CDCは、8月20日にVAERS(ワクチン有害事象報告システム)を更新しました、ブースターの議論が激化しています
ブースターをめぐる議論が激化する中、COVIDワクチン接種後の13,000人が死亡、約600,000件の有害事象が報告された
(図 Vaccination Center Pixabay) (Fig.) アーティクル・イメージ
CDCが8月20日金曜日に発表したVAERSデータはこう示しました、COVIDワクチン接種後の全年齢層からの有害事象の合計595,622件の報告で、2020年12月14日から2021年8月13日までの間に13,068人の死亡と81,050人の重傷を含みます。
米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention、CDC)が本日(8月20日)発表したデータは、次のことを示しています。2020年12月14日から2021年8月13日までの間に、合計595,622件の有害事象がVAERSに報告されました。13,068人の死亡を含み - 前週から702の増加です。
同じ期間に、死亡を含む重傷の報告が81,050件ありました - 前週と比較して10,945件増加しました。
VAERSに提出された「外国の報告」を除いて、6,018人の死亡と37,806人の重傷を含む464,769件の有害事象が米国で報告されました。 8月13日時点で報告された6,018人の米国の死亡のうち、13%はワクチン接種から24時間以内に発生し、19%はワクチン接種から48時間以内に発生し、33%はワクチン接種から48時間以内に症状の発症を経験した人々で発生しました。
米国では、8月13日時点で3億5,450万回のCOVIDワクチンが投与されています。これには、モデルナ(Moderna)のワクチン1億4,100万回、ファイザー(Pfizer)の1億9,900万回、ジョンソン&ジョンソン(Johnson&Johnson、J&J)のCOVIDワクチンの1,400万回が含まれます。
(Fig.1) Found 595,622 case where Vaccine is COVID-19
データは、米国のワクチン有害反応を報告するための主要な政府資金によるシステムであるワクチン有害事象報告システム(Vaccine Adverse Event Reporting System、VAERS)に提出されたレポートから直接取得されます。
毎週金曜日に、VAERSは、通常はリリース日の約1週間前となる指定された日付に受け取った総てのワクチン傷害報告を公開します。 VAERSに提出された報告は、因果関係(causal relationship)を確認する前にさらなる調査が必要です。
今週の12歳から17歳の米国のデータは次のことを示しています:
- 合計17,025件の有害事象には、重症と評価された1,018人と報告された18人の死亡を含みます。 18人の死のうち2人は自殺でした。
最近報告された死亡には以下が含まれます。以前にCOVIDを患っていた15歳の少年(VAERS I.D. 1498080)は、2021年5月に心筋症と診断されました。6月18日にファイザーのワクチンを2回接種してから4日後、彼がサッカー場で倒れ、心室性頻脈(ventricular tachycardia)に入ったときに亡くなりました。ファイザーの初回投与を受けた後、心臓病を患って死亡した13歳の少女(VAERS I.D. 1505250)。
- その他の死亡には以下が含まれます。ファイザーワクチン接種の2日後に死亡した2人の13歳の少年(VAERS I.D. 1406840と1431289)、モデルナ(VAERS I.D. 1463061)を受けた後に亡くなった13歳の少年、3人の15歳の子供(VAERS I.D. 1187918、1382906、1242573)、5人の16歳の子供(VAERS I.D. 1420630、1466009、1225942、1475434、と1386841)、それと3人の17歳(VAERS I.D. 1199455、1388042および1420762)。
- 12歳から17歳のアナフィラキシー(anaphylaxis)の報告が2,525件あり、症例の99%がファイザーのワクチンに起因します。
- ファイザーのワクチンに起因する426例の心筋炎(myocarditis)と心膜炎(pericarditis、心臓の炎症)の432症例の報告。
- 血液凝固障害の86件の報告があり、総ての症例がファイザーに起因しています。
2020年12月14日から2021年8月13日までの、全年齢層を合わせた今週の米国VAERSデータの合計は次のとおりです:
- 死亡の21%は心臓障害に関連していました。
- 死亡者の54%が男性、43%が女性で、残りの死亡報告には死亡者の性別は含まれていませんでした。
- 平均死亡年齢は73.1歳でした。
- 8月13日現在、2,947人の妊婦がCOVIDワクチンに関連する有害事象を報告しました。これには、流産(miscarriage)または早産(premature birth)の960件の報告を含みます。
- 報告されたベル麻痺(Bell’s Palsy)の2,607例のうち、50%はファイザーワクチン接種、43%はモデルナ、7%はJ&Jによるものでした。
- ギランバレー症候群(Guillain-Barré Syndrome)の522件の報告。症例の40%はファイザー、34%はモデルナ、25%はJ&Jによるものです。
