物理学者が、猫が液体か固体かに分類されるべきかどうかに関する研究でイグ・ノーベル賞を受賞
物理学者が、猫が液体か固体かに分類されるべきかどうかに関する研究でイグ・ノーベル賞を受賞
(図 猫 Pixabay) (Fig.) アーティクル・イメージ
フランスの物理学者が、猫が液体か固体かを判断するために数式を使ってイグ・ノーベル賞(Ig Nobel Prize)を受賞(2017年)しました。
イグ・ノーベル賞は毎年、科学とユーモアに専念している組織インプルーブル・リサーチ(Improbable Research) から授与されます。ゴールは、まず人々を笑わせる科学的研究をハイライトし、そして考えることです。
式典は、ハーバード大学(Harvard University)で毎年行われます。
マルク=アントワーヌ・ファルダン(Marc-Antoine Fardin)氏は、猫のレオロジー(rheology)に関する研究論文で、物理学分野でイグ・ノーベル賞を受賞しました。
「液体の定義の中心には動きがあります:材料は容器内に収まるようにその形状を修正できなければならない」とファルダン氏は述べました。
「猫を例にとると、もし私達が十分な時間を与えれば、事実としては彼らの形をコンテナに合わせることができます。したがって、もしも私達が猫に液体になる時間を与えれば、猫は液体です。」
彼の公式の研究論文で、ファルダン氏は緩和時間、実験時間、容器の種類、そして猫のストレスの程度を含む多くの要因について議論しています。
結論ですか。ファルダン氏は、猫は状況に応じて液体または固体のいずれかになると、ファルダン氏は2014年にレオロジー速報(Rheology Bulletin)に報告しています。
以下のビデオを見てください。
14:00-16:30 に登場します
The 27th First Annual Ig Nobel Prize Ceremony (2017)
----- 出典 -----
www.scienceinsanity.com(同様な記事)
www.sunnyskyz.comtheconversation.com
----- この記事を読んで -----
余興のようなタイトルの研究なのでしょうか。「cat liquid」で画像を検索していただければ、笑えるような驚きの画像が見つかります。
サイエンス・フィクションで、シェイプ・シフター[姿を自由に変えられる生き物]が登場することがあります。似せる/真似るというレベルでは擬態などもこの類なのかもしれません。例えば、海洋生物のタコは擬態が得意です。また深海のクラゲでは、かなり大きく広がったり小さく縮んだり、姿を変える種も発見されています。
サイエンス・フィクションで描かれるシェイプ・シフターは、固体と液体を自由に操れるような流動性のある存在です。もしかしたら、宇宙のどこかにそんな生き物がいるのかも知れません。
猫 ^^ 呼べば来るし、呼ばなくてもついて来るし、いろいろ要求してきますし、お喋りですし....
----- パズルのピース -----
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