私達の太陽系に「死の星」が真っ直ぐに向かっている
私達の太陽系に「死の星」が真っ直ぐに向かっている
(図 科学 Pixabay) (Fig.) アーティクル・イメージ
マドリード大学(University of Madrid)の2人の天文学者達は、グリーゼ710(Gliese 710)と呼ばれる星が私達の太陽系の近くに不自然に来るだろうとした懸念を「確証する」論文を発表しました。これは正面衝突ではありませんが、放浪(prodigal)する太陽は、私達の太陽系を取り巻く氷の多い物体の輪であるオート・クラウド(Oort cloud)を突き抜けます。
これにより小惑星や彗星が、地球や他の惑星に向かって加速される可能性があります。
「これは、内部太陽系に影響を与える主要な彗星のシャワーを引き起こす可能性があります。 グリーゼ710は太陽系に真っ直ぐに向かっている」と天文学者達は警告しました。
(Fig.1) A Close Encounter of the Stellar Kind
この「死の星(death star)」の到着に、私達が準備するのに約135万年の歳月がありますが、それを迂回する方法はありません。新しい研究では、惑星が軌道から飛び出し地球に突入するような、太陽系が劇的に乱れるとは考えていません。もしもグリーゼ710の恐ろしいアプローチを私達が見れるほど長く居るのならば、大規模な小惑星のシャワーを防衛することは、人類が達成するためのとても困難な仕事であることが判明する可能性があります。今年の初めに、天文学者のフィリップ・バースキー(Filip Berski)氏とピオタ・ドチャンスク(Piotr Dybczyńsk)氏は述べました:
「このイベントは、太陽系の将来と歴史の中で激しく崩壊させる遭遇になるでしょう。」
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(同様な記事)metro.co.ukwww.thespaceacademy.orgtwnews.co.uk
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太陽系は、天の川銀河のオリオン腕という辺境に位置します。銀河の中心部に近づくほど多くの天体があり、とてつもなく長い時間の中での、ニヤミスの可能性も多くなります。宇宙的な長い時間の中で、こうした遭遇は偶然過ぎる出来事ではないのかもしれません。
おおよそ135万年後に太陽系とニヤミスするグリーゼ710。その時、人類はどんな文明になり何をしているのでしょうか。今と変わらず、終末論に一喜一憂するのでしょうか。
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