タイムトラベルは「技術的に可能」だと物理学者は言っていますが
タイムトラベルは「技術的に可能」だと物理学者は言っていますが、時間を遡る方向にしかできません
(図 タイムトンネル Pixabay) (Fig.) アーティクル・イメージ:時空トンネル
サイエンス・フィクションの一般的な流れは、今もそして今後も現実を突き抜けます。ヒューマノイド・ロボットから自走車に至るまで、タイムトラベルという私達の理解を超えているような概念があります。しかし、天体物理学者の1人によれば、時間を飛び越えることは不可能ではないかもしれない、とのことです。
理論物理学のルールによって、人をさまざまな時代に戻すことができる精巧なワームホールの構築を可能にする特定の条件があります。
科学者達はまだ時間を遡って移動するために必要な条件を発見していませんが、人間のために十分な大きさのシステムは確かに簡単ではないでしょう。理論物理学の法則に「それを禁じるものは何もない」と、ルイス&クラーク大学(Lewis & Clark College)の宇宙物理学者、イーサン・シーゲル(Ethan Siegel)氏は、フォーブス(Forbes)のブログ「バンと共に始まる(Starts With A Bang)」に説明しています。
時間を遡る時間移動は、宇宙全体にみられる既知の正のエネルギーで正またはゼロの質量粒子や、負の質量で負のエネルギーの粒子、こうした難しいものに頼ることになり、長い間理論化されてきたがまだ発見されていません。
「この負の質量/エネルギーのマター[物質]が存在するなら、超巨大ブラックホールと対する負の質量/エネルギーの両方を生成し、それらを接続する間に、通過可能なワームホールになるはずです。」と、シーゲル氏は書いています。
「どんなに遠く離れていても、互いに接続された物体をあなたが取ったとすると、それらが十分な質量/エネルギーを持っていれば、正でも負でもこの瞬間的なつながりが残ります。」
ワームホールは、一方の端部がほぼ静止したままで、他方の端部がほぼ光速で動くように構成することができます。そのようなトンネルに入ることは、理論的には、人が時間を遡ってジャンプすることを可能にすることができます。
シーゲルは目的地が40光年離れたシナリオを想像しています。1年経過した後、ワームホールの急速な終わりは40年となりますが、わずか1年しか経過せずに反対側へ通過したでしょう。 「40年前に誰かがこのような絡み合ったワームホールを作ってこの旅に出たのならば、2017年には今日のうちに一方に進むことができ、1978年には他方の口に戻り時間を遡ります。」と、シーゲル氏は書いています。
'唯一の問題は、あなた自身は1978年にその場所にいなかったことです。 あなたはワームホールの反対側にいるか、それを追いかけて追いつくために宇宙を旅することになります。
Daiymail 経由
----- 出典 -----
www.thespaceacademy.org(出典のソース)
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現代物理学では、タイムトラベルは先の時間には可能だと言っていますが、それでも光速に近い速さでの移動をするか、またはブラックホールの近くに行くことが前提です。この記事のタイトルは、時間の逆行だけが可 !? !? !? という刺激的なものでしたが、案の定、まとまった反物質の発見と取り扱いができての前提付きでした。
記事の中で映画バック・トゥ・ザ・フューチャーをイメージされているようですので、タイム・マシンによるタイムトラベルを想定をしてみましょう。それは半端でない精度での、場所の移動も伴うことになります。
- あなたがタイムトラベルで、地球上のA→Bへ移動することとは:自転する地球上のある場所Aは、地球とともに太陽の周りを周回(公転)しています。そして太陽は、太陽系の惑星を引き連れて天の川銀河を回っています。あなたがこれから到着する時間Bについて、それが未来でも過去でも、地球上のBの宇宙での位置(と速度)を正確に計算して移動しなければなりません。わずかな誤差でも、まぁ、宇宙空間に放り出されたり、とんでもないトラブルになるでしょう。
タイム・マシンは、行く先の日時をセットするだけの印象ですが、実は、時空間での移動となります。
と、まぁ、現実的な話はさておき、時空間を超えられることはあるのでしょうか。話のカテゴリーは異なりますが、未来を透視したり預言したり、このようなたことはどういう事なのでしょうか。
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