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米国の3つの病院がビタミンCやその他の低コストで入手が容易な薬剤のIVsを使用


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米国の3つの病院がビタミンCやその他の低コストで入手が容易な薬剤のIVsを使用

(図 アラート Pixabay)

 

米国の3つの病院は、ビタミンCやその他の低コストですぐに入手できる薬物のIVs[静脈注射]を使用して、COVID-19の死亡率を削減しています - 人工呼吸器(Ventilators)なしで !

「もしも救急治療室から始めて、入院中に、その後6時間ごとにビタミンCを静脈内(intravenously)に投与をあなたが管理できるのならば、この疾患の死亡率(mortality rate)と人工呼吸器(mechanical ventilators)の必要性は大幅に減少されるでしょう。」と、マディソン(Madison)のウィスコンシン大学(University of Wisconsin)の精神的外傷とライフサポート・センター(Trauma and Life Support Center)の医長(Medical Director)で、救急医療サービス(Critical Care Service)の責任者の、ピエール・コリー(Pierre Kory)博士は述べます。 彼はこう説明します、患者を殺すのは、ウイルス自体ではなく、コロナウイルスによって引き起こされた炎症です。 炎症は、急性呼吸促拍症候群(Acute Respiratory Distress Syndrome、ARDS)と呼ばれる状態を引き起こし、これは肺に損傷を与え、患者が発熱、疲労、そして、彼らの内側の胸が燃えているという感覚になり、最終的には換気装置の助けなしでは呼吸することができません。
マディソンのウィスコンシン大学では、その治療ガイドラインの一部として、静脈内ビタミンCが含まれています。 これは、2017年に開発された併用療法プロトコルの一部で、ノーフォーク(Norfolk)のイースタンバージニア医科大学(Eastern Virginia Medical School)の、ポールE.マリック(Paul E. Marik)博士によるものです。 マリク博士は、緊急治療室に入ってから6時間以内に、重篤な患者に、安価で容易に入手できるヒドロコルチゾン(hydrocortisone)、アスコルビン酸(ascorbic acid)、およびチアミン(thiamine) (「HAT」療法) の静脈内投与(intravenous doses)を提供します。 2017年にアメリカ胸部医師会(American College of Chest Physicians)「チェスト(Chest)」誌に発表されたマリク博士の研究で、彼のチームはこう報告しました、HAT治療を受けていない患者の死亡率は40.4%に比較して、HAT治療を受けた最初の47人の患者の死亡率は8.5%でした。 さらに、多くの肺炎(pneumonia)を含む敗血症性ショック(suffering septic shock)を患っている多数の患者に関わる、コリー博士のチームによる最近の研究で、彼らはこのことを発見しました、これらの同じビタミン(vitamins)とステロイド(steroids)の早期のIV投与は、生存に不可欠でした。 死亡のリスクは、6時間の遅延ごとに増加しました。
 
コロナウイルスパンデミック(pandemic)が中国を襲ったとき、中国の医師は迅速に静脈内へのビタミンC投与を使いました。 彼らの患者がCOVID-19に陽性反応を示したとき、中国人は、2つの安価なFDA承認の薬物のヒドロキシクロロキン(hydroxychloroquine) (抗マラリア薬(anti-malarial))とジスロマックス(zithromax) (抗生物質(antibiotic))をIVに追加し、そして、患者に2つのサプリメントの経口用量を与えました:メラトニン(melatonin)と亜鉛(zinc)。 それらの報告された死亡率が、世界の他の所で報告されたものよりも低いことを考えると、この組み合わせはおそらく上手くゆきました。COVID-19患者の包括的ケアに関する上海(Shanghai)の専門家コンセンサスへのリンクが、添付されています。 中国人は、ビタミンCのIVの臨床試験を行おうとしましたが、しかし、上海の調査員と一緒に研究してたリチャード・Z・チェン(Richard Z.Cheng)博士は、マリク博士に、患者を試験に参加させることはとても難しいと伝えました。 しかしながら、治療された最初の50人の患者で、誰も死亡しませんでした !
COVID-19症例がバージニア州(Virginia)を襲ったとき、マリク博士は、ICUのARDS患者に対して完全なHATプロトコル(IVのヒドロコルチゾン、アスコルビン酸チアミン)を使用し、中国人が使用する薬物やサプリメントを追加しました。 結果は驚くべきものでした。 彼は最近、プロトコルを使用して、100%酸素で病院に入院した心臓病の86歳の男性を含め、4人のCOVID-19患者を救いました。(心臓病患者の86歳の男性は、通常COVID-19を生き延びません!)
 
