hyperborean Origin of the Indo-European Culture)」と題した研究論文を発表しました(系統分類学誌(Journal Systematics)、Vol。1、No.3、1963年12月)。この中で彼は、インド・ヨーロッパの祖国が遠い北に位置し、古典の古代のハイパーボレアだと考えることを主張しました。

27) 古典的なギリシャの詩人ピンダロス(Pindar)によれば:「...船でも徒歩でも、あなたはハイパーボリア人の国の集まりへの素晴らしい道を見つけることはできないでしょう...」

28) 古代ギリシャの伝説は、ボレアス(Boreas)の子孫であったボレアーデス(Boreades)が、ハイパーボレアで最初の神聖な君主制を創ったと伝えています。この伝説は、ローマの作家でレトリック(rhetoric)の教師であるアエリアン(Aelian)の作品によく保存されています。この神[アポロン(Apollon)]には、ボレアス [北風]とキオネー(Chione) [雪]の聖職者としての息子が3人おり、身長は6キュビト[約3メートル]です。

29) ボレアーデスは、ハイパーボレアを支配していた高さ約10フィート(3.0m)の巨人の王であると信じられていました。

30) 種族が真の巨人であること以外に、ハイパーボレア人の国に他の物理的記述はありません。

 

 

----- 出典 -----

curiosmos.com(リファレンス)

Hyperborea and the Quest for Mystical Enlightenment

(関連記事)

Hyperborea: Atlantis’ Rival, Land to the North, and the Homeplace of the Gods | Ancient Code

Hyperborea: Atlantis’ Rival, Land to the North, and the Homeplace of the Gods – Senioren Net

Hyperborea -What Happened to the Polar Continents? | Weewarrior's Weblog

www.theoi.com

 

----- 2018/09/20公開の記事を読んで -----

北の巨人についてです。取り上げるのは初めてかもしれません。読んだ限りでは、以外と情報少ないのですが、機会がありましたら取り上げたいカテゴリーです。

巨人のストーリーは、バイブルやアヌンナキに登場するだけでなく、世界各地にも神話などとして散在し残されています。単純に文化交流があって、そうしたストーリーが伝わったのでしょうか。時代的や地理的に、そうは簡単には伝わらなかったかもしません。では、個々に独立したストーリーだとなると、それはそれでミステリアスです。

 

ハイパーボリア (クトゥルフ神話) - Wikipedia

ヘレナ・P・ブラヴァツキー - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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