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ロシアが明らかにした可能性のあるウクライナ和平協定のアウトライン


ロシアが明らかにした可能性のあるウクライナ和平協定のアウトライン

(図 Buildings Pixabay by Дмитрий Буханцов)

(Fig.) アーティクル・イメージ

 

モスクワ(Moscow)の首席交渉担当者はこう言います、キエフ(Kiev)は、オーストリアスウェーデンと同様の中立的な地位の採用をすることを提案しました。

ウクライナと(Ukraine)の和平交渉でロシア(Russia)の首席交渉者の、ウラジーミル・メジンスキー(Vladimir Medinsky)氏は、次のように言いました。キエフは中立国になるという考えを漂わせています。

ウクライナは中立の非軍事化(demilitarized)国家のオーストリアスウェーデンのモデルを提案していますが、しかし、独自の陸軍と海軍を持ちます」と、メジンスキー氏は水曜日(3/16)に記者団に伝え、ウクライナ軍の規模」が議論された問題の中にあったと付け加えました。

モスクワは、ウクライナが正式にNATOに決して加盟しない中立国になることを望んでいます。ロシアは2月24日(木)にウクライナを攻撃しこう言いました。それは、とりわけ他の要求の中で、ウクライナの「非軍事化」を求めていました。

メジンスキー氏は次のことを繰り返しました。モスクワはこう望んでいます、キエフはクリミア(Crimea)をロシアの一部として認め、キエフでの2014年のクーデター(coup)直後にウクライナから離脱したドネツク民共和国(Donetsk People’s Republics、DPR)とルガンスク人民共和国(Lugansk People’s Republics、LPR)の独立です。 ロシアにとって懸念される他の重要な問題は次のとおりです、交渉担当者は、ウクライナの「非ナチ化(denazification)」と同国に住むロシア語話者の権利、と言いました。

「いくつかの問題についてはある程度の進展がありましたが、しかし総てはありませんでした」と、メジンスキー氏はキエフとの会談について伝えました。

ウクライナの中立国のこのモデルについてコメントし、クレムリン(Kremlin)のスポークスマンの、ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)はこう言いました、「それは特定の妥協点と見れます。」

 

オーストリア(Austria)は1955年に中立国であると宣言しました。その法律は、国が軍事同盟に参加することを禁じ、オーストリアの土地で外国[の軍隊]の軍事基地をホスティング[主催]することを禁じています。

スウェーデン(Sweden)は、あらゆる軍事の枠組みにも正式な参加をしない長年の伝統を考えれば、しばしば「非同盟」国と呼ばれます。 それはNATO加盟国ではありませんし、その領土に外国[の軍隊]の基地はありません。

しかしながら、ウクライナに対するロシアの攻撃に応じて、NATOは、米国(US)主導のブロック会議に出席するために非加盟国のスウェーデンフィンランド(Finland)を招待し、そして彼らと情報を共有することを決定しました。

ウクライナの指導部は以前にこう言いました、ロシアと中立国の可能性について話し合う準備ができています。 ウォロディミル・ゼレンスキー(Volodymyr Zelensky)大統領はこう言いました、ウクライナはロシアと西側(West)から「安全保障」を受ける必要があります。

 

モスクワは、2月下旬に隣国を攻撃しました、ウクライナミンスク合意(Minsk agreements)の条件を履行しなかったことに対する7年間の対立と、ロシアがドネツクとルガンスクのドンバス共和国(Donbass republics)を最終的に承認した後のことです。 ドイツ(German)とフランス(French)の仲介プロトコル[ミンスク合意]は、ウクライナ国内のこれらの地域の地位[身分]を正規化するように設計されていました。

ロシアは現在次の要求をしています、ウクライナはこれを公式に宣言します、米国主導のNATO軍事ブロックに決して参加しない中立国です。 キエフはこれを強調します、ロシアの攻撃は完全に挑発されずに行われた(unprovoked)ものです、そして[キエフは]、軍隊[正規軍?]による2つの共和国の奪還するための計画をしていたとする主張を否定しました。

  • 訳注: 伝えられてこないウクライナ正規軍でない軍隊、つまり雇われた私兵についてはどうでしょうか? 正規軍ではない武装勢力が居るようです

 

----- 出典 -----

www.rt.com(同様な記事)

cubasi.cuaxisoflogic.comnews.kitchen0.com

 

----- 2022/03/16公開の記事を読んで -----

停戦交渉がトルコで対面で開催されるとのこと。折り合いがつくことを願っています。

 

当事国以外から発信されるプロパガンダや情報操作が入り乱れ、何が本当なのかが見えにくくなっています。その中で、RT(Russian Today)というロシア政府系誌からの記事です。国内のレガシーメディアが積極的に伝えない事が記されています。

その中でどうも、2014年に起きたクーデターにより、ミンスク合意が不履行にされたことが気になります。

何故、武力行使になってしまったのでしょうか。月日の経過の中の、どこかで止められなかったのでしょうか。

 

キエフでの2014年のクーデター: 2014年ウクライナ騒乱 - Wikipedia

ミンスク合意: ミンスク議定書 - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp