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バイカル湖:謎めいた「底なしの湖」、数えきれない超常現象「ミステリー」の故郷


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バイカル湖:謎めいた「底なしの湖」、数えきれない超常現象「ミステリー」の故郷

(図 バイカル湖 GoogleEarth)  (Fig.) アーティクル・イメージ

 

南シベリア(southern Siberia)にあるバイカ(Baikal)湖には、数えきれない謎があります。20094月、国際宇宙ステーションにいる宇宙飛行士は、湖の表面に現れる奇妙で巨大な円を観察しました。NASAが説明したように、サークル[円形]の起源は分かっていません。

 

バイカル湖は世界で最も深い淡水湖で、地球上で最もミステリアスな目的地の1つです。

寒い時期には、湖は完全に凍り、そして車でさえ移動できる巨大なスケートリンクになります。

南シベリアの奥深くに位置するこの謎の水域を囲む、バイカルの結晶氷は、それだけで既に魅力的な伝説に追加されます

 

LAKE BAIKAL NATURAL ice sound

(3:17) 2015/04/07

 

23,615.39 km3 (5,670立方マイル)の淡水があるバイカル湖には、北米の五大湖(North American Great Lakes)よりも多くの水が含まれています。

さらに、最深1,642 m (5,387フィート)のバイカル湖は、世界で最も深い湖です。

それは世界で最も清澄な湖に入ると考えられ、かつ世界最古の湖と考えられています -  2500 - 3000万年で、また表面積が世界で7番目に大きい湖です。

 

Man Films Amazing Walk Across World's Deepest Frozen Lake

(5:59) 2019/01/22

 

そう言って、私達は、それが並はずれて驚くべき履歴を持っていることに同意できます。

しかし、その自然の美しさの総てに加えて、世界最大かつ最古の湖には、数えきれない謎があります。

古代から、バイカル湖は深くミステリアスな場所として知られていますが、ソビエト(Soviet)時代の最後の年には、それ以来ずっと湖とその周辺地域は、UFOとエイリアンの目撃の申告数の源となっており、そして湖はUFOハンティングのホット・スポットになりました。

報告によれば、ソビエト時代の目撃はソ連(USSR)の当局によって隠されましたが、しかし、後にそれらは、ロシア(Russian)のメディアによって明らかにされました。

現代では、ミステリアスな光、動きの速い物体、奇妙な音がバイカル湖で見られたり聞こえたりしたことが報告されています。

一部の地元の人々は、衝撃的な、魔法の広がりで、大きな「宇宙船」が湖の上に浮かんでいるのを見たと主張する人もいます。

 

(Fig.1) バイカル湖の近くで見られたUFOを表すアーティストのイラスト

 

シベリアン・タイムズ(Siberian Times)紙が報じたように、バイカル湖の最も謎めいたUFO事件の1つは、バイカル湖近くの村の地元住民のヴァレリー・ルデントスフ(Valery Rudesntosv)氏が伝えた、1987年4月17日にイルクーツク(Irkutsk)地域のクルマ(Kurma)で起きました。

私達は13人いました。 午前12時20分ごろ、私達の1人が庭に出て、数秒後に走り、そして私達全員を呼びました。 彼は庭の中央に立ち、指を空に向けました。

「彼の身振りから斜めに - 私達の頭上150メートルに - 巨大なフライング・ソーサーが吊られていました。プレートの中央から燐光(phosphorescent)の紫色の光線が出ました。そしてプレートの端に黄色い丸窓(portholes)があり、田舎の(rural)家のようです。プレートの直径は70メートルでした。私達はそれをとてもはっきり見ました。そして長い間、誰かがそれに石を投げることを提案しました… 」

 

(Fig.2) 2009年7月にブリヤート(Buryatia)写真家連盟のセルゲイ・コネチニク(Sergey Konechnykh)会長がこの写真を撮りました

 

「私達の後ろにはクルマの村がありましたが、天気は驚くほど静かで、ぶら下がっているソーサーから音は聞こえませんでした - 犬が吠える音、牛が下がる音がしました。 私達は魔法にかかりました。」

「満月で、視界がとても明瞭でしたので、私達の誰もが私達が見たことの現実を疑うことはできませんでした。それからプレートは滑らかに滑り、湾の岸に沿って航行し、そして、さらにオルホン(Olkhon)の丘に滑り込みました。後にも先にも、私はそのようなことに出会ったことはありません。しかしその時以来、UFOを信じるのではなく、それは私にとっては一種の冒涜でした。私の友人のアレクサンダー(Alexander)は猟師で、20年間そこに住んでいた彼の同僚は、しばしばUFOを見ます - そして、総てが大丈夫です、彼はまだ生きています。それで、もしも光るボールや「シガー(cigars)[葉巻]」について話すのならば、私達は常にバイカル湖の沿岸でこれらを見ています。それらは存在します。」

