この「スペース・プレーン」は、わずか1時間でロンドンからニューヨークへ飛べます
One-hour London-UK 'spaceplane' moves a step closer to reality
(4:20) 2019/04/08 ・・・参考ビデオ
この「スペース・プレーン」は、わずか1時間でロンドンからニューヨークへ飛べます
(Fig.) アーティクル・イメージ (参考ビデオ 0:53)
英国宇宙機関は、わずか1時間でニューヨークからロンドンまで乗客を運ぶことができる「宇宙飛行機」の計画を発表しました。そして、2030年代までに飛んでいる可能性があります。
火曜日にウェールズで開催された英国宇宙会議で、英国宇宙機関のグレアム・ターンノック(Graham Turnock)最高経営責任者(CEO)は、マッハ5.4で飛行できる飛行機について話しました。この速度では、乗客にわずか4時間の移動で、英国からオーストラリアの旅行を提供できます。 (直接ルートはまだ作成中ですが、おそらく約20時間かかります。)
飛行機は、極超音速エンジンによって駆動されます。スタッフによれば、以前に征服されなかった速度に加えて、このエンジンは水素と酸素の組み合わせで駆動さるために、現在の飛行機のエンジンよりも、より環境に優しく安価になります。
チームはすでに地上でエンジンのテストをしており、そして2020年代半ばまでに、テスト飛行のためにスペース・プレーンを飛ばしたいと考えています。プロジェクトが順調に進んでいれるのならば、2030年代に商用便が開始されるかもしれません。
コンコルド(Concorde)が2003年に最後の飛行を完了したため、人類は商用の超音速飛行を持っていません。コンコルドに登場してニューヨークとロンドンを結ぶ定期便は、3時間もかかりませんでした。
しかし、この新しい飛行機はそれを極端なものにします。それは、音速の5倍の速度で飛行できる極超音速機です。極超音速の空の旅は実行が難しいです。何故ならば、多くの場合、エンジンが過熱するからです。この速度は戦闘機によって日常的に達成されますが、しかし複雑な冷却システムがあります。典型的な民間航空機が運ぶものを遥かに超えています。
相乗効果空気吸引ロケットエンジン(Synergetic Air Breathing Rocket Engine、Sabre、このモデルとして呼ばれています)は、極超音速の旅行を商用乗客の選択肢にします。また、「ロケットモード(rocket mode)」に切り替えてマッハ25に移動し、乗客を宇宙に打ち上げることもできます。
超高速の新しい飛行機モデルに取り組んでいるのは、英国だけがエージェンシーではありません。ボーイング(Boeing)社も、極超音素機ジェットにも取り組んでおり、それは2030年代にデビューするでしょう。NASAの超音速ジェット機は、早くも2021年に、ニューヨークからロサンゼルスまで3時間で乗客を連れて行くかもしれません。
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コンコルドが退役して、超音速旅客機の時代が終わったと思っていましたが、そうでもなさそうです。需要と供給が成り立つのでしょう。さて、ジェット・エンジンとロケット・エンジンのハイブリッドは、なかなか難しい技術で今まで達成できずにいます。これができると、イメージ画像の機体が、地上と宇宙ステーションを往復する旅客機になる、そんな時代が近くなったようです。まるで映画2001年宇宙の旅の1つのシーンのようです。
(図 超音速 Pixabay) ・・・ NASA/ロッキード・マーティン社の構想
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