テキサス州(Texas)ヒューストン(Houston)のユナイテッド総合病院(United General Hospital)の、ジョセフ・ヴァロン(Joseph Varon)博士は、このプロトコルを使用しており、現在までに16人の命を救っています。 彼はこう報告します、彼らは10 - 21日ではなく48時間で人工呼吸器から降りています! つまり、必要な病院のベッドと人工呼吸器の数がはるかに少なくなります – 棺桶(coffins)の数も少なくなります。
大きな問題は:何故、より多くの米国の病院が、このプロトコルを採用しないのでしょうか、です。「私が与えることができる唯一の理由はこうです、ビタミン療法の使用に対して、医師の間には広く、そして多くの場合、十分に根拠のあるバイアス[偏見]があります」と、コリー博士は述べます。 彼は付け加えます「このバイアスの持続が不可解なことは、証拠が明白なことから与えられます」。 彼はこう指摘しています、死亡率、人工呼吸器の日数、およびICUの日数の劇的な減少を報告したARDS(COVID-19の患者を殺している症候群)における静脈内ビタミンCの主要な研究の発表にもかかわらず、日常診療(routine practice)の一部としてこの治療法を採用した救急医療の医師(critical care doctors)は、ごく少数です。
 
ある病院チェーンでは、COVID-19の治療でのステロイドの使用を禁じました。それは医者がこう教えられているからです、ステロイドはウイルスの成長を増加させ、そしてそのステロイドはインフルエンザ(influenza)で患者に害を与えます。この理由から、マリク博士、ヴァロン(Varon)博士、コリー(Kory)博士、全員がこう同意しています、ステロイドはインフルエンザやコロナウイルスの患者に早期に投与すべきではありません。 しかし、コリー博士はこう述べています、SARSやMERSなどの以前のコロナウイルスの流行で、特に病気の後半に投与されたとき、証拠はステロイドの害を示していません。 診断がCOVID-19のとき、特に、炎症反応が呼吸の悪化や人工呼吸器の必要性の原因なときは、ステロイドが追加されるべきです。ステロイドは、生命を脅かす炎症と戦うために、処方(formula)にあります。 実際に、最大の救命結果を得るために、処方の総ての成分が一緒に必要とされています。
ニューヨーク(New York)の内科医(Internist)の、キース・バーコウィッツ(Keith Berkowitz)博士はこう付け加えます、「この危機の時期に、人工呼吸器の供給が限られているとき、病院は患者で圧倒されており、そして医療スタッフは適切な防護具が不足しており、命をかけています。総ての病院は、一流の専門家が急性呼吸促拍症候群の命を救うことを知っている、この安全で低コストでとても効果的な治療を試す必要があります。 これは、ワクチンを数ヶ月も待つか、またはより多くの検査結果を何年も待つのに、適した時間ではありません。今重要なことは、患者に人工呼吸器を設置せず、そして命を救うためのものです。期間だ。」

 

----- 出典 -----

www.worldhealth.net4/24

www.swissinfo.ch

 

----- 2020/04/06公開の記事を読んで -----

国内では、ほぼ目にしない内容です。米国でCOVID-19に対して成功している治療方法の4月6日の報告記事です。国内で希望すると、保険適用外の処方になるかもしれません。(ビタミンCを別として、米国ではおおよそ20ドルの治療だと言われています。) ヒドロキシクロロキンは以前からの薬物で、副作用も大方判明している薬です。また血栓を生じる臨床例の報告もあり、ビタミン投与は理屈に合っています。

見方を変えれば、アビガン、レムデシビルのような臨床経験値が不足する新薬には、とんでもない副作用があるかもしれません。例えば、アビガン服用しての生殖で奇形が生じることが分かっています。

なお、ヒドロキシクロロキンではなくて、クロロキンの高用量投与で警告を出すなど、腑に落ちないアンフェアな扱いもありました。薬は、適切な用量で使わないと毒でしかありません。

 

----- パズルのピース -----

zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp

 

----- 諸情報追記 -----

4/27

www.zaikei.co.jp4/28

www.nikkei.com