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「驚き」バス・サイズの小惑星は21,000mphで地球を過ぎ去った


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「驚き」バス・サイズの小惑星は21,000mphで地球を過ぎ去った

(図 小惑星 Pixabay)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

ニアミスした小惑星は、クリスマス・デーに発見され、月よりも地球に近づきました。

NASAがクリスマスの日にしか観測できなかった「驚き」の小惑星は、地球をかすめて飛びました。

2017 YZ4という名前の小惑星は、木曜日午後3時56分(GMT)に地球に最も接近し、わずか140,000マイル(224,000km)の距離で通り過ぎました。

比較のために、月は238,000マイル(384,000km)離れています。

それは約21,000マイル毎時(34,000キロメートル毎時)で移動し、ライフルの弾丸よりも16倍速く、ロンドンとニューヨーク間の距離を飛ぶ所要時間は約10分です。

今年に、月よりも近い距離で地球をかすめるのは第52小惑星です。

ワシントンDCにあるNASA科学ミッション・ディレクターのリンドリー・ジョンソン(Lindley Johnson)惑星防衛官は、ニューズウィーク(Newsweek)誌に何千もの似たような物体が宇宙にあると述べました。

 

「12月25日現在、17,506個の既知の地球近傍物体(NEO、Near-Earth Objects)があり、太陽の周りを周回し、私達の地球の近づく可能性があります。17,400個は小惑星で106個は彗星です。」

小惑星と彗星は、それらがマッド[怒ったように見えるか見かけ]かに基づいて区別されます。小惑星は金属と岩石で構成され、彗星は大部分が氷と塵でできています。

 

 

----- 出典 -----

news.sky.com

 

----- この記事を読んで -----

2017年は、太陽系の外から来た小惑星 オウムアムアが観測されたこともあり、小惑星について注目が集まりました。2017年12月25日現在、17,506個の既知の地球近傍物体があるとのことです。こうして、地球近傍物体を把握しているということは、それらの軌道の計算もされ、地球との直接的な関りはないのかもしれません。

今回のニアミスについてですが、サイズはバス程度ですがスピードが速い。あっという間に地上に到達するでしょうから、避難の余裕すらないのかもしれません。

小惑星の接近について一般的には、地球の衛星 - 月がありその引力の影響で、小惑星が、地球への衝突コースからそれることが多いようです。月が天然の防衛システムとも呼ばれている理由です。また、月が盾になってくれることも多々あり、地球からは直接見えない月の裏側と呼ばれている部分には、たくさんの衝突クレーターあります。

どの程度のサイズの小惑星が地球に衝突したら、どの程度の被害になると想定されているのかも知りたいところです。どんな小惑星がやってきたら、人類はチェック・メイトなのでしょうか。

 

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