- アナフィラキシーの報告は126,905件で、症例の44%がファイザーのワクチン、47%がモデルナ、8%がJ&Jによるものです。
- 血液凝固障害(blood clotting disorders)の8,396件の報告。 これらのうち、3,586件の報告がファイザー、3,510件の報告がモデルナ、1,695件の報告がJ&Jによるものです。
- 心筋炎(myocarditis)と心膜炎(pericarditis)の3,033症例。ファイザーによる1,335症例、モデルナによる703症例、J&JのCOVIDワクチンによる78症例です。
2回目の投与から8か月後に、たいていのアメリカ人にブースター・ショットがやって来ます
バイデン(Biden)政権は、先月の米国の健康専門家の間での総意にもかかわらず、ほとんどのアメリカ人がセカンド・ショットを受けてから8か月後にCOVIDワクチンのブースター投与をする必要があると決定しました。
「私達の最新の評価に基づくと、重度の病気、入院、死亡に対する現在の保護は、今後数か月で減少する可能性があります」と、CDCのディレクターであるロシェル・ワレンスキー(Rochelle Walensky)博士とが率いる当局者と、米国食品医薬品局(U.S. Food and Drug Administration、FDA)のコミッショナー代理のジャネット・ウッドコック(Janet Woodcock)博士が、水曜日に言いました。
この計画はまだFDAとCDCのワクチン諮問委員会(vaccine advisory committee)の承認が必要ですが、当局は9月20日の週からブースター・ショットの展開を開始する準備ができていると言っています。
しかしながら、ブルームバーグ(Bloomberg)誌によれば、CDCは、3回目の投与の必要性についての議論が熱くなるにつれて、COVIDブースター・ショットを再調査するように設定された外部アドバイザーのグループによる会議を1週間遅らせました。
CDCの免疫化実施諮問委員会(Advisory Committee for Immunization Practices)は、8月24日にブースターの必要性について会合し、おそらく勧告を行う予定でしたが、現在、8月30日から2日間にわたって開催される予定です。
最初のブースターは、老人ホーム(nursing home)の居住者、医療従事者、救急隊員に行く可能性が高く、続いて、昨年末に予防接種が開始されたときに最前線にいた高齢者、そして一般の人々となります。
連邦保健当局(Federal health officials)は、J&Jワクチン接種者にガイダンスを提供する前に、さらなるデータを待っています。 しかしながら、当局はブースターも必要になると予想しています。
CDCの研究は、ワクチン保護が時間とともに衰えることを示しています
CDCが水曜日に発表した3つの研究では、感染に対するCOVIDワクチンの有効性が時間とともに低下し、デルタ変異株(Delta variant)との闘いには効果が低いことを確認しています。
ある研究では、老人ホームの居住者の感染症に対するファイザーとモデルナの有効性を経時的に評価しました、そしてデルタ株が支配的になると、デルタ前の75%から53%に低下したことがわかりました。 この研究では、無症候性(asymptomatic)、症候性(symptomatic)、重度の感染症を区別していませんでした。
別の研究では、21の病院のデータを使用して、長期にわたる入院に対するファイザーおよびモデルナのmRNAワクチンの有効性を推定しました。 mRNAワクチンを2回接種した1,129人の患者のうち、ワクチンの有効性は、ワクチン接種後2週から12週間で86%、13週から24週間で84%でした。
ニューヨーク州(New York state)のデータを使用した3番目の研究では次のことが分かりました。感染に対する3つのワクチン総ての有効性は5月上旬の92%から7月末には80%に低下しましたが、しかし、入院に対する有効性は比較的安定していました。
CDCの疾病率(Morbidity)と死亡率(Mortality)の週報の3つの報告からのデータは、3回目の投与の安全性、有効性、免疫原性(immunogenicity)を評価する後期臨床試験(late-stage clinical trials)が完了していなかったにもかかわらず、2回目の投与を受けてから8か月後にブースター・ショットを人々に推奨するために、バイデン政権の説得に役立ちました。
オックスフォードの研究では、ワクチン接種はワクチン未接種と同じくらい伝染性なことが示されています
ディフェンダー(The Defender)誌が木曜日に報告したように、8月16日に発表された英国の公衆衛生研究(British public health study)は、「突破(breakthrough)」感染症のワクチン接種を受けた人々が、ワクチン接種を受けていない人々に重大な感染リスクをもたらす可能性があることを示しています。
オックスフォード大学(University of Oxford)の科学者達による研究は次のことを発見しました。完全にワクチン接種された後にデルタ変異株に感染する人々は、病気に感染して、ワクチン接種を受けていない方達と同じ量のウイルスを運びます。
この研究はまた次のことを発見しました。以前の感染によって既に自然免疫を持っていてワクチン接種を受けた方達で、保護が最大でした。