しかし、地元の在住者がミステリアスな「宇宙船」を見ていると報告しただけでなく、軍は「奇妙な活動」として湖の深さも調査したと言われています。

事実、1982年には、7人の軍人のダイバーが湖の調査に行き、水面下のわずか数十mのところで奇妙な活動を発見した、と報告されています。

歴史家のアレクセイ・ティバネンコ(Alexey Tivanenko)氏によって伝えられたように、約50メートルの深さで、彼らは奇妙なスーツを着た身長約3メートルの「水泳選手」に会いました。彼らはダイビング装備を身に着けているようには見えず、ただ頭にヘルメットをかぶっているだけでした。伝えられているところでは軍人のダイバーは、クリーチャーを追い求めていましたが、結局あきらめました。政府は、これが起こったことを否定しました。

 

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(Fig.3 Science Fiction Pixabay)

 

1977年に、研究者V.アレクサンドロフ(V. Alexandrov)氏とG.セリベルストフ(G. Seliverstov)氏は、潜水装置でバイカル湖の深部を探索し、1200メートルの深さに達し、そこで彼らは推定では「奇妙な光」を観察したと思われます。ある瞬間、強力な光線が遠くに現れた後、彼らの潜水装置はおそらく動力を失ったと思われます。ミステリアスな光が消えた後、彼らは動力を回復し水面に戻れました。

そして、これらのストーリーが単なる普通のストーリー、機密解除されたソビエト時代以外の何物でもないかもしれないという事実にもかかわらず、文書は奇妙なアカウントとUFO関連の事件の編集を明らかにしました。

 

1つのアカウントが1958年ことを描写しています。ロシアのTU-154戦闘機はUFOに追われたと推定された後、湖に墜落しました。

しかし、おそらく最高のUFOのストーリーは、何十年もの間湖を航海してきた地域の地元の漁師からのもので、湖の上の奇妙な光が普通の出来事なことを示しています。ディスク状の物体はバイカル湖の下の深部から規則的に突発し、上空に向かって発射するだけだと言う人さえいます。

そしてエイリアンとUFOがなくても、湖は奇妙であるより不気味です。

2011年、4人の経験豊かな乗組員が乗船して、ヤマハ艇はカバンスク(Kabansk)の村を出発しました。

 

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(Fig.4 Fog Pixabay)

 

船員達は、新しいボート・エンジンのテストに着手したと考えられています。海岸を出た直後、彼らがバイカルのぞっとするような霧に入ったとき、船員との連絡が途絶えました。ボートはおそらく携帯電話のサービス距離内にありましたが、しかし、船員の電話はどれも信号がありませんでした。あたかも湖に飲み込まれたかのように、ボートは消えました。

行方不明の船や船員を見つけるために捜索救助活動がされましたが、決してそれらの痕跡を見つけられませんでした。

ヤマハ艇と乗船した船員達に正確に起きたことはミステリーのままです。

地元の人々はまた、湖の凍った湖面に、物体が「実体化」しているのを見たと主張しています。数多くの報告が、如何にして人々が湖の上で、存在するべきではないあらゆる種類のものを見たかを示しています。一部の人達は、湖の真ん中に城が現れるのを見えることを話し、一方で他の人達は、凍った湖の表面に電車が出現したのを目撃したと主張します。

しかし、「どこからともなく現れる」物体のストーリーは、強力な幻想によって説明することができます。

プラブダ・ドット・ロシア(Pravda.ru)によって説明されるように、バイカル湖は、夏は冷たい水の上に暖かい空気が、そして冬は澄んだ大気と極端な寒さにより、奇跡を創るのに理想的な条件を持っています。さまざまな密度の空気の層では、光線は屈折し、歪み、そして素晴らしい形を作り出します。

国際宇宙ステーション(International Space Station)に搭乗している宇宙飛行士とロシアの宇宙飛行士(Cosmonauts)は、湖の表面に巨大なサークルが見え、宇宙からはっきりと見えると報告しています

 

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(Fig.5 MODIS - April 20, 2009 クレジットNASA)

 

そして円の起源は不明ですが、独特のパターンは湖の水柱内の対流(convection) (湧昇(upwelling))を提示しています。 一年のこの時期になると、氷被覆は急速に変化します。

 

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(Fig.6 ISS - April 25, 2009 クレッジットNASA)

 

それで、何が地球上で対流を起こして、より暖かい水を表面に持ってくることができるのでしょうか。

NASAによって指摘されたように、湖の他の地域で熱水活動と高い熱流が観察されましたが、しかし比較的水深が深い水の上での南端の近くのこのサークル位置は、不可解です。

 

 

----- 出典 -----

Lake Baikal: The Enigmatic, ‘Bottomless Lake’, Home to Countless Paranormal ‘Mysteries’」は、掲載終了しております。

(同様な記事)

Circles in Thin Ice, Lake Baikal, Russia | NASA

siberiantimes.com

curiosmos.commindreach.netwww.smithsonianmag.com

 

----- 2019/05/11公開の記事を読んで -----

冒頭のグーグル・アースの画像の中央部にある、三日月型の湖がバイカル湖です。右下にある日本と比較しても、とても大きな湖です。最大水深 -1,642m は、地球で最深、平均水深でも -744mあるそうです。

情報がありそうで、案外と目にすることが少ないロシア情報です。バイカル湖が、UFOエイリアンの聖地の1つのようです。

ロシアは広大ですので、シベリア、北極海ウラル山脈などを舞台にしたトピックもあり、いずれ登場する予定です。

 

バイカル湖 - Wikipedia

Lake Baikal - Wikipedia

 

----- パズルのピース -----

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