300万以上の鼻と喉の綿棒[検体採取]に基づいて、オックスフォード大学の研究者は次のことを発見しました。ファイザーのワクチンまたはアストラゼネカのワクチンの2回目の接種から90日後、感染予防の有効性はそれぞれ75%と61%に低下しました。
これらの結果は、2回目の投与の2週間後に見られた各々85%と68%から減少しました。35歳以上の方達の間で有効性の低下がより顕著でした。
この研究はまた、ファイザーのワクチンを2回接種した後、有効性は少なくとも自然感染による保護と同じくらい大きいことを示しました - 新規のPCR陽性に対する初期の有効性は高くなりますが、しかし、高いウイルス量と症候性感染に対して保護防は急速に低下します。
研究者達はこう言いました、投与間隔により有効性が変わる証拠はありませんが、しかし、既に自然免疫を持っていてワクチン接種を受けた方達の間で保護がより高かったです。
科学雑誌に掲載される前でまだ査読されていない調査は、科学者達による次の懸念を強調しています。デルタ変異株は、以前の株よりも高い割合で完全にワクチン接種[2回の接種の意味]された人々に感染する可能性がありますし、そしてワクチン接種[した人]はそれをより簡単に[他人に]感染させることができます。
CHDはCOVIDワクチンの義務をめぐってラトガース大学(Rutgers)を訴える
チルドレンズ・ヘルス・ディフェンス(Children’s Health Defense、CHD)[子供の健康防衛]は、月曜日に18人の学生とともに、秋に学校に通う学生にCOVIDワクチンを義務付けるという大学の決定について、ラトガース大学(Rutgers University)、その理事会、ラトガース学長のジョナサン・ホロウェイ(Jonathan Holloway)氏などに対して連邦裁判所(federal court)に訴訟を起こしました。
訴訟(lawsuit)はこう述べています、自由な社会では、「総ての人々が自分の治療法を決定する権利があります - 特に自分の体に何を注射するかを決定する権利を持っています。 そして、誰もが、誰からの強制も受けずに自発的にその決定を下し、その決定の恩恵、特に危険度について完全に情報を得る権利を持っています。」
訴訟はこう断言しています、ラトガース大学の方針は、インフォームド・コンセントの権利と、望まない治療を拒否する権利の侵害です。
苦情はまた次のことを断言しています。何故ならば、2021年1月に大学が学生に学校に通うためにCOVIDワクチンが必要とされないことを保証したので、この方針は契約違反です。 わずか2か月後、ラトガース大学は、豹変し、クラスに参加する前にショットを受けるために新しい要件を発行しました。
原告によれば、ラトガース大学は、進行中の臨床試験でワクチンを研究および開発するために、- ファイザー、モデルナ、J&J - 3つのメーカー総てと協力しています。そして、もしもより多くの人がショットを受ける必要があるのならば、経済的に利益を得るでしょう。これは、FDAによって完全に認可されるまで、FDAにより実験的なものとして定義されています。
ラトガースの要件はまた、平等保護の否定を構成します。行政、教職員はワクチンを接種する必要がないからです。 それはまた、連邦法および州法と矛盾します。どちらも市民にCOVIDワクチンを要求する法律を制定していないからです。
165日と数えて、CDCはディフェンダー誌の問い合わせを無視します
CDCのウェブサイトによれば、「CDCは、あらゆる死亡報告をフォローアップします。追加情報を要求し、何が起こったかについてさらに学ぶことと、死がワクチンの結果だったのか、それとも無関係だったのかを判断する目的です。」
3月8日、ディフェンダー誌は、COVIDワクチンに関連して報告された死亡と傷害について、質問の書面によるリストでCDCに連絡しました。 私達は、私達の質問への回答を得るために、電話と電子メールを繰り返し試みました。
CDCの多くの人々との複数の電話や電子メールの通信にもかかわらず、そして、私達の要求はシステムにあって誰かが応答すると言われたにもかかわらず、私達が提出した質問に対する回答を私達は依然として受け取っていません。 私達が情報を要求する最初の電子メールをCDCに送信してから、165日が経過しました。
チルドレンズ・ヘルス・ディフェンスは、あらゆるワクチンに対して有害な応答を経験したどなたにも、これらの3つのステップに従って報告を提出するように求めています。
----- 出典 -----
childrenshealthdefense.org(参考記事)
7/29 の記事になりますがご参考まで
----- 2021/08/21公開の記事を読んで -----
FDAは、8月23日にファイザーのワクチンをアプロ―バル(正式な承認)をしました。モデルナやジョンソン&ジョンソンのワクチンは緊急使用許可(EUA)のままです。
VAERSのデータで、およそ1ヶ月でざっくり10万件が増えています。とても残念です。
その他のトピックとしてCDCの「時間経過でのワクチン効果減少」と、オックスフォードの「ワクチン済み者がブレークスルー感染し、スプレッダーになり得る」ことは気に留めておきたいことです。
まぁ、何人かの方達がオフレコで言いますが、さらなる変異のこともあり、ワクチンでは治まらないでしょうか... (上記の参考記事)
----- パズルのピース -----
zzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jpzzak.hatenablog.jp